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フローリング掃除にお薦めの洗剤・フローリングの掃除方法

更新日:2020年08月28日

おうちのフローリングは想像以上に汚れやすいことをご存知でしょうか。特に床に近い位置で遊ぶペットや小さな子供がいるご家庭では、フローリング掃除は欠かせません。この記事ではフローリングの種類から掃除の仕方、洗剤など、フローリングについて丁寧に解説します。

フローリング掃除にお薦めの洗剤・フローリングの掃除方法

ウレタンコート

長い間「フロアコーティング」と言えばウレタンコートが主流でした。耐年数は5年ほどなのでそれほど長くないですが、摩擦に強く、日光によるフローリングの傷みもある程度防止してくれ、掃除も楽になるので採用されることが多いです。

アルカリ性の洗剤などで簡単に剥がれてしまうので、その他の薬品耐性もあまり強くありませんが、他のコーティングに比べて安価で、簡単に剥がせるということはまた簡単に塗布できるというメリットもあります。また、ツヤツヤピカピカ系の輝きは期待しない方が良いでしょう。

アクリルコート

いわゆる一般家庭でも使われる「ワックス」がこのアクリル系のコーティングです。簡単に塗布、剥離することができるというメリットは、水や薬品に弱いというデメリットも併せ持ちます。だいたい2年ほどの間隔で定期的にワックスコーティングをやり直す必要があります。しかしツヤ出しとしては効果があるので、簡単に安く済ませたいという人にはピッタリです。

ガラスコート

ガラスコートのポイントは「安全性」と「傷への強さ」「日光や床材の熱膨張への耐性」「ツヤ光りしすぎない温かな質感」です。無機化合物を結合させたもので出来ているので、もしもペットや赤ちゃんが舐めてしまっても危険性はありません。

家具の角を引きずってしまったり、固いものを落としてしまった際にもほとんど傷がつかないのが特徴です。UVカット率も十分で、薄いガラス被膜のため、下からの床材の膨張や収縮に柔軟に対応します。

また、最長で20年の耐年数を誇り、次にご紹介するほぼ同等の優秀な対年性と機能を持つUVコートとガラスコートの2択で迷ってしまう方が多いようです。そんな時にはピカピカ光って欲しい人はUVコートを、リビングの雰囲気を壊さない温かなマット感が欲しい場合にはガラスコートを選ぶと良いでしょう。

UVコート

UVコートと聞くと「紫外線に強いのかしら」と思われがちですが、UVコートとは「特別な樹脂をUV照射で一瞬で固めるコーティング」のことです。その厚み、なんと普通のワックスの10倍以上で、最も硬く傷に強いコーティングの1つです。グランドピアノのツヤ光り使われるのと同じ技術が使われており、20年もの間そのツヤめきと強度が持続します。

お値段はガラスコートよりも高いですが、1度で長期間美しさを維持できる施工を一発で決めたい!固めるまでの待ち時間はイヤ!という人にはうってつけのコーティングでしょう。

水生ウレタンコート

ウレタンコートと言うと、最近では水生のものが多いのですが、以前は油性ウレタンコートの「一部」の有害性が問題視された時期があり、その後水生ウレタンへ移行していきました。

安全性は確保されましたが、ウレタンコート同様長期間長持ちはしないので、3~5年ほど住む予定のある賃貸住宅などで使用するなら、お値段的にもお財布に優しいのでです。水拭き掃除もでき、3年ほどの期間中は傷にも強くなります。ただ、薬剤耐性やアンモニア耐性(ペットのおしっこなど)はないので、その点は気を付けなくてはなりません。

水生アクリルコート

水生アクリルコートは安価で気軽にできる点と簡単にツヤが出せる点はメリットですが、長くても1年ほどしか効果が持続せず、さらに刺激や薬剤、水にも弱いので、しっかりとフローリングを守るためのコーティングとしてはあまり期待できません。短期のツヤ出しとして使う人が多いようです。

美しいフローリングは日々の愛情のかけ方で決まる!

フローリングの種類から、フローリング掃除の方法、美しいフローリングを守るためのコーティングまで詳しくご説明してきました。初めておうちを買ったときや、初めてお部屋に入居した際の輝くようなフローリングを維持したければ、毎日の生活の中で愛情をかけて掃除をしてあげることです。

清潔でピカピカ輝くフローリングに親しみを感じるようになると、きっとお掃除も楽しくなることでしょう。素敵なフローリングと長く付き合っていく参考になれば幸いです。

初回公開日:2017年09月14日

記載されている内容は2017年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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