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2018年10月04日

用途ごとの合板の種類(構造用)・合板の種類ごとの価格/特徴

DIYや工作、日曜大工で使う合板、いざ購入しようとしたら、どれを選んだら良いか全然わからないということはありませんか?今さら人に聞けない初心者レベルのこと、断片的にしかわからなかったことも総合的に知りたいですよね。合板選びに必要な基本知識を一緒に学びましょう!

用途ごとの合板の種類(構造用)・合板の種類ごとの価格/特徴

用途別にどの合板を選べばいいの?

用途ごとの合板の種類(構造用)・合板の種類ごとの価格/特徴

DIYで板が必要になった時、ベニヤ板と合板の意味など、基本的なことを知っているようで知らない方も多いかもしれません。この記事では合板の種類や特徴、価格などの基本知識をまとめてみました。

まずは用途別にどの種類の板を選んだら良いのか、一緒に見ていきましょう。

合板の種類

JAS規格(日本農林規格)で規定されている種類は、大きく5つに分かれます。

・構造用合板
・コンクリート型枠用合板
・普通合板
・天然木化粧合板
・特殊加工化粧合板

一般的に内装・家具・建具などに幅広く使われる種類として、普通合板があります。広葉樹が主で、ホームセンターで良く見かけるラワンやシナがこれに当たります。

次は住宅で良く使われる、「構造用」「フローリングの下地材用」の2つの用途に最適な種類をご紹介しましょう。

構造用

建物の重要な構造部分に使用する種類は、構造用合板と言います。建築用資材として、住宅用に作られました。耐久性・耐震性に優れている為、屋根・壁・床の下張りに使うと建物の耐力性が上がります。

別名「Kプライ」とも呼ばれています。現在は針葉樹を使って作られた針葉樹合板が主流です。木の種類は、杉、桧、ラーチ、トドマツなどが一般的になります。種類の違いで用途は変わりません。DIYで使う目的なら、どの種類を選んでも変わらないでしょう。

分類の仕方は、接着の程度を表す「類別」として接着耐久性区分の4種類に分かれており、構造用では主に「特類」「1類」の2種類を使用します。

総合的な品質の程度として、「1級」「2級」の2種類に分類されています。

1級:木造住宅の「軸組工法」や「枠組壁工法」の構造耐力上、重要な部位に使われる。長辺にさね加工のあるものもある。

2級:1類と同じですが、主に屋根・壁・床下地に使われる。

□特類(フェノール樹脂接着剤等)
雨や湿気に強く、住宅の耐力壁等の構造用耐力部材や足場板等 に使われます。
□1類(メラミン樹脂接着剤等)
湿気に強く、屋外の使用可能で住宅外装用や雨や湿気の多い基礎の型枠等に使われます。
今回我が家の梁は、コレです・・。

出典: http://www.geocities.jp/anko63521/house/hari/gh.htm |

フローリング

フローリングを貼る前段階では、下地を組む用途で使います。建物構造の種類や床の仕上げの工法によって、下地材を貼る手順が変わってきます。

下地に板を使うのは、一般的に広く用いられる、戸建住宅の「根太工法」(別名:捨て貼り工法)です。下地は大引、根太、合板、フローリング材の順番で施工します。マンションの場合は「二重床工法」という施工方法になります。状況によっては「捨て貼り」を省略して、直接根太やベースパネルに貼り付ける「直貼り」という方法もあります。

「直貼り」だと厚さが30mm以上のフローリング材でないと、強度として弱いです。12~15mm厚のフローリングが一般的の為、「捨て貼り」の場合下地の合板は厚さ12mm以上は必要になります。最近では根太を省略して、大引や土台に直接24mm位の合板を貼り、その上から床材を施工する「根太レス」工法も増えています。

それでは下地の板はどの種類を使ったら良いでしょうか。

使用するフローリング材の説明書に、おすすめの種類が記載されています。根太を入れた場合、厚さ12mmの構造用合板を使う場合が多いです。ですが床下からの湿気を防ぐ為には、根太の上に0.1mm厚以上の防水シートを敷き、その上に厚さ12mmの耐水合板を捨て貼りするのが無難です。根太レス工法の場合は、厚さ28mmの構造用を使います。

合板の種類と価格

用途ごとの合板の種類(構造用)・合板の種類ごとの価格/特徴

購入出来る場所としてはホームセンターや通販、近所の建材店などが考えられます。「構造用」や「針葉樹合板」「コンパネ」など呼び方がバラバラなので、一般の私達から見るとわかりづらいといえます。相場は購入先やサイズ、加工にもよりますが、一般的には1300~1500円前後です。

構造用はベニヤよりも安値で使いやすいのがメリットになります。ただ、つい安い種類を選びがちですがホームセンターで極端に安く売られている場合、JAS規格ではない可能性があるので注意が必要です。JAS規格の認定を受けている商品には、板に刻印が押されています。

