一人暮らしに猫の種類・飼う方法・費用|ケージ
更新日:2020年08月28日
冬
猫の祖先は砂漠の方に住んでいたといわれています。猫は寒さに弱いことが多いため、寒さ対策はしっかりと行いましょう。しかし、エアコンを付けなくても、段ボールの箱に毛布を入れて置いてあげるだけで猫は暖をとることができます。
一人暮らしで家を空ける場合にエアコンではなく、ペット専用のペットヒーターや猫こたつなどをつけていくという方も最近は多いです。ペットヒーターなどは電気代が安く火災の危険が低いということと、猫は背中よりもお腹を温めると体調を崩しにくくなるということから使う方が増えています。留守番の時も猫が寒くて凍えることがないように、猫が好むものを用意してあげましょう。
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一人暮らしで猫を飼う費用
最低限必要なものの費用は?
必要なもの | 費用 |
---|---|
トイレ | 2000~4000円 |
トイレの砂 | 500~2000円 |
猫のフード | 600~5000円(初めは少量で様子見) |
フード用の食器 | 300~2000円 |
飲み水用の食器 | 300~2000円 |
キャリーバッグ | 3000~10000円 |
ペット用品はご自分の家に合ったものを使用するのが一番です。上記の表は、一人暮らしで成猫を飼い始めた場合になります。突発的にお迎えした場合、トイレは段ボールに細かくした新聞紙を敷き詰めたものなどで代用もできますが、これはあくまでも代用で長期間使用するには向きません。きちんとしたものを用意してあげましょう。
また、野良猫を拾った場合は、寄生虫やダニがいる可能性が極めて高いためクリニックでの検査と治療が必要になります。その他、季節によって冷暖房費もかかりますし、餌代とトイレの砂代は毎月かかります。それに加え、ねこが調子を崩した時は通院費もかかります。
仔猫を飼う場合に追加でかかる費用は?
もし、仔猫を育て始めたとしたら、2ヶ月~3ヶ月以内に予防接種が必要です。病院によってまちまちですが、3500~6000円を考えてください。さらにその1ヶ月後にはもう一回予防接種が必要です。同様の金額が再びかかります。
一人暮らしで家の中でだけ飼うから避妊手術の必要がないというのは間違いです。特に一人暮らしの方の場合、避妊手術はした方が良いです。去勢していなければひどい匂いのマーキングを部屋のあちこちにするようになりますし、雌は発情期の度に大きな鳴き声を出すようになります。
飼い主も猫も集合住宅であれば近隣の方も参ってしまうので、幼いうちに手術をした方が賢明です。
仔猫を飼う場合に追加でかかる費用は?2
避妊手術の費用は病院と猫の性別によります。雄は15000~20000円、雌は20000~30000円程度です。予防接種も避妊手術もペット保険に入っていたとしても保険適用外です。仔猫を育てる場合は前述の表よりももっと金額がかかると考えてください。
また、季節によって冷暖房費がかかります。一人暮らしの場合、自分が家にいない時は冷暖房を切っていきますが、猫がいる場合はそうもいきません。基本的に付けっぱなしでいなければならないということも頭に入れておいてください。
特に、仔猫の場合は自分で体温調節をすることがむずかしいため、飼い主が調節をしてあげる必要があります。
一人暮らしで猫を飼うときのケージ
一人暮らしでケージを設置するのは場所を確保するのが難しいこともあるでしょう。しかし、家にお迎えしたばかりの頃は、仔猫が家に慣れるまではケージの中でそっとしておくことも必要です。ケージに入れるのは可哀想だと思われがちですが、あちこちに興味が湧く仔猫時代に留守番をさせる時はケージの中の方が安心です。
猫はケージに慣れれば安心できる場所として使用するようになります。人見知りの猫の場合は、見知らぬ人がくるとストレスがかかり思いも寄らない行動をすることがあります。その前にケージに入れておくことで、危険行動を回避することができます。また、ケージの中にトイレや食事をする場所を確保してあげましょう。
高さのあるキャットケージ
犬と違い猫は広さよりも高さを好みます。広さがあるのはもちろん良いですが、高さのあるケージは上下運動をすることができるのでキャットタワーの代わりにもなります。
一人暮らしだとどうしても狭くキャットタワーを設置できないこともありますが、高さのあるケージだとキャットタワーの代わりにすることもできます。これで留守番時もストレス少なく過ごすことができます。
一人暮らしで置き場がなかなかとれないという場合、スリムタイプのキャットケージも出ているのでそちらを検討してみてはどうでしょうか。
一人暮らしで猫を買う時のトイレ
初回公開日:2017年11月20日
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