陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤
更新日:2020年02月07日
食器の補修となると安心して使用できるのかとても気になります。口に入るものを入れるので接着面が食材に触れないことが何より一番ですので「金継ぎ」での補修がおすすめです。「金継ぎ」は日本では、縄文時代には修理としてはじめられ、装飾としては室町時代の頃、15世紀か16世紀頃から使われていた修復技法です。
室町時代には割れた湯飲みを「金継ぎ」で補修してお茶とともにその湯呑の柄を楽しんでいました。湯飲み茶わんを「金継ぎ」の技術で修復してるものを美術展や本、テレビなどで見ることもあります。ネットでは「初心者用金継セット」と言うものも販売され、海外のサイトでも「金継ぎ」が紹介され注目を浴びています。
陶器種類別の補修方法
陶器の置物に使う接着剤
陶器の補修の接着剤は、「陶器用」や「せともの用」と表示があるものも販売されています。硬化時間の短いタイプは、手軽に簡単に接着することができます。しかし、少し細かいピースになってしまったものには、速く組み合わせることは難しいので、選ぶなら硬化時間のある程度あるものの方が接着しやすいです。
陶器の洗面台の補修に使える接着剤
洗面台の陶器の補修には、ホームセンターなどでも陶器専用の接着剤が販売されています。「陶器用補修剤」で接着することができます。しかし、水をためるボウルの場合は、時間の経過でいずれ水漏れしてしまうこともありますので、交換を考える必要があります。
取っ手の補修に使える接着剤
陶器の取っ手には、2液式のエポキシ樹脂「ハイスーパーシリーズ」などが売られています。エポギシ系の2液式を混ぜて使用するもので、飾り物の陶器や飾る目的でのガラスのコップなどを修復することができます。硬化時間30分のものなので5分ものより硬化するとより接着力が強いので、陶器の取っての修復に使えます。
表札に使える接着剤
表札を取り付ける場合は設置する場所の汚れをとり、乾燥させて付きやすい状態にします。外の気温が低いと接着するまでに時間がかかります。気温が低い時はドライヤーを利用して貼り付けましょう。
陶器の種類専用の接着剤
素焼きに使える接着剤
美術出版サービスセンターから「素焼き接着剤」というものも販売されています。また、 Bisonユニバーサル万能接着剤。家庭用のDIYの修理に利用しやすいもので、用途が広く木製紙やカード、セラミック、陶器、ガラス、金属、素焼きにも対応しているものもあります。
初回公開日:2017年12月28日
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