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陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

更新日:2020年02月07日

大切にしていた陶器の飾り物など思い出深いものもうっかり落としてしまって割れてしまうなんてこともあります。大切な人からいただいたものやお気に入りのものこそ修復してでも大切にしたいと思うものです。手軽に修復できる接着剤についてまとめてみました。

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

陶器に使える接着剤の種類

とても大切にしている陶器を壊してしまったなんてことあります。それが思い出深いものだったり、とても大切な人からの頂きもので、大事にしていたのにうっかり落として破損なんてとても残念。ちょっと接着することで元のようになるのなら、なんとか修復してでも手元に置きたくなります。そんな大切な陶器の修復、どんな接着剤が良いのかなどについて調べてみました。

耐熱対応の接着剤

耐熱対応の接着剤で高温のものは1000℃まででも大丈夫なものも出ています。ランプなどの高温になるものの補修には、300℃から500℃の接着剤が必要になります。硬化時間が短いものは、耐熱温度があまり高くないものも多いので耐熱対応の接着剤を選ぶ時は注意が必要です。

強力な接着剤

エポキシ樹脂系の接着剤の特徴は、固いものをしっかり接着できることです。強力な接着剤として1液で接着するタイプのものと2液で接着するタイプのものがありますが2液で接着する方が一般的に接着力が強力であると言われています。

無害な接着剤

天然接着剤というものがあります。ニカワをベースにしたもので合成化学物資を使用せずホルムアルデヒトも発生させません。木酢液や柿渋液などの木工品や建築内装の用途に使われます。

無害な接着剤はドイツが進んでいるので日本で販売されている天然樹脂ベースの接着剤は、ドイツの製品が多いです。石油化学物質を一切使用せず、植物性溶剤を使用しているので安心して使うことができます。身体には安全なものなので環境にも良く室内に使えます。しかし接着面で10年以上すぎると剥がれたりすることがあります。

陶器に使える接着剤の種類

ボンド

ボンドはコニシ株式会社の製品で、家庭用の接着剤として手芸、ホビー、ガーデニングなどの接着や穴埋め、補修などの日曜大工やDIYに使うものなどがあります。また、工業用、建築用、内装関係の接着剤なども取り扱っています。ボンドは白い接着剤で乾くと透明になります。

一般にボンドと言えば黄色い容器の木工ボンドが馴染みの接着剤です。主剤は酢酸ビニールエマルジョンで、 水性ですから使いやすいのですが水には弱い接着剤です。

アロンアルファ

アロンアルファは東亜合成が製造、販売していますが、家庭用としてのアロンアルファは、コニシが販売総代理店です。シアノアクリレート系の瞬間接着剤です。瞬間接着剤といえばアロンアルファが代名詞になりますが、ボンドアロンアルファシリーズとして販売されています。

アロンアルファを使う上での問題点は、接着させるものの容量が大きい場合、わずかな隙間があると接着が弱くなることです。接着面が少ない時の使用に向いています。シアノアクリレート接着剤は接着力が強く、硬化時間が速いので使いやすい接着剤です。シアノアクリレートモノマー(液体)が空気中や被着体表面 の水分と反応して瞬間で硬化するタイプです。

エポキシ

セメダイン会社が運営する接着剤。代表的なものがエポキシ系接着剤です。透明でゼリー状になっている接着剤です。エポキシ系の接着剤には1溶液のものと2溶液で接着するものとがあります。1液性は、容器から出すと固まり始める接着剤で、2液性は主剤と硬化物を合わせて混ぜることで反応します。

エポキシ系のガラス、陶器用接着剤は最初はにおいがしますが、固まってしまうとにおいはなくなります。

陶器の食器の補修方法

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初回公開日:2017年12月28日

記載されている内容は2017年12月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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