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布団ダニの特徴と退治方法・効果的な掃除機

更新日:2020年08月28日

布団にいるダニはとても厄介です。見えないうえに明るい昼間は布団の奥底に隠れています。夜になり暗くなると布団の表面に出てきてごそごそと活動を開始します。ダニはアレルギーや刺されることによるかゆみの原因になります。そんな厄介なダニの駆除方法を紹介します。

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布団ダニの特徴

布団にいる害虫といえばダニです。ダニは全世界で2万種いると言われ、非常に種類が多いです。家や布団の中にいるダニはほんの一握りで、そのほかのダニは、自然界でのびのびと生きています。

ダニは非常に小さく、どこにでも入り込むことができるのでとても厄介です。布団の中で梅雨時期や夏場に発生したダニは、秋に入ると死骸となって粉々になり、フンとともに人の体に入りこんできます。最近では、建築技術の向上で気密性が良い住宅が増えていることもあり、冬場でもダニが確認されることもあります。ですので、冬場の寒く乾燥した時期でも注意が必要です。

布団にいるダニの数はどれぐらい?

家の中にいるダニは主に「ヒョウヒダニ」と「ツメダニ」と「イエダニ」です。どんなに毎日きれいに掃除していても、汚れていないように見える布団でも、残念ながら布団ダニはいます。完全に除去することは不可能なのです。「人がいるところにはダニがいる」そう思って生活した方が良さそうです。

布団にはなんと数万匹から数十万匹いると言われています。ダニは暖かく多湿な気候を好みます。日本の梅雨や夏の時期の布団は、ダニにとってとても住み心地が良い環境なのです。ですが、駆除を行った後、予防をしっかりしておけば、0とはいきませんが確実に減らすことができます。

ヒョウヒダニの特徴

ヒョウヒダニは、家の中にいるダニの中で7-8割はこのダニです。布団や枕、クッション、ぬいぐるみ、カーペット、畳やフローリングにまで存在しています。家じゅうにいるという事になります。

ですが、このヒョウヒダニは直接刺してきたりするわけではありません。ヒョウヒダニの死骸やフンがアレルギーの原因になってしまいます。人間が落とすフケや垢が大好物です。ですので、こまめに掃除機をかけてキレイに保つことで、アレルギーを抑えることができます。

温度が20から30℃・湿度が60から80%の環境に好んで生息します。天日に干して布団の湿気を取り除くことも大切な予防方法です。

ツメダニの特徴

ツメダニは、薄いオレンジ色をしていて、ヒョウヒダニやイエダニ、畳などに生息しているチャタテムシなどの他のダニの体液を吸って生きています。稀にですが、ツメダニが人を間違えて刺して体液を吸ってしまうので、ひどいかゆみが出てしまうのです。

気密性の高いマンションなどの室内にいることが多いダニです。建てて数年たった家屋の畳に発生することもあり、畳に直接布団を敷いているご家庭は気をつけなければいけません。湿気がたまる通気性が良くない場所に好んで隠れていることもあり、梅雨時期から秋口にかけて多く発生します。

ツメダニを増やさないようにするためには、餌であるヒョウヒダニやイエダニなどを、増やさないようにしなくてはいけません。それらを減らすことにより、ツメダニの数も減っていきます。

イエダニの特徴

イエダニは、全体的に白っぽい色をしていてお腹の部分にたくさんのとげの様なものが生えています。大きさは0.6㎜から1.0㎜ほどです。そして、ドブネズミなどに寄生してネズミの血を吸って生息しています。

イエダニが発生するピーク時は春と秋です。その時期に、ネズミがいなくなったり、死んだりした場合、人に移動して人の血を吸うのです。イエダニに刺されると2日後ぐらいに激しいかゆみに襲われます。あまりのかゆさにかきむしってとびひを起こすこともあるので注意が必要です。

一般の家庭や倉庫などネズミが住んでいる場所にこのダニは発生します。イエダニの発生を抑えるには、まずネズミなどの駆除を行わなくてはいけません。そうすることにより、ツメダニの発生を抑えることができます。

肉眼で見える?

イエダニは血を吸った後、白っぽい体が丸く膨らんで赤黒く変わります。体全体が0.5㎜ぐらいの大きさから1㎜ぐらいの大きさになるので、吸血後は肉眼でもはっきりと確認できます。

ツメダニの大きさは0.8㎜ほどですので、肉眼で見える大きさです。見えにくい場合は、布団のほこりを白い紙の上に上に置いてみると見えやすくなります。掃除機で吸ったほこりをビニールなど透明の袋に入れると薄く黄色いかたまりが確認できます。それがダニです。こんなにいるの?と驚くかもしれません。

ヒョウヒダニは、とても小さく0.2㎜から0.4㎜ほどしかありません。ですので、ヒョウヒダニを肉眼で見ることは難しいと言えます。掃除機で吸ったほこりを、虫眼鏡などでじっくり観察すると見えるかもしれません。

ダニによってもたらされる症状は?

ダニが人の体に及ぼす影響は、ダニの死骸やフンによるアレルギー症状と、刺されたことによるかゆみです。ダニによるアレルギー症状は、他にアレルギーを持っていたり、アトピー性皮膚炎の人は出やすいと言われています。このような人は、より一層気をつけた方が良いでしょう。

刺された時は、蚊に刺されるのとは違い激しいかゆみが出ます。しかも、ダニは何度も刺してくるので被害が拡大します。そのかゆみは大人でも我慢できない人もいるぐらいです。赤ちゃんや小さいお子さんがいるご家庭は気をつけるようにしましょう。

ですが、赤く腫れるだけでかゆみが出ない人もいます。体質の違いで症状が強く出るか、弱く出るか違うようです。

ダニは刺すの?

朝布団から起き上がってみると、「体がかゆい」「ぶつぶつがある」なんてことがありませんか?その犯人はダニの可能性があります。室内にいるダニで刺す種類は、ツメダニかイエダニです。

ツメダニは、ヒョウヒダニやイエダニの体液を吸って生きているので、ヒョウヒダニやイエダニがいる布団の中でツメダニに刺されてしまうのです。

イエダニは、ネズミなどに寄生して血を吸います。寄生しているネズミがいなくなったら、餌を求めて室内に侵入して人の血を吸います。刺された時に、ダニが唾液成分を人の体内に注入し、その成分にアレルギー反応を起こしかゆみが出るのです。

刺されたら強烈なかゆみが

ダニに刺されてしまうと、赤い発疹と猛烈なかゆみに襲われます。蚊に刺された時のような一時的なかゆみではなく、ダニに刺された時のかゆみは1週間から10日続くことが多く、かゆさのあまり思いっきりかいてしまうと、化膿してとびひを起こしてしまいます。そうなるとダニに刺された痕がずっと残ってしまうので、がりがりと激しくかかないようにしましょう。

ツメダニは刺されて数時間から2日後と遅れてかゆみが出てきます。イエダニは、刺されたらすぐにかゆくなるという特徴があります。かゆみがひどい場合は、病院に行くことをします。ですが、その時のかゆみが一時的に良くなっても、布団にいるダニを退治しないとまた刺されてしまいます。まずは、ダニ退治の方法を試してみましょう。

ダニ刺されには次のような特徴があります。強烈なかゆみに襲われる・かゆみは数時間~数日後に発症する・かゆみが長引く(1週間~10日程度)→蚊によるかゆみは数時間で治まる場合が多い・刺され痕が長く残る・激しくかくと「とびひ」になる

出典: http://nikkaku-j.com/countermeasure/feature_of_itch |
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初回公開日:2017年09月18日

記載されている内容は2017年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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