【男女別】30歳の貯金平均額・貯金なしの回避方法
更新日:2022年04月11日
二人以上世帯の30歳代の貯金は
二人以上世帯の30歳代の貯金の平均値は、年収が300万円未満ですと61万円、300万円以上500万円未満ですと327万円、500万円以上750万円未満ですと452万円、750万円以上1000万円未満ですと1,122万円、1000万円以上1200万円未満ですと677万円、1200万円以上ですと2,860万円となっています。
二人以上世帯の30歳代の貯金の中央値の方は、年収が300万円未満ですと無く、300万円以上500万円未満ですと195万円、500万円以上750万円未満ですと375万円、750万円以上1000万円未満ですと506万円、1000万円以上1200万円未満ですと428万円、1200万円以上ですと1,000万円となっています。
実感的には中央値の方があっています。二人以上世帯ですから、30歳代の夫婦共働きであればこの中央値以上の貯金額は欲しいところでしょう。
30歳代での年収別の貯金なしの割合
平均の貯金額ではなく30歳代で貯金額がない人の割合を年収別にみてみます。
30歳代の貯金がない人の割合は、年収が300万円未満ですと約55%、300万円以上500万円未満ですと29%、500万円以上750万円未満ですと27%、750万円以上1000万円未満ですと20%、1000万円以上1200万円未満ですと同じく20%、1200万円以上ですと0%(すべて貯金あり)となっています。
年収300万円未満だと半数以上が貯金を持っていません、年収300万円以上750万円未満の場合でも約3割程度が貯金していません。さらに、750万円以上1,200万円未満の方にさえ20%が貯金していません。思ったより高い数字になっています。
30歳代の貯金額が多い方の年収とは
では、500万円以上とかなり貯蓄されている方の年収はどうでしょうか。
30歳代で貯金500万円の人の割合を年収でみると、年収が300万円未満ですと3%、300万円以上500万円未満ですと約12%、500万円以上750万円未満ですと約12%、750万円以上1000万円未満ですと20%、1000万円以上1200万円未満と1200万円以上ですとなぜか0%となっています。
30歳代で1000万円以上の貯金は
さらに、1,000万円を30歳代で貯金している人の割合を年収別でみると、年収が300万円未満ですと0%、300万円以上500万円未満ですと約1.2%、500万円以上750万円未満ですと約5.5%、750万円以上1000万円未満ですと15%、1000万円以上1200万円未満ですと20%、1200万円以上ですと25%となっています。
さらに、2,000万円を30歳代で貯金している人も数は少ないですがいます。30歳代では社会人になってからの人は、年収が多くてしかも目的があって貯金しているか、または資産運用で増やせた方でないと高額貯蓄はむずかしいです。
100万円の貯金とはどんなものでしょうか
社会人になってお給料をもらったら、最初につけたい習慣がお金を貯めること貯金です。漫然としていては貯金はできません、しっかりとまずは貯金100万円を目指して貯金開始です。とりあえず100万円あれば、何かの時にも対処できます。冠婚葬祭や転職など人生のイベントに対応するためにも貯金は必要です。
貯金を始めるときの目安は手取り月収の1割位にしておきましょう。お金を貯めるには、まずこの程度を給料から先にひいてしまって貯金に回して、残りで生活していくようにしていきましょう。余裕が出たら独身であれば2割をめどに貯金していきたいです。
手取り月収20万円の人なら、ボーナスの半分を加えることで、2年少々で100万円の貯金額に到達できます。
ボーナスや給料から天引きも
自分で一定額を積み立てるのに自信がない方は、給料天引きの財形貯蓄や、給料振込銀行で定期積立預金を利用すると自動的に引かれるとともに、ATMで簡単におろせなくなるので確実に貯められます。さらに預金利子も普通口座より高いのがうれしいです。
毎月やりくりが厳しく感じる方は家計簿をつけるなどして余計な支出を見つけていきましょう。いまではスマホにも家計簿アプリがあって、自動で支出項目を集計して比較してくれますので便利です。
200万の貯金とは
100万円たまったら次は200万円の貯金を目指していきましょう。まずは200万円あったら何に使いたいか目標設定するとためやすいです。そして今度は貯金を口座だけにするのでなく、遊び心も持ってためてみましょう。
結構良いのが500円玉貯金です。お財布に500円玉があったらすかさず貯金箱に入れ、500円不足した分を何かしらで切り詰めます。2000枚たまれば100万円です。もちろんこれまでの預金口座への入金もしますので、達成は頑張れば頑張るほど早くなります。
支出項目を切り詰めるのに、食材購入もポイントです。意外に食材は無駄に買ってしまいます。安いからと買い込むよりも、必要なものだけを買う習慣づけが大事です。その方が無駄な食費を切り詰められます。
300万の貯金とは
200万円の貯金の次の目標は当然300万円です。30歳代のほぼ手取りの年収に相当する金額ですから、これが貯金できれば自分にもしものことがあった時に1年間は生活できますので自分への安心感が増します。
今回は貯金がない状態からどのくらい頑張れば300万円たまるかを調べてみました。手取り年収を300万円と仮定しましょう。単純計算ではその2割を5年間積み立てれば300万円になります。
ボーナスは別にして毎月25万円の手取りがあれば年間300万円になります。そうすると毎月5万円を引いた残りで生活することになります。これまでのように給料から先に天引きしたとしても、それを取り崩さないように生活を見舞おさなければなりません。
初回公開日:2017年12月07日
記載されている内容は2017年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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