実家が汚いときの対処法・イライラやストレスへの対処法
更新日:2020年02月12日
実家が汚くて困っている
「実家が汚い」ということで悩んでいる人は、意外と多いようです。ゴミ屋敷とまではいかなくても、親世代と子世代の「汚い」という感覚のズレから、実家に帰りたくないというケースが増えています。「放っておけばいい」「片付けてあげればいい」など、色んな意見が聞こえそうですが、一筋縄ではいかないのがこの問題です。
今回は、そんな「実家が汚い問題」を色んな視点からご説明します。ぜひ最後まで読んでみて下さい。
実家が汚い問題
子育て世代の人の悩みとして多く挙げられるのは、「実家が汚いと子供の衛生上困る」「恥ずかしくて旦那に見せられない」というものです。そして、親の老後を考え始める世代の人の悩みとして多いのは「生前整理」です。
実家が汚いときの対処法
まず一番大切なのは、コミュニケーションをしっかり取ることではないでしょうか。一方的に「汚い」「片付けて」とイライラしたり、帰省の度に一生懸命あなたが片付けてあげて、またすぐに汚くなってしまうことを嘆いたり、それでは一向に解決しません。むしろストレスが募るばかりです。
子育て世代の場合
きっとご両親は、あなたがなぜそこまで実家を「汚い」と感じているのかを、わかっていないのではないですか。長年一緒に暮らしてきた家族ですから、聞き入れてもらえないのも無理もないでしょう。
しかし、親世代とは衛生的な考え方も違いますし、物への考え方も変わってきています。どちらかが悪いというわけでもありません。親子とはいえ他人なのですから、ただ価値観が違うのです。
そしてあなたがなぜ嫌なのかを伝えてみましょう。
それは、「汚いと落ち着かない」なのか「汚いと片付けなければと思ってしまう」「子どもの体調が悪くなってしまう」「だらしない母親を見たくない」「ゆくゆく実家の片付けで大変な思いをするのは私」など、あなたの本心は何ですか。理由によっては、無理に帰ったり片付けてあげなくても良いでしょう。
親の生前整理が目的の場合
親の生前整理を考えている人の場合、具体的なアプローチが必要になります。しかし、無理強いは禁物です。しっかりと聞く耳を持って、「どのようにしたらお互いハッピーか」という寄り添う姿勢で進めていきましょう。
実家の片付けが原因で、親子関係に亀裂が入ってしまうのは避けたいものです。
実家が汚いことで感じるストレスと対処法
汚い部屋は、ストレス、ネガティブな感情、集中力の欠如などを引き起こすこともあり、心のバランスにとっては無視出来ない問題です。
実家が片付いていないケース
では、片付けられない人の特徴はどのようなものでしょう。片付けの基本は、「物の住所を決める」とは良く言われています。どこに何をしまうか、あらかじめ決めておくというのが大切です。
しかし、片付けられない人は、とりあえずリビングのテーブルの上に物を放置したり、とりあえずどこかへしまうので、どこに何があるかわからなくなってしまいがちです。また、片付けを先延ばしたり、言い訳をするのも特徴です。そして、無料サンプルなどはとりあえず取っておき、使わないけれど捨てるのはもったいないと思っています。
物が雑然と散らかり、まるで空き巣が入ったかのような部屋は、普段から整理整頓を心がけている人にとっては、とてもストレスが溜まる環境です。今や常識となった「断捨離」を、実家のご両親とともに進めてみてはいかがでしょうか。
実家が不衛生なケース
初回公開日:2017年09月11日
記載されている内容は2017年09月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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