物を捨てられない人の心理・捨てられないもの・捨て方のコツ
更新日:2020年08月28日
物を捨てられない人とは
断捨離や整理収納、ミニマリストといった片付けや余計なものを持たない生活など、整理整頓に関してはいろいろな方法論が巷にあふれています。トライしてすっきりした人もいれば、その時は片付けたけど元に戻ってしまったという人もいるでしょう。
生活スペースにおいて片付けは避けられないテーマです。つい物を溜め込んでしまう人、物を捨てられない人の心理とはどのようなものなのでしょうか。自分自身の中にあるその理由がわかれば、それをクリアにすることで捨てられない自分から捨てられる自分に変わることができるでしょう。
物を捨てられない人の心理
物を捨てられない人になぜそれを捨てられないかを尋ねたら、ほぼ「もったいない」「また使うかも」「物は大切にしなければならない」「思い出の品だから」といった返事が返ってくるのではないでしょうか。
もったいないから捨てられない
もったいないと考える気持ちは大切です。物が溢れて欲しい物がすぐ手に入る時代において、ひとつの物に対して愛着を持つことは悪いことではありません。しかし、それが使う用途もなく使う機会もなく、ただもったいないから捨てられないと言うだけであればそれは違います。
せっかくお金を払って買った物を手放すのはもったいないと考えているのであれば、それはその物に対してではなく払った金額に対してのこだわりです。逆に持ち続けている方が目に入るたびに気になって、捨てられない自分への心理的な負担になることもあるでしょう。
また使うかもしれないから捨てられない
今は使っていないけどまた使うかもと、その物に対して未練があり捨てられないこともあるでしょう。ではまた使うかもの「また」を具体的に言えるでしょうか。例えばキッチングッズで持っている物より機能の優れた物を買ったけど、古い物も用途によっては使い道があれば「また使う」もあるでしょう。
例えば服やファッション小物などはどうでしょうか。まだ着るかも、まだ使うかもという未練で手元に残す物は、数年たっても結局着たり使うことはなかったという物も多いのではないでしょうか。
物は大切にしなければいけないから捨てられない
物を大切にするという精神はとても立派です。ショッピングモールには物が溢れネットで簡単に物が買えてしまう時代に、一つの物を大切にする気持ちは大事です。しかし、それは自分にとって本当に大切にする意味のあるものに限ります。
使える物も使えない物も、自分が大切にしている物もそれほどではない物も、すべてが同じではありません。物を大切にしなければいけないから捨てられないという心理は、物に対する自分の価値が取捨選択できないことの裏返しにもなります。物を捨てられないことを物を大切にしてるからという言い訳でガードしているとも言えるでしょう。
思い出の品だから捨てられない
思い出の品だから捨てられないという気持ちもあるでしょう。その当時の楽しかったことやいろいろな思い出を懐かしむことができる物は、それだけで自分にとっては価値のある物です。思い出の品を置いておけるスペースに余裕があるうちはいいですが、それが今の生活に必要なスペースを侵食するのであれば片付けるタイミングではないでしょうか。
過去の懐かしい思い出も大切ですが、それより大切なのは今とこれからの生活です。どこかで折り合いをつけていかないと、新しいものに出会うチャンスも潰してしまいます。
捨てられない物の例
ここまではどういう心理が働いて物が捨てられないかを述べてきましたが、ここでは捨てられない物の例を具体的に挙げていきましょう。
洋服
初回公開日:2018年01月15日
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