部屋の片付け方・順番と手順・収納方法|物が多い
更新日:2018年06月14日
なぜ部屋は散らかってしまうのか
思春期を迎えた中高生にとって散らかった部屋は男女共通、長年の悩みです。
その原因として、小学生から中学生、中学生から高校生と、行動範囲や勉学、学校や友人との関わりなど色々な変化起こり、それに伴って部屋の中が変化することがあげられます。
具体的には、勉強の変化、興味の対象が増える、心理的甘えや精神面の不安定さなどです。
教科が増え、教科書が増えると同時に付随する副教本や資料などが増えます。興味の対象が増えれば、興味を持った事に関するものが増えます。必然的に物が増え、片付ける場所が不足してしまう事態に陥ります。
また、思春期特有の自立心や反抗期から、「したくないこと」を後回しにしたり、「片付けなさい」と注意されたことに反抗してしまったり、精神的な面から片付けに至らないことが少なくありません。
このように、普段生活の中に片付けられない理由が潜んでいます。
年代別おすすめの部屋の片付け方
では、いざ部屋を片付けようと動いた時どこから手をつければ良いのか、今まで片づけを避けてきた人間にはなかなか難しい課題です。
そもそも、部屋の片付け方がわからないと困惑する人も少なくはないでしょう。
また、年代によって部屋の片付け方へのアプローチや意味合いが少しずつ違ってきます。次に、中学生、高校生のおすすめの部屋の片付け方を紹介しましょう。
中学生にお勧めの部屋の片付け方
中学生になると、自室は成長と共によりプライベート要素の強い場所、だからこそ自分のものは自分で管理する力が必要になってきます。
それも踏まえ、部屋の片付け方の第一としてまず捨てるもの、取っておくものを自分基準で設定し取捨選択ができるようにしましょう。
具体的には、「今」自分にとって必要か、どちらか迷う、必要ではないか。3つの基準を元に持ち物を分類してみましょう。すると、今の生活で自分が本当に必要なものが目に見えてわかります。
片付けられないのは、自分の管理能力を超えた物量であることが考えられます。まずはそれを適正量にすることからはじめましょう。
またそれを行うことに対して、期限を設けてみましょう。何かをするのに期限はつきまといます。中学生なら宿題を期限までに提出するのは当たり前です。そうする事によって、期限を守るために「計画」を立てられるようになります。
高校生にお勧めの部屋の片付け方
高校生になると、よりやることも興味も増え、持ち物の種類も多義に渡るようになります。学校生活で必要なものも中学生に比べて増え、靴、バック、洋服、アクセサリー、化粧品、雑誌など、お小遣いやアルバイト収入で欲しいものが買えるようになり、所持品自体が急激に増える時期です。
こうなると、物の所持品目が増えることによって物を減らすことも難しくなります。
では、どのような部屋の片付け方をすれば良いか。散らかるのは物の置き場所が決まっていないからです。まだ置き場所が決まっていないものの置き場所を決めましょう。
ただ単純に置く場所を決めるのではなく、「自分にとって使いやすい場所、片付けやすい場所」を考え決めることが大切です。自分が部屋でいつもどのように過ごしているかを考え、その動きに当てはめて物の置き場所を決めれば、取り出しやすく、また片付けやすい部屋を作ることが可能です。
部屋の片付け方の順番ってあるの?
いざ部屋を片付けるとなると、どこから手をつけて良いのか、部屋の片付け方が分からない。そういう人も少なくはないのではないでしょうか。また、一言で片付けると言っても、物を減らしたいのか、収納したいのか、見た目を美しくしたいのか、片付けの目的によって手法が全く異なってきます。
そもそも片付けに方法というものはあるのでしょうか。
部屋の片付け方にはロジカルな方法があります。それにのっとれば、無秩序に片付けをするよりも格段に早く、気持ちの良い部屋作りができるでしょう。
下記で、部屋の片付け方の一方法についてご紹介します。
散らかる理由を考えよう
部屋が片付かないのには必ず理由があります。物が多すぎて収納場所がない、出したものを片付けない、物が捨てられないなど、その理由を考えてみると必ず自分部屋がなぜ散らかったかが分かります。
また片付かない部屋の状態は「自分の心の鏡」とも言えます。勉学、人間関係、部活動、親子関係、恋愛、将来など何かに悩んでいる心の状態が、散乱した部屋に現れています。
多くの人が無意識ではありますが、心と環境は非常に密接に繫がっており、部屋が散らかっている状態だと自分の心も整理できないままになってしまいます。部屋を整え、心のバランスも整えましょう。
上手な片付け方の手順
上手な片付け方の手順をご紹介します。
3つの箱の準備と大体の予定を立てよう
初回公開日:2018年06月14日
記載されている内容は2018年06月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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