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すだちとかぼすの違い・ゆずなどの柑橘類とその違い|すだちやかぼすに合う料理

更新日:2020年08月28日

美味しいさんまの横にある、あの青い蜜柑系の物。あの名前ってなんだっけ?すだち?、かぼす?、と分からなくなったことはありませんか?この問いにすぐに答えられる人もいます。今回は、すだちとかぼすの違いなどについてご紹介します。

すだちとかぼすの違い・ゆずなどの柑橘類とその違い|すだちやかぼすに合う料理

「すだち」や「かぼす」の爽やかな香りの成分である「リモネン」にはアロマテラピー効果もあります。この「リモネン」は脳内のイライラや不安などで発生する脳波を減少させてくれます。また血行改善の効能もあり肩こりなどにも効果があります。

「すだち」と「かぼす」の保存方法

「すだち」と「かぼす」の保存方法は、ビニール袋に入れてできる限り空気を抜いて密閉し、冷蔵庫の野菜室で保存します。1か月ほど保存できますが、黄色っぽくなってくると風味が落ちるので、なるべく早く使いましょう。

ただ、旬の季節に1か月では使い切れない量を貰ってしまうこともあります。その時は、果汁を製氷皿にしぼって冷凍保存しましょう。使いたい分量だけ解凍して使うことができます。

「すだち」や「かぼす」に似ているその他の柑橘類

「かぼす」や「すだち」の他にも、似ている柑橘類は意外とたくさんあります。これらの見分け方などについても下記で説明します。

ゆず

「ゆず」も「すだち」や「かぼす」と同じ香酸柑橘類になります。見分け方として、見た目が「すだち」や「かぼす」と違って皮は黄色で表面が、でこぼこしています。大きさは約120gほどで「かぼす」と同じくらいか、やや小ぶりになります。

「ゆず」は中国の揚子江上流が原産と言われており、日本では飛鳥時代・奈良時代に栽培していたという記述が残っています。柑橘類としては寒さに強く、東北地方でも栽培可能で古くから日本各地で栽培されています。

また、江戸時代頃から12月の冬至の日に柚子湯に入ると、風邪を引かずに過ごせると言われています。

へべす(平兵衛酢)

「へべす」は宮崎県日向市原産の香酸柑橘類です。名前の由来は江戸時代に宮崎県日向市の平兵衛さんが発見して栽培が始まりました。そのことから「ヘベス(平兵衛酢)」と呼ばれるようになったようです。「へべず」「さんず」と呼ばれることもあります。

大きさは「すだち」と「かぼす」の中間くらいで、味はよく似ていますが、酸味がまろやかでさっぱりした味わいです。

皮が薄いので、保存期間は他の香酸柑橘類に比べやや短い傾向にありますが、その分果汁が多く、また種も少ないのでが上昇しています。

ライム

「ライム」はレモンと似ていますが、「レモン」より小ぶりで、マレーシアなど東南アジアの熱帯地域が原産地です。現在はカリフォルニアやメキシコなどでも栽培されています。

「ライム」は他の香酸柑橘類に比べ酸味は少ないものの、独特の苦みと香りがあります。それゆえ、「レモン」より活用の幅がせまい感じがしますが、アルコールとの相性は抜群なので、他の香酸柑橘類に比べ、ジン・ライムやモスコー・ミュールなどカクテルの材料としてよく使われています。

シークワーサー

「シークワーサー」は沖縄や台湾で自生している香酸柑橘類です。「シークワーサー」という呼び名は沖縄での呼び名で、和名は「ヒラミレモン(平実檸檬)」といいます。沖縄の方言で、”シー”が酸っぱい、”クワーサー”は食べ物という意味で”酸っぱい食べ物”という意味で「シークワーサー」と呼ばれています。

他の形が香酸柑橘類と違い、形が温州ミカンのようにやや横に平べったい形をしています。

「すだち」や「かぼす」に合うお料理

「すだち」や「かぼす」は健康や美容にも良いので、美味しく体に取り込みたいところです。しかし、さんまの塩焼きにくらいにしか使ったことがない人も多いようです。そこで、お料理をいくつかご紹介します。

簡単すだちうどん

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初回公開日:2017年10月11日

記載されている内容は2017年10月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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