DIYで使うなら、JAS規格のものでなくても良いのでしょうか。JAS規格の認定を受けていない商品の場合、F☆☆☆☆(フォースター)ではなかったり、構造的に弱い可能性があります。

地元の建材店では、ホームセンターで在庫していない商品を購入出来るのがメリットです。24mmや28mmなど厚いものや特殊なサイズも取扱いしており、枚数が多い場合は配達してもらえる店舗もあります。

ホームセンターには、12mm×3尺×6尺(910mm×1820mm)や9mm×3尺×6尺(910mm×1820mm)が置いてあります。12mmは1,200円前後、9mmは850円前後が相場です。
ホームセンターでは、工具の貸し出し、カット等のサービスがあります。作業を簡略化することもDIY成功の秘訣です。また、軽トラレンタルや有料の配達サービスも店舗によっては実施しています。

出典: http://sumanavi59.com/archives/892#i-4 |

通販で購入出来る種類の参考例

合板はネットでも購入できます。

ネットで購入するメリットは、サイズカット済みの商品やサイズを指定したり、化粧として使う場合には、片面をサンダー処理してくれている商品もあります。

出典: http://sumanavi59.com/archives/892#i-4 |

合板の種類と特徴

用途ごとの合板の種類(構造用)・合板の種類ごとの価格/特徴

材質や加工法、表面の仕上げなどによって、いくつも分類されています。JAS規格による分類は、板面の品質による等級は9段階あります。

分類が複雑な為、一般の方が見てもどのグレードが良いのか、何を比較したら良いのか基準がわかりやすく載っている情報が少ないのが現状です。断片的にネットで検察しても、総合的に最低限の知識を得るまで、時間がかかることもあるのではないでしょうか。

特徴によって最適な商品が変わって来る為、基本知識のヒントとして以下の特徴別に見ていきましょう。

強度

強度は強度性能によって1級、2級の2種類の等級に分類されています。「曲げヤング係数」「曲げ強さ」「面内せん断強さ」の3つの基準で検査が行われ、1等級の板は全ての項目をクリアしたものです。2等級の板は、「曲げヤング係数」の1項目のみ満たした商品になります。

一般的な木造の建築物の屋根・外壁・床などに使われている下地板の種類は2等級です。強度検査を受け、性能的にも強度的にも一定の基準を満たしている為、2等級でも問題ないといえます。

条件によっては、より優れた性能を持つ1等級の板を使うケースもありますが、価格も高くなるでしょう。

・強度等級A、B、C、Dで表す1級の構造用合板:ラワン合板
・強度等級E、Fで表す2級の構造用合板:針葉樹合板

厚み

厚みは9mm~28mmまでが一般的です。その中でも、住宅の壁や床の下地に使う主流は9mm、12mmの厚さになります。最近では、防音性や耐震性を高めることを目的として、作業を省略して効率化をはかる方法が出てきました。

最近の住宅では、根太を省略して床下地板の厚みを厚くして、直接梁につける「根太レス工法」を取り入れ、厚さ24mm、28mmの構造用合板を使うことも増えて来ています。これは、従来の根太を入れる工法よりも、地震や台風などの災害時の水平力に対して強くなるのがメリットです。

また建物の屋根、壁、床などの耐力部分の下地に使う場合は、一般的に厚さ9mmの構造用合板が使われます。

耐水性

耐水性の表示は、使用される合板に「JASマーク」として印刷表示されています。耐水性の違いでT1とT2の2種類に分類されています。T1が耐水性の強いもので、T2が耐水性の低いものです。水がかかるような場所に使用する場合、T2は使えません。

耐水性が高い順に、「特類」「1類」「2類」「3類」の4等級の種類に分けられています。JAS規格によって接着強度を保証する為、耐水性能によって分類されているのです。ただし耐水性がある程度あっても、完全に水に強いわけではない為、雨に濡れないようにしましょう。

特類は屋外用の耐久性・耐水性があり、1類は外壁や屋内用、2類は家具部材用、3類は仮用途の順で、耐水性能が低くなります。

T1の場合は、メラミン樹脂接着剤が使われていて、湿気が多い場所に使います。押入れや水回りの床(クッションフロアの下地)等に使う場合もあります。T2と比べて値段は高くなりますが、耐水性が優れています。※耐水性が高いと言っても、水をジャブジャブかけて良いわけではありません。また、DIYで利用を検討している場合は、T1ではなくT2で十分です。

