Search

検索したいワードを入力してください

お酒の種類と分類の仕方(製法/原料)・飲む前の効果的な食べ物

更新日:2020年08月28日

お酒は上手に楽しめば、よきコミュニケーションツールであり、明日への活力にもなります。お酒の種類などを知っておくと、楽しみ方も増えます。しかし、NGな飲み方をすると悪酔いしたり、二日酔いで苦しんだりします。そんな残念なお酒にならないような対策もご紹介します。

お酒の種類と分類の仕方(製法/原料)・飲む前の効果的な食べ物

居酒屋でのお通しの定番である「枝豆」。実は、お酒のお供だけでなく、悪酔いを防ぐための栄養が充実したおつまみなのです。枝豆は大豆ですから、良質なタンパク質がたっぷり含まれています。また、油を使わないため、胃に負担がかかりません。美容にもいいので女性にもです。

ネバネバ料理

ネバネバやヌルヌルした料理に含まれている成分は、胃の粘膜を保護してくれるので、アルコールの刺激から胃腸を守り、さらにアルコールの吸収を遅らせることができます。

たとえば、山芋を食べれば、消化酵素も一緒に含まれているので、アルコールの分解も早まります。また、オクラにはビタミンが多く含まれていますし、モズクはカロリーが少ないのでダイエット中にはです。

サプリメント

サプリメントや二日酔い防止の清涼飲料水などをお酒を飲む前に飲んでおくと、悪酔い、二日酔いを防ぐ効果があるととなっています。

ウコンは、ショウガ科の植物です。カレーの黄色い色の素ともなっています。このウコンに含まれているクルクミンは、肝臓の働きをよくする効果があります。最近では、コンビニやドラッグストアなどでウコンの入った清涼飲料水、医薬部外品などがあるので、お酒を飲む前に手軽に飲むことができます。

ヘパリーゼも肝臓の働きをよくする作用があります。ヘパリーゼは、哺乳動物の肝臓から作られた肝臓水解物を配合したサプリメントで、肝臓の働きを活発にしてアルコールの分解を早めてくれます。

オルニチンもウコンと同様に注目されているサプリメントです。シジミのお味噌汁は、二日酔いに効くと昔から言われています。そのシジミに含まれているのがオルニチンという成分です。体内の老廃物であるアンモニアを分解して、肝臓のサポートをします。

タウリンやセサミンも効果が期待できます。タコやイカなどに含まれるタウリン、ゴマなどに含まれるセサミンは、二日酔い防止の清涼飲料水などにも含まれているように、胆汁の分泌を促して肝臓の働きを活発にしてくれます。

悪酔い・二日酔いを防ぐ方法

お酒を飲んで悪酔い・二日酔いを防ぐ方法は、飲む前だけではありません。飲んでいる間や飲み終わったときにやっておくといいことがあります。

飲んでいる間に水を飲む

お酒を飲む合間に水やお茶などを飲むことで、アルコールの吸収を遅らせ、アルコールによる胃への刺激を和らげることができます。これを「和らぎ水」と呼びます。ウイスキーの本場では、ストレートウイズキーが基本となっていますが、必ず水が添えられます。これも、酔いを和らげて、悪酔いしない工夫といっていいでしょう。

お酒を飲んだ後は水分補給を

お酒には利尿作用があります。そのため、飲んでいる間にもトイレに立つ回数が増えます。体内の水分が失われるため、二日酔いの朝は非常にのどが渇きます。脱水症状のままでいると頭痛などの二日酔い症状がひどくなるので、お酒を飲んだ後には、水分をしっかりと摂取するように心がけましょう。

オレンジジュース、リンゴジュースなどの果樹系のジュースがです。甘いのが苦手という人は経口補水液、スポーツドリンクでも脱水症状が抑えられます。

お酒を楽しむためには飲み方もスマートに

お酒をただ飲んでいるよりも、そのお酒のルーツや歴史、エピソード、さらには製法や原料などを知ると、もっとお酒の楽しみ方が広がるのではないでしょうか。

お酒には、良い面と悪い面があります。しかし、これはお酒のせいではなく、飲む私たちのお酒に対する姿勢によるものです。お酒はコミュニケーションツールやリラックスするため力を発揮することも多いのですが、反面、トラブルの原因にもなります。人生を豊かなものにするため、お酒と仲良く付き合っていく方法を身に付けて長く楽しみたいものです。

初回公開日:2017年10月15日

記載されている内容は2017年10月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related