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2018年10月04日

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

大切にしていた陶器の飾り物など思い出深いものもうっかり落としてしまって割れてしまうなんてこともあります。大切な人からいただいたものやお気に入りのものこそ修復してでも大切にしたいと思うものです。手軽に修復できる接着剤についてまとめてみました。

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

陶器に使える接着剤の種類

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

とても大切にしている陶器を壊してしまったなんてことあります。それが思い出深いものだったり、とても大切な人からの頂きもので、大事にしていたのにうっかり落として破損なんてとても残念。ちょっと接着することで元のようになるのなら、なんとか修復してでも手元に置きたくなります。そんな大切な陶器の修復、どんな接着剤が良いのかなどにについて調べてみました。

耐熱対応の接着剤

耐熱対応の接着剤で高温のものは1000℃まででも大丈夫なものも出ています。ランプなどの高温になるものの補修には、300℃から500℃の接着剤が必要になります。硬化時間が短いものは、耐熱温度があまり高くないものも多いので耐熱対応の接着剤を選ぶ時は注意が必要です。

強力な接着剤

エポキシ樹脂系の接着剤の特徴は、固いものをしっかり接着できることです。強力な接着剤として1液で接着するタイプのものと2液で接着するタイプのものがありますが2液での接着する方が一般的に接着力が強力であると言われています。

無害な接着剤

天然接着剤というものがあります。ニカワをベースにしたもので合成化学物資を使用せずホルムアルデヒトも発生させません。木酢液や柿渋液などの成分の木工品や建築内装の用途に使われます。

無害な接着剤はドイツが進んでいるので日本で販売されている天然樹脂ベースの接着剤は、ドイツの製品が多いです。石油化学物質を一切使用せず、植物性溶剤を使用しているので安心して使うことができます。身体には安全なものなので環境にも良く室内に使えます。しかし接着面で10年以上すぎると剥がれたりすることがあります。

陶器に使える接着剤の種類

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

ボンド

ボンドはコニシ株式会社の製品で、家庭用の接着剤として手芸、ホビー、ガーデニングなどの接着や穴埋め、補修などの日曜大工やDIYに使うものなどがあります。また、工業用、建築用、内装関係の接着剤なども取り扱っています。ボンドは白い接着剤で乾くと透明になります。

一般にボンドと言えば黄色い容器の木工ボンドが馴染みの接着剤です。主剤は酢酸ビニールエマルジョンで、 水性ですから使いやすいのですが水には弱い接着剤です。

アロンアルファ

アロンアルファは東亜合成が製造、販売していますが、家庭用としてのアロンアルファは、コニシが販売総代理店です。シアノアクリレート系の瞬間接着剤です。瞬間接着剤といえばアロンアルファが代名詞になりますが、ボンドアロンアルファシリーズとして販売されています。

アロンアルファを使う上での問題点は、接着させるものの容量が大きい場合、わずかな隙間があると接着が弱くなることです。接着面が少ない時の使用に向いています。シアノアクリレート接着剤は接着力が強く、硬化時間が速いので使いやすい接着剤です。シアノアクリレートモノマーの成分(液体)が空気中や被着体表面 の水分と反応して瞬間で硬化するタイプです。

エポキシ

セメダイン会社が運営する接着剤。代表的なものがエポキシ系接着剤です。透明でゼリー状になっている接着剤です。エポキシ系の接着剤には1溶液のものと2溶液で接着するものとがあります。1液性は、容器から出すと固まり始める接着剤で、2液性は主剤と硬化物を合わせて混ぜることで反応します。

エポキシ系のガラス、陶器用接着剤は最初はにおいがしますが、固まってしまうとにおいはなくなります。

陶器の食器の補修方法

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

食器の補修となると安全性がとても気になります。口に入るものを入れるので接着面が食材に触れないことが何より一番ですので「金継ぎ」での補修がおすすめです。「金継ぎ」は日本では、縄文時代には修理としてはじめられ、装飾としては室町時代の頃、15世紀か16世紀頃から使われていた修復技法です。

室町時代には割れた湯飲みを「金継ぎ」で補修してお茶とともにその湯呑の柄を楽しんでいました。湯飲み茶わんを「金継ぎ」の技術で修復してるものを美術展や本、テレビなどで見ることもあります。ネットでは「初心者用金継セット」と言うものも販売され、海外のサイトでも「金継ぎ」が紹介され注目を浴びています。

陶器種類別の補修方法

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

陶器の置物に使う接着剤

陶器の補修の接着剤は、「陶器用」や「せともの用」と表示があるものも販売されています。硬化時間の短いタイプは、手軽に簡単に接着することができます。しかし、少し細かいピースになってしまったものには、速く組み合わせることは難しいので、選ぶなら硬化時間のある程度あるものの方が接着しやすいです。

陶器の洗面台の補修に使える接着剤

洗面台の陶器の補修には、ホームセンターなどでも陶器専用の接着剤が販売されています。「陶器用補修剤」で接着することができます。しかし、水をためるボウルの場合は、時間の経過でいずれ水漏れしてしまうこともありますので、交換を考える必要があります。

