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大阪で一人暮らしをする場合の家賃・費用相場・地域

更新日:2020年08月28日

「東の東京、西の大阪」と言われるように、大阪は日本を代表する都道府県です。そのため、企業や学校も多く、大阪での一人暮らしを検討している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、大阪で一人暮らしをする際の家賃相場や地域などをご紹介します。

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大阪で一人暮らしをする際の家賃相場

大阪府は、東京と神奈川に次ぐ3の約880万人が住む西日本最大の府です。そのため、大阪府には西日本を中心に、府外から多くの人が引っ越してきます。特に仕事などにより、一人暮らしをする人が非常に多い事が特徴です。

一人暮らしの物件を探す際、最も気になる事と言えばやはり家賃でしょう。そこで、今回は大阪で一人暮らしをする際の家賃相場をご紹介します。今回は、一人暮らしの人に多いワンルーム・1Kで見ていきましょう。

大阪市中心部はやや高め

大阪府全体の平均家賃は、約5万円と言われています。一方で、東京都全体の平均家賃は約7~8万円であり、大阪の方が家賃が安く暮らしやすいと考えられます。しかし、これはあくまでも大阪府全体での平均であり、全ての地域がこの平均価格とは限りません。都心部と郊外では、価格に大きな差が見られます。

やはり、利便性が高く都心でもある大阪市中心部は家賃が高い傾向があります。特に、北区や中央区などの繁華街やビジネス街の平均家賃は、ワンルームでも6万円台後半と高額になります。さらに、駅前や新築などはより高くなるため、安くても7万円程度はかかるでしょう。

一方で、大阪市内でも家賃が安い地域もあります。平野区や生野区、西成区などは大阪府全体の平均家賃よりも安い物件が多い傾向にあります。ただし、これらの地域は大阪市内でも治安が良くないと言われている地域です。特に、西成区は物騒な事件が多いため、女性の一人暮らしはできません。いくら家賃が安くても住むのは避けましょう。

大阪府北部は高め、南部はやや安め

続いては、大阪市以外の家賃相場と傾向を見ていきましょう。大阪市の中心部に比べると利便性がやや劣る地域もありますが、治安や生活面で非常に暮らしやすい地域もたくさんあります。

全体的に大阪府の北部は暮らしやすいと評判でが高い事から、家賃もやや高い傾向にあります。例えば、吹田市や箕面市、豊中市、枚方市などがその代表的な地域です。電車の沿線で言うと、主に阪急京都線や宝塚線などが通っている所は家賃が高い地域が多いです。

一方で、堺市や河内長野市、狭山市など大阪府南部は、北部に比べると家賃がやや安くなる傾向があります。また、堺市は大阪府で大阪市に次ぐ2番目に人口が多い場所であり、難波や梅田などからも比較的近いため、南部での一人暮らしを検討している方にもです。

一人暮らしの物件選びはココに注目

一人暮らしの物件を選ぶ際、家賃は毎月の大きな出費であり、できるだけ安く抑えたい費用でもあります。しかし、物件の家賃は安ければそれで良いと言う単純なものではありません。安心して暮らすためにも、一人暮らしの物件選びは非常に重要であり、慎重に選ぶ必要があります。ここでは、物件選びの際に注目すべきポイントについて見ていきましょう。

最寄り駅からの所要時間

一人暮らしの物件選びの際にまず注目すべきポイントは、最寄り駅から物件までの所要時間です。やはり、最寄り駅からの距離は近いに越した事はありません。あまりにも遠いと夜間の移動に危険が伴います。なるべく近い所を選ぶ方が良いでしょう。

ただし、駅から近い物件は遠い物件に比べて家賃がやや高くなる傾向があります。難しい選択ですが、女性はせめて最寄り駅から徒歩10~15分までの物件を選ぶ方が無難です。

最寄り駅から物件までの道のり

最寄り駅から物件までの所要時間を確認したら、次に確認するポイントは物件までの道のりです。最寄り駅から物件までにどんな店舗や建物があるのか、道に街灯があるのかなどを確認します。

