2x4材でDIYベンチをを簡単に作ろう！DIYベンチの作り方を紹介

ステップ2：図面を書こう

構想が決まったら、図面を書きます。図面は設計図なので、DIYで作業する上で重要な作業となります。

図面の書き方は、自分がわかりやすい方法で良いでしょう。ただしベンチのサイズはしっかりと記入するようにします。

そしてどの長さの木材が何本必要なのか、どの順番で組み立てるのかを細かく図面にすれば作業する時に非常に便利でしょう。

ステップ3：寸法通りにカット

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図面ができ上ったら、寸法通りに材料をカットしていきます。カットする時に注意する点は長すぎても短すぎてもいびつな形となってしまいますから、慎重にカットしましょう。

DIYで失敗する原因の一つがこのカット作業なので、初めての場合は慎重過ぎるほどが良いでしょう。

材料をカットしていくと本数も多くなり、どの木材がどの部分かわからなくなりますので、カット作業中にどの部分の木材か目印をつけておくと良いです。

ステップ4：表面をサンダーで滑らかに

DIYで2×4材を利用してベンチを制作する場合、2×4材は表面が加工されているので特にササクレなどはありませんが、材料をカットするとその断面は、ササクレができるのでサンダーで削り滑らかにする必要があります。

ホームセンターで手に入る2×4材は仕上げ材と呼ばれ、表面が320番から800番で処理されており、比較的綺麗なのでそのまま塗装もできます。

ステップ5：好きな色をペイント

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塗料の種類には木材用や鉄部用など素材により塗料が違うので、必ず塗る素材に合わせた塗料を用意しましょう。このほか水で薄めたり刷毛を洗う事ができる水性塗料や、専用薄め液が必要な油性塗料があります。特徴としては、油性より水性は匂い少なく乾燥が早いので室内での作業に向いています。

塗装には、木目を浮き上がらせるステインやニスのほか、塗りつぶす一般塗料があるので、自分の希望に合わせて塗料をチョイスしましょう。

ステップ6：ベンチの脚を組む

ベンチの脚を組む時には、天板と90度になるように組み立てる必要があります。90度にするには「さしがね」などを利用して、確実に直角になるように組んでいきます。

最初に天板が載る部分の枠組みを作ります。枠は4隅90度になるように木ネジでしっかりと固定します。木ネジは真っ直ぐ止めるのではなくすこし斜めにして止めると強度が出ます。

4隅に脚を木ネジで止めていきますが、印をつけて均等に木ネジで止めていきます。

ステップ7：天板を固定

天板を固定するには、位置決めをしっかり行わなければいびつな形になります。そこで、天板の裏側に先ほど組み立てた脚をあてがい、印をつけてから木ネジで止めましょう。

印をつけり時に左右前後均等になるように、さしがねなどを使いはみ出る部分を測りながら行います。

印を付けた場所に脚と天板を動かないようにクランプなどで止めて、下穴をドリルで開けます。木ネジは斜めに差し込み止める事で強度が出るので、垂直に止めないのがポイントです。

ステップ8：荷物置き用の横板を固定

ベンチに荷物置きがあれば便利なので、座る下に横板を設置して荷物置きにすると良いでしょう。横板を固定する場所は、座る天板部分と、横板部分の距離をある程度取らなければ、荷物が入りません。

椅子に高さが400mmから450mmが適当な高さなので、荷物沖のクリアランスとしては、300mm程度を目安に設置するとよいでしょう。

横板が水平になるように脚に印をつけてから、木ネジで確実に固定しましょう。

ステップ9：必要ならば防腐塗料

DIYで作成したベンチを野外に設置するのであれば、防腐剤を塗った方が良いでしょう。防腐剤は、雨風による腐食やカビのほか、木食い虫、蟻によるベンチの劣化を防ぐためにも必要です。

しかしDIYベンチは人の肌が触れますから、防腐剤の種類で毒性の強いキシラデコールなどは、説明書をよく読む必要があるでしょう。

防腐剤は1度塗ったら終わりではなく、1年に1回は塗り直す必要がある事も理解しておきましょう。

ステップ10：最終チェックを済ませて完成

DIYベンチを木材の切り出しから塗装、組み立て、防腐剤塗布まで済めばもう完成です。しかし、最終確認はしっかり行いましょう。万が一大事な人が座ってベンチが壊れては目も当てられません。

最終チェックは、全ての木ネジが確実に締めつけられているか、各部にゆるみやガタが無いかを実際に自分で座り、キシミやガタがないかをチェックしましょう。

全てのチェックに合格できれば、DIYベンチの完成です。