取っ手の補修に使える接着剤

陶器の取っ手には、2液式のエポキシ樹脂「ハイスーパーシリーズ」などが売られています。エポギシ系の2液式を混ぜて使用するもので、飾り物の陶器や飾る目的でのガラスのコップなどを修復することができます。硬化時間30分のものなので5分ものより硬化するとより接着力が強いので、陶器の取っての修復に使えます。

表札に使える接着剤

表札を取り付ける場合は設置する場所の汚れをとり、乾燥させて付きやすい状態にします。外の気温が低いと接着するまでに時間がかかります。気温が低い時はドライヤーを利用して貼り付けましょう。

陶器の種類専用の接着剤

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素焼きに使える接着剤

美術出版サービスセンターから「素焼き接着剤」というものも販売されています。また、 Bisonユニバーサル万能接着剤。家庭用のDIYの修理に利用しやすいもので、用途が広く木製紙やカード、セラミック、陶器、ガラス、金属、素焼きにも対応しているものもあります。

金属に使える接着剤

超高速接着剤

ボンドアロンアルファーEXTRAゼリー状の超高速の接着剤です。超高速だけどタレないゼリー状なので使いやすく多用途タイプで金属、陶器の他木材や皮革、電化製品、機械にも使えます。

硬化開始30分の接着剤

オートウェルド(JBウェルド)と言うアメリカの世界中で人気の接着剤。開封後でも25年間の品質保証の強力接着剤。 水、油、酸性に強く、完全硬化時間は24時間ですが、振動や高温にも強く耐熱温度は300℃、成分はエポキシ樹脂です。用途は、金属、陶器、石、コンクリート、プラスチック、木などに使用できます。

陶器のトラブルひび、欠けの補修

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

陶器のひび

陶器のひびはちょっと補修が難しいです。すっかり割れてしまうよりも両面から補修しても接着面の容量が少なく壊れやすい状態です。それ踏まえて接着し壊れたら補修するか、あきらめてお取替えがおすすめです。

陶器の欠け

陶器のちょっとした欠けを修復するには、エポキシパテがおすすめです。乾くと陶器みたいになるので欠けの部分を補修することができます。乾いた後はサンドペーパーできれいに形を整えることが必要になります。セメダイン 穴うめ・成形 エポキシパテ金属用60g

「金継ぎ」でも欠け部分を補修することができます。仕上がると欠けている部分ちょうど金色の柄が入りあじわいのある陶器になります。

陶器の接着剤の上手なはがし方

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤
種類品名硬化前硬化後
水性形接着剤木工ボンド他お湯に浸して柔らかくしてふき取る
エポキシ樹脂系接着剤クイック5、ハイスーパー30、ハイスーパー5他アセトン、メタノール、塗料薄め液アセトン、メタノール、塗料薄め液でとれなければ紙ヤスリ、砂消しゴム、ナイフで削り落とす
合成ゴム系接着剤G17、Gクリア他トルエン、塗料薄め液トルエン、塗料薄め液でとれなければ、紙ヤスリ、砂消しゴム、ナイフで削り落とす
瞬間接着剤ボンドアロンアルファシリーズアロンアルファ専用はがし隊、アセトン、除光液専用のはがし隊、アセトン、除光液でとれなければ紙ヤスリ、砂消しゴム、ナイフで削り落とす。1~2時間煮沸してから行う
充てん剤・弾性接着剤ウルトラ多用途SU、JBウェルド、バスボンドQ他塗料薄め液ナイフで削り落として塗料薄め液でふき取る

陶器の接着剤の購入方法

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

接着剤の購入方法はホームセンターや東急ハンズ、またはネットでも購入することができます。エポキシ系の接着剤は強力で人気がありますが、100均のダイソーでもエポキシ系2溶液タイプの接着剤が販売されています。Aにエポキシ液、Bに硬化剤が入っていて同じ量を混ぜあわせて使います。パテのように穴埋めにも使える接着剤です。100均で間に合わせようと思う時に使ってみてはいかがでしょうか。

お気に入りの陶器をよみがえらそう

陶器に使える接着剤の種類|耐熱/強力/無害・おすすめの接着剤

陶器の修復について「金継ぎ」と言う日本に昔からある技法についての本も販売されて、教室や講習会もあります。金継ぎでよみがえった陶器は補修したところが個性的な柄になり味わいがあり、。眺めてみるのも楽しくなります。

しかし、1つだけちょっとした壊れた陶器を直すなら、やはり簡単に直せる接着剤はとても便利です。壊れた部分の接着面の汚れをとって接着剤を塗って接着するだけなのでとても簡単です。割れた陶器の破片がしっかりきれいに接着し、また飾ることができるとほっとします。

思い出のあるものは、なおのことです。日曜雑貨などは接着剤を使うだけでまた使用できるのですから、うれしくなります。諦めて捨ててしまう前にちょっと接着剤で修復を試してみてはいかがでしょうか。

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