いくら最寄り駅から物件までが近くても、そこまでの道のりに危険が潜んでいる場合は注意が必要です。例えば、のない真っ暗な道や、不良や暴力団の組員などが近くにいる道は通らない方が安心です。安全に通れる道を探し、万が一の際に逃げられる場所も確認しておくと良いでしょう。

マンションのセキュリティ

一人暮らしで住むマンションのセキュリティは、安全に暮らす上で非常に重要です。いくら治安の良い地域であっても、住む建物のセキュリティが甘ければ簡単に狙われてしまいます。そのため、予算が許す限りセキュリティがしっかり整ったマンションを選ぶ事が大切です。

特に注目すべき所は、マンションのエントランス部分と、各部屋のセキュリティです。エントランスのセキュリティが甘ければ、外部から簡単にマンション内に入られてしまいます。居住者が鍵を使ってエントランスのドアを開けるタイプや、エントランスに管理人や警備員が常駐しているとより安心でしょう。

さらに、各部屋には訪問してきた人の顏を確認できるモニターなどがあると安心して対応できます。近年は、宅配業者などのふりをして部屋に入ろうとする人もいたり、悪質な訪問販売などの危険性もあるため、簡単に部屋のドアを開けたりせず、訪問者の対応には十分注意しましょう。

マンションの壁の構造

一人暮らしの物件探しの際、意外に見落としがちな点として挙げられるのが、マンションの壁の構造です。洗濯や入浴、調理など生活する上でどうしても音は発生してしまいます。それらの音が、マンションなどの集合住宅ではトラブルの原因になりやすい事から、なるべく音漏れしにくい物件を選ぶとより安心できるでしょう。

マンションの壁の構造は、主に鉄筋コンクリート・鉄骨・木造の3種類に分かれています。その中で最も遮音性が高いと言われているのが、壁の密度が高い鉄筋コンクリートです。そのため、音漏れが気になる人は鉄筋コンクリートのマンションを選ぶと良いでしょう。ただし、鉄筋コンクリートはコストがかかる事から、家賃も高くなります。

一方、鉄骨構造は鉄筋コンクリートより遮音性はやや劣りますが、家賃が安価な傾向にあります。鉄骨には軽量鉄骨と重量鉄骨があり、より遮音性に優れているのは重量鉄骨です。物件を選ぶ際、なるべく軽量か重量か確認する方が良いでしょう。

大阪府での一人暮らしにかかる初期費用の相場

続いては、家賃以外の費用相場を見ていきましょう。一人暮らしは、家賃以外にも多くのお金がかかります。引っ越し代や家電の購入資金、さらに物件が決まった際に発生する敷金や礼金などで数十万円かかると見込まれます。ここでは、一人暮らしの物件が決まった後に発生する代表的な費用の相場についてご紹介します。

大阪への引っ越し費用はいくらかかる?

初期費用として意外と見落とされやすいのが、引っ越しにかかる費用です。一般的に、単身で荷物が少なく、大阪府間での引っ越す場合で約4~5万円かかると言われています。ただし、荷物が多い場合や他府県から大阪府へ引っ越す場合は、6~7万円程度かかるでしょう。

さらに、3~4月などの繁忙期に引っ越すと、通常の時期より1万円ほど高くなります。つまり、引っ越しの費用を左右するのは、移動距離と荷物の量、そして引っ越す時期と言う事です。では、引っ越し費用を安く抑えるにはどうすれば良いでしょうか。

引っ越し費用を抑えるためにできる事は、主に3つあります。それは、荷物をなるべく少なくする、繁忙期を避ける、梱包などを自身でやる、という事です。家電や家具など大きな荷物があると費用が高くなるため、運ぶ荷物は必要最低限にしましょう。ちなみに、大きな家具や家電などが無く荷物が少ない人は、引っ越し業者が取り扱っている単身者パックなどを利用すれば2~3万円で引っ越せる場合があります。

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初回公開日:2017年10月16日

記載されている内容は2017年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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