ラム酒の飲み方|ホット/コルコル/マイヤーズ/小笠原
更新日:2020年08月28日
小笠原では1830年頃に、開拓民として定住していた欧米人たちが捕鯨船とラム酒を取引していました。1876年に小笠原が日本の領土になってからは、サトウキビが生産されるようになりました。同時に島民たちはラム酒を製造し、飲むようになりました。
そんな歴史を持つ小笠原ラム酒。1992年より販売されています。小笠原ラム酒は、小笠原の特産品であるパッションフルーツの果汁が加えられているのが特徴です。パッションフルーツがかもし出す爽やかな甘みが、優しい口当たりのラム酒です。
小笠原ラム酒の飲み方
小笠原ラム酒の飲み方。それは、小笠原ラム酒の特徴である、パッションフルーツの爽やかな甘みと、優しい口当たり、ほのかに香るフルーツの香りを活かしたカクテルでの飲み方です。
小笠原ラム・リキュール株式会社のホームページでは小笠原ラム酒の飲み方として、「ダイキリ」、「マイタイ」などのカクテルが紹介されています。
ダイキリにつぶしたイチゴを合わせた「ストロベリーダイキリ」、グレープフルーツジュースとオレンジジュースで割った「サンセットビーチ」、同じくグレープフルーツジュースとブルーキュラソーで割った「シードリーム」も紹介されています。
興味をひかれるのは、バナナを使用した「バナナホイップ」や、紅茶にホイップした生クリームと小笠原ラム酒を加えた「ラムウィンナーティー」。小笠原ラム酒ならではの風味が楽しめそうな飲み方です。
キャプテンモルガンのラム酒の飲み方
キャプテンモルガンってどんなラム酒?
17世紀にカリブ海でその名をとどろかした、伝説の海賊「ヘンリー・モーガン」にちなんで名付けられたラム酒です。このラム酒のラベルには、そのヘンリーモーガンが描かれています。
キャプテンモルガンのラム酒は熟成させたラム酒に、芳醇な果実とスパイスを加えた、他にはない豊かさを感じさせる風味です。そしてなんといっても1番の特徴はバニラで香りづけされていること。よってキャプテンモルガンはスパイスト・ラム(フレーバー・ラム)に位置付けされています。
アルコール度も他のラム酒に比べて低めです。
キャプテンモルガンの飲み方
スパイスト・ラム(フレーバー・ラム)であるキャプテンモルガンの、1番飲み方。それはその香りを十分に楽しむことができる、ストレートやロックです。ホットにしても、より濃厚な香りが立ち上ります。アルコールにあまり強くない、軽い感じで飲みたい時には、水割りも飲み方です。
キャプテンモルガンの香りはアイスティーとも相性がよいです。アイスティーで割ってレモンを浮かべた「ロングアイランドアイスティー」は、キャプテンモルガンの特徴的な香りを風味を楽しめる飲み方です。
ホワイトモルガンの飲み方
ホワイトモルガンってどんなラム酒?
ゴールドラム、ダークラムのイメージが強いキャプテンモルガンですが、ホワイトラムも作られています。キャプテンモルガンの特徴は残しつつ、ホワイトラムの軽さも実現したラム酒です。ちなみにキャプテンモルガンからはホワイトモルガンの他にも、「パロットベイ」というホワイトラムが作られています。こちらは甘い香りのココナッツフレーバーのホワイトラムです。
ホワイトモルガンの飲み方
ホワイトラムといえども、スパイストラムとして有名なキャプテンモルガンが作ったラム酒です。ストレート、ロックなどの飲み方は、そのフレーバーをより楽しめる飲み方です。
またホワイトラムはフルーツジュースと相性がいいことで知られています。オレンジジュース、グレープフルーツジュースなどお好みのジュースで割る飲み方は、フルーツジュースの風味と香りがホワイトモルガンの特徴的をより際立たせる、飲み方です。
ラム酒の海賊の飲み方
船が発着する港の酒場には必ずラム酒があった
ラム酒はその昔は、海の男たち飲むお酒でした。ラム酒はエネルギー源になるうえ、長期間、船の上ですごる海賊や船乗りたちの敗血病の特効薬とされていました。そのため、船が立ち寄る港の酒場には、必ずラム酒が置かれていました。
何日も続く航海中にも腐らないラム酒
船乗りたちは海に出ると何日間も陸地に到着できないことが多々あります。海賊が活躍した18世紀頃は、食物の保存技術もあまりなく、食糧や水が航海中に腐ることも珍しくありませんでした。そこでアルコール度数が高ければ腐らないためラム酒が船に積まれるようになりました。またアルコールの中で安価だったラム酒は、海賊を含め、船乗りたちに重宝されました。
初回公開日:2017年09月04日
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