蛍光灯・蛍光灯器具の外し方|丸型/直管/カバー/本体
更新日:2017年10月04日
中央に蛍光灯を固定する枠があり左右にカバーが分かれているタイプの玄関灯によく利用される横長蛍光灯カバーは、そのまま横にカバーをスライドさせることで取り外すことができます。
一方、電球型蛍光灯を使用するランプタイプの玄関灯カバーであれば、カバーを左に回すことで外すことができます。
キッチンの蛍光灯カバーの外し方
キッチンのベースライトに使用される蛍光灯カバーの外し方は、カバーの側面にあるツマミをスライドさせた後、カバーの引っ掛け金具から蛍光灯カバーを取り外します。
和室の蛍光灯カバーの外し方
和室などによく利用される和風ペンダントタイプの蛍光灯カバーの外し方は、一旦蛍光灯本体をシーリングから取り外した後、カバーの天板を固定しているネジや固定金具を外します。
ルーパー蛍光灯の外し方は?
オフィスなどでPCモニターの光の映り込みを防止するためなどに使用されている格子状の蛍光灯カバーは「ルーパー」と呼ばれる物で、蛍光灯を交換するためにはこのカバーを外さないといけないので、上記の家庭用に加えてルーパーの外し方も簡単にご紹介します。
ルーパーの外し方にはいくつか種類があるので一様にはいきませんが、大まかな外し方の種類としては「ネジ式」「ボタン式」「Vバネ式」などがあります。
「ネジ式ルーパー」の外し方は、ルーパーにある小さなネジをドライバーで回すことで内部のロックが解除されカバーを外すことができます。
「ボタン式ルーパー」の外し方は、ルーパーの左右2箇所ずつにある取り外し用のボタンを押しながら下に引くとルーパーが外れる構造になっています。
「Vバネ式ルーパー」の外し方は、ルーパーを下方向に引っ張り内部にあるV字型のバネを引き出した後、そのバネをつまみながらバネ受け金具から外します。
蛍光灯器具の取り外し方は?
端子台の外し方は?
蛍光灯器具には「端子台」と呼ばれる配線を一箇所にまとめるための部品が付いているものもありますが、端子台の取り外しや交換作業には配線工事が必要になる事が多いため、このような作業をとり行う場合は安全確保の観点から「電気工事士」の資格を持った事業者に依頼する方が安全です。
配線の加工を伴わない部品の交換作業は「電気工事士法上の軽微な工事」に該当するため、事業者に依頼せずに自分で作業ができるという意見もありますが、電気工事による感電死は電圧の高さに関係なく感電した際の電流に比例するため家庭用の電圧でも非常に危険です。
配線の外し方は?
上記で説明した通り、配線作業は非常に危険で「電気工事士」の資格が必要になるため、資格のない方が作業をすると違法となる他、配線の接続不良による火災事故の可能性もあるので、これらの作業には「電気工事士」の資格を持った事業者に依頼しましょう。
交換する蛍光灯は同じメーカーじゃなきゃダメなの?
蛍光灯に記載されている型番の最初のアルファベットは「蛍光灯の形状・点灯方式」を示し、それに続く数字が「定格電力(W-ワット数)」になります。蛍光灯の仕様規格は型番により統一されているので、交換するときにメーカーが違っても型番が同じ物なら問題なく使用できます。
なお、直管蛍光灯の場合は同じワット数でも菅径が細い省エネタイプもありますが、交換する前と同じ型番(最初のアルファベットと次の数字)であれば問題なく使用できます。
蛍光灯を交換したのに明かりがつかない時は?
直管蛍光灯の明かりがつかない
初回公開日:2017年10月04日
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