人数別平均の生活費と内訳|4人/3人/2人/1人/単身赴任
更新日:2022年04月11日
生活費は1人平均いくらくらい?
現在世の中は東京オリンピックに向けて景気が上がっていると言われていますが、実感はありますか?正直なところ、物価ばかりが上がって生活費が苦しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
生活費が1人平均いくらかかるか気になるところですが、1人暮らしか、あるいは2~4人の家族暮らしかの形態によって1人あたりの生活費平均は異なってきます。この記事では家族の人数別にそれぞれ平均生活費や内約を紹介していきます。
一人暮らしの平均の生活費
一人暮らしの生活費が平均でいくらかかるかは学生であるか社会人であるかによって、また住む場所によって大きく異なってきます。学生の場合と社会人の場合でそれぞれの生活費平均額を見て行きましょう。
学生の1人ぐらしは1ヶ月あたりいくらかかる?
住居と光熱費
生活費で大きなウエイトを占める家賃。全国大学生活協同組合による学生生活実態調査によると、大学生の1人暮らしの2016年度の平均は月額51,990円となっています。ただしこれは全国の平均値なので、東京の都心に住む場合と地方都市に住む場合で実際の平均金額にはかなり差があると予想できます。また、学生寮に住んだ場合とアパートを借りた場合でも平均額が異なってきます。
食費
学生の一人暮らしの食費の月額平均は全国大学生活協同組合の調査によると2016年度の平均額は24,770円でした。ただし、食費込みの寮に住んだ場合、あるいは自炊するか外食するかなど、それぞれのライフスタイルによって差が出ます。節約したい学生の方は自炊が必須となります。
学生の一人暮らし1ヶ月の総額平均
家賃、食費に加えて光熱費、通信費、娯楽費、その他全てを合計した生活費の平均額は月額で11,7610円。地域によって差はありますが、大学生が1人暮らしをするのに平均で月々約12万円が必要ということになります。12万円で月々の平均生活費をシミュレーションしてみましょう。
家賃:55,000円(郊外のワンルーム)
食費:23,000(基本的に自炊と学食)
水道・光熱費:7,000円
交際費:10,000円(飲み代、デート代など)
携帯、インターネット代:6,000円(格安キャリア、学割など)
娯楽費:5,000円
服飾費用:10,000円
交通費:4000円(大学までの定期など)
外食や交際費がかさむ場合はもう少し高くなります。なお、親からの仕送りの平均額は70,610円。仕送りだけでの生活はかなり厳しいため、残りはアルバイトや奨学金で賄っているケースが多く見られます。
社会人の一人暮らしは1ヶ月ぐらいいくらかかる?
社会人の一人暮らしの生活費は都市部で13~15万円が平均と言われています。平均的な社会人の一人暮らしの生活費をシミュレーションしてみましょう。
家賃:65,000円(都心部の1DK)
食費:25,000円(基本的に自炊)
水道・光熱費:8,000円(夏・冬は少し高くなることも)
交際費:10,000円(飲みに行ったり、友達とお茶をしたり)
携帯代:6,000円(通話はスマホアプリで)
娯楽費:5000円(本、DVDなど)
服飾費:10,000
交通費:5000円(会社までの定期代)
保険:5000円(いざという時の医療保険など)
このような生活で合計139,000円です。自炊をしない場合は食費がプラス1~2万円、また女性の場合は服飾費がプラス1~2万円高くなるなど、ライフスタイルによって変わってきます。およそ15~16万円見ておくとそれなりに不自由せず暮らせるのではないでしょうか。
単身赴任の平均の生活費
初回公開日:2017年12月22日
記載されている内容は2017年12月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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