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築30年のマンション・一軒家の価値|価格/中古/寿命/固定資産税

更新日:2021年03月23日

築30年前後のマンションや一軒家が近年注目されています。。日本では新築が好まれ、築30年の物件を購入するということは考えられないといった風潮があります。しかし、ここまで注目されるには魅力があるということです。今回はその魅力をまとめてみました。

築30年のマンション・一軒家の価値|価格/中古/寿命/固定資産税

築30年でもリフォームすれば、価値も据え置かれると書きました。そして、気になるのがリフォーム代です。ざっと調べてみると500万円ほど必要と言われています。これは、家屋の規模によって左右されることなどで、一つの目安だと考えてください。

築30年になると、設備の老朽化や住宅を支える箇所(床や壁、梁にあたる場所)の修繕費用が掛かる場合もあるため、高額になります。

築30年の賃貸のデメリット

先に築30年の賃貸は家賃が安いというメリットを書きました。メリットがあればデメリットもあるので、今回は築30年の賃貸のデメリットを書きましょう。

築30年の賃貸物件のデメリットとして、まず設備が古いということがあげられます。よく言われるのが台所やトイレといった水回り。蛇口の栓が古いタイプだったり、トイレの水圧が弱いことがあります。そして、エアコンが古いという点が設備面で最もネックなことの一つでしょう。

エアコンが古いということは、従来の省エネタイプではない場合もあり、冷暖房が効きにくく、電気代が高いということがあります。また、築30年ともなると設備がいきなり壊れたりということもあります。築30年の賃貸物件を借りることを考えているのなら、まずは設備をチェックすることをします。

耐震など

古い物件となりますと、設備面以上に耐震が心配という人もいるでしょう。日本は地震大国なので、耐震性を重視するのは当然です。築30年の耐震は新築よりも劣る印象があるのは当然です。

しかし、1981年に新しく耐震基準ができました。この新耐震基準は1978年の宮城沖地震を受けて定められたもので、この1981年の耐震基準で建てられた建物は、阪神淡路大震災や、東日本大震災などの大規模地震においても倒壊被害がほとんど出てないと言われています。

築30年の魅力

近年、ヴィンテージマンションといった1964年の東京オリンピックを境に建てられたマンションが話題となっています。新築が好まれる傾向のある日本で、築30年以上のマンションが好まれる背景として、立地がよいというのがポイントです。

その一方で、築30年以上たっているので旧耐震基準が多いです。しかし、耐震補強やリフォームやリノベーションを行うことによって、家を最初から建てるよりも引き継いで家を作っていく方が愛着がわきます。最近では国が中古物件を購入しやすいように、後押しをしてくれているので、中古物件も購入選択に入れてみてはどうでしょう。

初回公開日:2017年10月25日

記載されている内容は2017年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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