屋根の種類・種類と建物別の構造・屋根に使う材料の種類
更新日:2020年08月20日
木造の特性と耐久性って?
木造にしろ、鉄筋コンクリートにしろ、重要なのはその風土に適しているかです。高温多湿で通気性が大事なのが日本です。埋め立て造成地域の場合は、地震で地盤の良し悪しが数年後現れる事もあります。家を建てる地域がどれに当てはまるか、土地の特色種類を把握してから家選びを検討するのが理想です。
木造建築と一言でいっても日本古来の在来工法、輸入住宅の2×4の大きく二種類あります。しかし、屋根と構造の関係性考えた場合でも、震災後の建築基準法は大幅に厳しく改善され、耐震性は大幅に向上しています。
耐久性の差は建物にはほとんど無く、信頼できる経験豊かな職人か、工場製産を信じるかの違いです。木造のメンテナンス基準は10年が目安で、建物の寿命を短くするのは防水性能の低下。その他にも屋根材それぞれの耐久性や、軒が無い陸屋根などデザインも重要に関わってきます。
陸屋根住宅は維持費用がかかる?
最近は木造住宅でも建築デザインがおしゃれで、屋上スペースが有効に使える陸屋根が見られますが、定期的なメンテナンスが絶対に必要不可欠な屋根種類である事を理解した上で、購入すべきです。
いくら引き渡しの時に完璧な状態でも、日光や地震やいろんな自然条件を毎日受ける屋根であり、床であるのが陸屋根という屋根種類の特徴です。当然予期せぬひび割れなどが起きやすいリスクがあります。
実際に雨漏りしてからでは、ただの塗り替え以上の費用がかさんでしまいます。そうなる前に、適度なメンテナンスが必要ですが、陸屋根の防水工事は、屋根工事とは材料も施工法も全く別の工事種類であり高額です。あとで知って後悔しないように維持費を計算した上での購入をします。
マンションの構造と耐久性って?
マンションは鉄筋コンクリートですが、工法の種類により開口部の大きさや、室内の圧迫感などの設計デザインが変わってきます。階数により、耐震性や耐久性からの観点でさまざまな制限があります。
鉄筋は引っ張られる力に強く、コンクリートは圧縮に強い特性があります。使われるコンクリート材も昔の建物と現在の建物では全然違います。現在の基準に満たない材料を運んできた生コン車は、工事現場入り口で返されます。
鉄筋で梁や柱を造る工法、壁や天井を厚くし箱を組み合わせる工法、鉄骨を組み合わせる工法などの構造種類があります。屋根にあたる屋上の処理も防水の観点からだいぶ進化し、屋上を作らず屋根を付けるマンションも多いです。デメリットは共同メンテナンスなので、小回りがきかないという点です。
平屋の構造と耐久性って?
最近、平屋を好む傾向が多いそうです。その背景には少子化や、設計の自由度や選択種類が多いこと、耐震にも構造的に安心なこと、建物トラブルも少なく、メンテナンスも楽で老後も暮らしやすいなどがあげられます。
いいことずくしのように思える平屋ですが、デメリットもあります。面積が大きい場合、デザインや基礎によって建築費用が割高になる場合もあります。また、都市部では日当たりが悪い、周りの高い建物から生活が丸見えなどがあげられます。
それを考慮した都市部の平屋は、光をうまく建物内に取り入れるために、窓の位置を高く、横に細長くする事で、目隠しや通気性にも優れたデザインが種類的に多いです。近代平屋は逆三角の屋根や高床式など種類も豊富です。
庭に増築する平屋って?
一般的にパネルハウスと言われ、その多くがDIYが盛んな海外からの輸入品です。地域の条例基準や気候に従い、低コストで自分で建てられるのが魅力です。日本は湿気が多いので、木材部分は一年に一回は再塗装するなどメンテが必要ですが、見た目がプレハブなどより風情がありです。
屋根に使う特殊な材料の種類って?
屋根の材質の特性を知る事で、自分が家を建てたい地域にどんな種類の屋根が合うのかが見えてきます。想定が増える、いろいろな種類を見ていきましょう。
マイクラって何?お役立ち学べるゲーム?
ものをつくるゲームとして、子供にのあるシュミレーションゲームです。バーチャルの世界ですから実現性の低いものもありますが、共同建築ワークショップなど、将来意義のあるシュミレーションができます。
遊びながら木の材質や種類も、自然に憶えていきます。オークやマツやシラカバなどです。実際の木造建築にもマツやスギやラワンやパインなどが使われています。大工の子供も工場で遊んでいるうちに馴染んでいきます。
幼少の頃にこのような経験をしておくと、将来また出会った時に自分で調べたり、採光のシュミレーションなど想像力が高まり、新しい発想ができる才能が生まれる可能性があります。絵を描くのと同様、イメージするのは大事なことです。
メンテに欠かせない?屋根の塗装材って?
初回公開日:2017年10月26日
記載されている内容は2017年10月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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