出典: http://sumanavi59.com/archives/876 |

T2ベニヤとは、一般的に通称、普通ベニヤと呼ばれています。T2はユリア樹脂接着剤が使われることが多く、T1と比べると耐水性に劣ります。
ホームセンターで見かける大半のベニヤはT2のものです。DIYで利用する場合はT2で十分です。特に賃貸物件の場合は、数年後に撤去する可能性が高いことを考えると、値段が高いT1をわざわざ使う必要はありません。
持ち家で、クッションフロアの張替えや押入れの下地のやり変えを検討していて、T2では不安という方は、T1をおすすめします。
※T1の上に”特類”という耐水性がより高い商品があります。また、T3やJAS認定を受けていない耐水性が低い商品もありますのでご注意下さい。

出典: http://sumanavi59.com/archives/876 |

□特類(フェノール樹脂接着剤等)
雨や湿気に強く、住宅の耐力壁等の構造用耐力部材や足場板等 に使われます。
□1類(メラミン樹脂接着剤等)
湿気に強く、屋外の使用可能で住宅外装用や雨や湿気の多い基礎の型枠等に使われます。
今回我が家の梁は、コレです・・。
□2類(ユリア樹脂接着剤等)
多少の湿気のある場所での仕様、おもに内装用です。
□3類(増量ユリア樹脂接着剤・カゼイングルー等)
湿気に弱いので今では、ほとんど使われていないようです。
しかし何でもいいから安い合板が欲しい時はコレでしょう・・。

出典: http://www.geocities.jp/anko63521/house/hari/gh.htm |

サイズ

構造用合板のサイズは、910×1820mm~910×3030mmが、一般的に使われています。最も使われている種類は、3×6(サブロク)と言われる910×1820mmです。

建築物の使用用途によって、JAS規格より以下の種類に分類されています。

・910×1820mm:屋根下地、床下地
・910×2440mm:枠組壁工法
・910×2730mm:木造軸組工法
・910×3010mm:木造軸組工法

接着剤

合板を接着している接着剤の種類には、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドが含まれています。シックハウス症候群とは、主に住宅の新築・リフォーム工事完成時に、のどの痛み、めまい、全身の倦怠感、頭痛、目がチカチカするなどの症状があらわれる健康障害です。

発症する原因としては

・十分換気をしていない
・室内にカビやダニ、有害な化学物質などの物質がある
・室内の気密性が高い

ことが考えられますが、1番の原因は発がん性があると言われているホルムアルデヒドという種類の化学物質です。

家具・木材や壁紙の種類からホルムアルデヒドが発散され、空気汚染の原因になっています。これを受けて2003年に建築基準法が改正され、建材にはホルムアルデヒド放散量に応じて等級が付けられるようになりました。F☆~F☆☆☆☆まで4種類あります。室内には放散量が1番少ない、F☆☆☆☆(フォースター)の等級がついた建材がおすすめです。

面積で制限されておりF☆☆☆☆の放散量は、1時間に1㎡当り0.005mg以下におさえられています。合板のJAS規格によるホルムアルデヒド放散量区分と、建築基準法のホルムアルデヒド規制は対応しています。F☆☆☆☆の板でも、放散量は0ではないのですが微量の為、内装仕上げとして無制限に使用することが認められています。

換気回数に応じて使うことの出来る面積が制限されているのは、F☆☆☆とF☆☆です。例えば、天井裏などはF☆☆☆の使用が認められています。F☆の商品は、残念ながら建築物の内装材としては使用出来ません。

合板を接着しているものは、ホルムアルデヒドとの化合物ですが、低ホルムアルデヒドの接着剤を使い、さらには放出を防止する為に、キャッチャー剤が配合されています。

出典: http://kenti9.com/archives/16 |

建築基準法改正に伴い、今ホルムアルデヒドキャッチャー剤の必要性がさけばれています。数年前より、化学反応により、ホルムアルデヒドを分解してしまうというキャッチャー剤が登場してきました。分解のメカニズムは反応により別の物質にかえてしまうということで、最大の特長は捕捉したホルムアルデヒドを再リリースさせないことです。また反応力が強力なため、短期時間に捕捉するメリットがあります。

出典: http://www.n-chemtrex.com/page008.html |

合板のことはやっている間にだんだん分かってくる!

用途ごとの合板の種類(構造用)・合板の種類ごとの価格/特徴

今回は合板の種類や特徴について、いろいろな角度から基本的なことを紹介しました。DIYや工作、日曜大工が人気の今、私達も自分で建築資材を選んで購入する機会が増えて来ています。情報は多いですが、難しく書かれているものもあるので、今さら聞けないような初心者レベルから知りたい方も多いのではないでしょうか。

敷居が高いと思いがちな建築資材も、少しずつ勉強して材料選びに役立てたいものです。「難しい」と苦手意識を持たず、作りたいものの出来上がりをイメージすれば、モチベーションも上がります。参考例をヒントにしてじっくり様々な情報を検討し、モノづくりに最適な材料を選びましょう。

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