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窓のカビの落とし方(枠/掃除/木枠/パッキン)・カビ予防法

更新日:2020年08月28日

窓を開けようとしたとき、サッシやパッキンに黒い斑点を発見することがあるでしょう。その正体はカビであることが多いのです。窓周りに生えてしまったカビはどのように取り除けば良いのか、どのように防いだら良いのかをパーツ別にご紹介します。

窓のカビの落とし方(枠/掃除/木枠/パッキン)・カビ予防法

窓のカビの落とし方とは?

湿気の多い梅雨の季節はもちろんのこと、寒くて窓を閉めがちになる冬の季節など、窓周りは一年中湿気が溜まりやすく、カビの温床になっていることがあります。気づいたら、窓枠やパッキンに黒い斑点や汚れがついていることもありますが、その正体はカビであることがほとんどです。窓や窓のパーツについてしまったカビの落とし方には以下のような方法があります。

窓のカビの掃除の流れ

カビ掃除には手順があります。まず第一に、カビのエサになるホコリや汚れを取り除くために、窓と窓周辺の掃除を行います。次にカビの菌そのものを死滅させます。どちらかだけを行っても、カビを根絶することができません。カビそのものとカビのエサをなくすことが肝心なのです。

まずは、窓ガラス全体を住宅用中性洗剤で拭くことで、窓の汚れを取り除きます。次に窓のパーツごとに、丁寧に汚れを落とすことで、カビのエサであるホコリや汚れを取り除きます。そして、今後カビが生えないように殺菌していきましょう。掃除のあとは水分が残っていることが多いので、しばらく喚起をして完全に乾かすのがポイントです。

窓枠

窓枠とは、窓のガラスの周りを囲むアルミ製の枠です。汚れやカビが付いていても、キレイに拭けば落ちる素材なので比較的簡単に済みます。まずは、住宅用中性洗剤で窓枠の汚れや黒ずみ、ホコリを取り除きます。汚れがキレイに取れたら完全に乾かし、住宅用のアルコールやエタノールなどの消毒効果の高いものを吹き付けて、カビ菌を殺菌すれば終了です。

カビがついたら厄介な木枠

多くの住宅では、窓の周りを木枠で補強してあります。この木枠部分に、カビが広がって生えてしまうと実に厄介です。なぜなら木枠は木製のため入り込んでしまうのです。表面にあるものを取り除いたとしても、根が深くてカビ菌が残ることがあります。掃除をしても再びカビが生えてしまうこともあるのです。

木枠の掃除方法とは?

木枠の掃除も、まずは住宅用洗剤で表面の汚れをしっかり取ることから始めます。次に、カビ菌を殺菌する工程に入りますが、木材はカビ取り剤の成分によって、色落ちしてしまうことがあるので注意が必要です。市販のカビ取り剤には木材、畳、布などの色落ちするものにも使える専用洗剤が販売されています。

しかし、専用洗剤を使用しても、ワックスが塗られていたり、木材に特殊加工がされていると色落ちすることもあります。専用洗剤だからといって、いきなり全体に塗るのではなく、まずは目立たない部分に綿棒などで少量塗り、色落ちしないことを確認してから全体に使いましょう。

木枠にカビ取り剤を使うときは、必ず使用上の注意や商品説明をよく読み、木材に使用しても良いのかを確認してから使いましょう。

目地

窓枠周りの目地に、カビが生えてしまうことがあります。目地は細いので、雑巾などでは上手に取れません。かといって、つまようじなどでゴシゴシこするとキズが入ってしまい、キズのあいだからカビが入り込んでしまいます。まずは、歯ブラシや綿棒などに住宅用洗剤を含ませ、細かな汚れを取ります。

次に綿棒にカビ取り剤を取りカビに直接塗ります。指定時間を置いたら、濡れた雑巾で塗ったカビ取り剤を取り除くように拭き取りましょう。

パッキン

窓のガラス部分と、サッシ部分をつなぐゴムパッキンは、カビが生えやすい場所のひとつです。まずは、住宅用洗剤を使って汚れを十分に落として乾かします。次に、カビ菌の殺菌をしますが、スプレータイプのものは、流れ落ちてしまうので、十分な効果が得られません。

ジェルタイプの流れ落ちにくいカビ取り剤を選ぶか、キッチンペーパーなどにスプレータイプのものを含ませて流れ落ちを防ぎ、しばらく置いておくのも良いでしょう。

カビのもとになる結露の対策

せっかく掃除で完璧にカビを除去しても、カビのもとになる結露を放置していては、またすぐにカビが生えてしまいます。カビが生えた窓というのは、もともと湿気や結露が溜まりやすいので、日頃のお手入れが肝心です。換気を心がけるか、結露を発見したらすぐに乾いた布で拭き取りましょう。

窓のカビを落とすのに効果的な洗剤とは?

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初回公開日:2017年09月12日

記載されている内容は2017年09月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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