Search

検索したいワードを入力してください

フリーターが一人暮らしに掛かる費用|地域別の家賃/生活費・貯金法

更新日:2020年08月28日

一人暮らしがしたい!でもフリーターだし・・・と諦めていませんか。節約は必須ですが、フリーターでも一人暮らしは可能です。今回は、フリーターが一人暮らしをするのに掛かる費用、生活費、地域によっての家賃相場の違い、貯金をする方法などもご紹介します。

フリーターが一人暮らしに掛かる費用|地域別の家賃/生活費・貯金法

フリーターの一人暮らしは「節約」が基本

一人暮らしを始めるとなると、まずは引っ越しをするためにそれなりのまとまったお金が必要です。それをどうにか捻出して引っ越しができたとしても、今後は継続して実家暮らしでは掛からなかった家賃、光熱費、食費などが月々の出費に上乗せされます。

フリーターで一人暮らしをしている人もたくさんいらっしゃいますので、決して不可能というわけではありませんが、アルバイトで生計を立てているフリーターは、正社員として働いている人よりも収入が低い傾向にありますので(職種や時給にもよりますが)、フリーターの給料で一人暮らしを続けていくには節約とは縁が切れません。

家賃は「給料の3割」

一人暮らしの生活費の中で家賃が一番大きい出費です。「家賃は給料の3割」というのが定説ですが、実際は給料の3割でも少し生活が窮屈だと感じている人が多いのが実情です。このご時世「家賃は少しでも安い方がいい」というのがフリーターに限らず、賃貸暮らしの人の本音だと言えるでしょう。

家賃は、簡単にいえば都会に行くほど高くなります。また「駅が近い」「コンビニ、スーパーが近い」など、徒歩圏内に便利なものが揃っている場所は高いです。その他、築年数、設備(エアコン付、風呂トイレ別など)など、さまざまな要因によって家賃は決まっています。自分の理想と現実の妥協点を見つけて、住みたいと思える物件を探してみてください。

地域別一人暮らしにかかる家賃相場

家賃は、地域によって大きな差があります。自分の住みたい地域や住まなければならない地域の家賃相場をしっかり把握しておいた方が物件選びも円滑に進むでしょう。

昔は、物件情報を知りたいと思ったら、実際に自分の住みたい地域の不動産屋に足を運ばなければなりませんでしたが、インターネットが普及した今では、事前に全国の物件情報をインターネットで観覧することが可能です。

全く前情報がない状態で悪い不動産屋に当たってしまうと、相場から大きく外れたような高額物件を「お安くなってます」と契約させたれたりすることもありますので、下調べは必ずしていくことをします。

東京の家賃相場(7万円)

住まいに関する総合情報サイト「SUUMO」が毎年行っている「住みたい街」30位以内は、ほぼ東京都内が独占していることからも窺えますが、憧れの大都会日本での高い地域が東京です。当然、家賃も日本でを誇っています。

ただ、東京と言ってもすべての場所の家賃が高いというわけではありません。渋谷区や港区といった大都会のど真ん中に住みたいというなら、一人暮らし用の1K、1DKの部屋でも月々の家賃も10万円前後はかかってしまいますが、都心から少し離れると23区内でもフリーターの一人暮らしでも暮らしやすい、家賃6万円ぐらいの物件も多数存在しています。

また、東京都下と呼ばれる23区外ですと5万円台でもそれなりの物件に住めますので、フリーターや家賃を安く抑えたい人にはです。

大阪の家賃相場(6万円)

西の大都市大阪は、一人暮らしのフリーターには金銭的に優しい街だと言えるでしょう。個性的で魅力的な大都会ですが、家賃相場も6万前後とそこまで高くはありません。もちろん、梅田や心斎橋周辺などの中心地はそこそこ高いですが、大阪では探せばビックリするほど家賃が安い物件に出会えたりします。

また、スーパーやドラッグストアは値下げ合戦を繰り広げていますので、物価が非常に安く、食料品や日用品は驚きの安さで売られています。水道代やガス代が安いことも有名で、光熱費の負担も軽くなります。

ただ、注意しなければならないのが、大阪は犯罪発生率が全国1位であり、治安があまり良くない地域も存在することです。中心地はとくに犯罪率が高いので、女性の一人暮らしの場合は避けた方が良いでしょう。その点さえ注意すれば、金銭的余裕のないフリーターからすれば、とても暮らしやすい街だと言えます。

名古屋の家賃相場(5万円)

日本の三大都市の一つである名古屋ですが、名古屋駅周辺や栄などの中心地でも比較的家賃は安く、一人暮らし用の物件でしたら月に5万円前後で探せます。また、中心地から少し離れると閑静な住宅街が非常に多く、家賃も4万円程度に抑えられます。騒がしいのが苦手な人は、郊外も検討してみてはいかがでしょうか。

愛知県は、大阪府に次いで犯罪発生率が全国2位のですので、名古屋も場所によっては治安が良くないところがあります。治安が悪いところは家賃も安い傾向にありますので、家賃の安さだけで選んでしますと危険ですので、地域についてもきちんと事前に調べていくことをします。

沖縄の家賃相場(4万円)

南国リゾート沖縄への移住に憧れている人も多いのではないでしょうか。ただ、沖縄での一人暮らしには憧れや理想だけでは乗り切れない、非常に厳しい現実が潜んでいます。

沖縄の家賃相場は4万円前後とかなり安いですが、それには理由があります。沖縄県は、最低賃金が737円と安いため家賃も安く設定されています。物価も安ければそこまで暮らしにくくはないのですが、沖縄の物価は高いです。

本土から物資が運ばれてくるため、運搬費用が余分にかかってしまっているからです。賃金が安く物価が高いとなると、フリーターの一人暮らしには向いた土地とは言えないでしょう。

しかし、そういったデメリットを一気に覆す最大のメリット、素晴らしい海や自然が沖縄には存在します。他では味わえない沖縄の魅力に惹かれて、年間2万人以上の人が沖縄へ移住しています。

次のページ:フリーターが一人暮らしの家を借りる時の審査

初回公開日:2017年11月13日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related