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和室の窓の大きさ・目隠しの大きさやDIYするときのコツ

更新日:2020年08月20日

一戸建ての家を持ったら、日本人だったら誰しも和室を持ちたいと思うことでしょう。和室には洋室にはない良さがあり、日本の「和」の心をいかに大切にしているのかの象徴されています。和室の窓も丸窓や低い位置の腰窓という窓があります。詳しく紹介しましょう。

和室の窓の大きさ・目隠しの大きさやDIYするときのコツ

日本における和室の窓の一般的な大きさ

日本という国に住んでいると、和室にいることで心が落ち着きます。ゆっくり過ごすことのできる畳の障子の戸のついた和室というのは日本人ならばだれもが憧れます。

特に一軒家を所有している家庭には必ずと言っていいほど和室があり、仏壇を置いたり、お盆休みの際には先祖を迎え入れる用意がしやすいので重宝します。また和室は夏は涼しい空間なので窓を開けて過ごすことも多いです。

和室における窓の数は1つか多くても2つです。大きさもそんなに大きくなくてもよいとされています。西側に窓をつける家庭が多く、和室の窓は大きさも60センチ四方のサイズの窓が一般的とです。

茶芸や生け花をすることも考慮して和室というのは作られます。癒しの場としての和室は日本人にとっては遺伝子に癒しの記憶があるせいだとも言えます。用途や他の部屋との兼ね合いを踏まえて和室の窓を作る事が居心地のよい空間を作ることになります。障子やカーテン、のれんという目隠しアイテムを駆使して居心地の良い空間を作りましょう。

和室の一般的な高さ

和室は洋室と違い、窓の高さが低くなっています。特に腰窓の高さは洋室の窓の20センチから30センチ低くすると良いでしょう。和室は仏壇があったり、茶芸をしたり生け花を楽しんだりする場合が多いので、あぐらをかいたり正座した時の窓の高さが洋室よりも和室は低く設計することで和室らしい安らぐ空間となります。

正座した時に自分の頭が窓に隠れてしまっては風情がなくなってしまいます。和室の窓は洋室より低く作りましょう。

和室の標準的な幅の大きさ

だいたい一番小さくても60センチほどです。和室をどのように使うかでも窓の幅が決まってきます。昔と比べて今は子供部屋にも和室を選んだり、和室にテレビやパソコンを置く部屋もあります。昔ながらの和に徹するならば、60センチ程の窓を設置するのがよいでしょう。和室は畳敷きですから風通しはそんなに重視しなくても畳が温度調節をしてくれます。

和室用の窓の目隠しにつかうものなど

他の部屋との区別をつけるためにカーテンをつけたり、障子をつけたりします。障子は和室を作る上で一番和室らしい、目隠しの戸だといえます。日本の歴史があり、古い時代からある障子があることで和室のレベルをぐっと上げることができます。

和室には障子をつけ、窓にはカーテンをつけてもよいでしょう。他の部屋と和室が繋がっている場合はのれんも活用できます。

和室を持つことはある意味、人生の目標にできることです。和室のある家に住む、それは日本人ならば誰しも願うことです。窓の位置や大きさにも自分のこだわりを持ち設計士に相談しながら大きさなども決めることが大切です。

用途によって和室の窓や色々なデザインの障子を選ぶのも楽しくなってきます。自分の家の和室にいて落ち着ける部屋を作り上げるようにしましょう。あまり物を置くのはのぞましくありません。「和」の心を大切に和室を作り「和」の心で迎えられるようにしましょう。

カーテンの場合

カーテンが一番手っ取り早く、気に入らなかったらすぐに外せるので、あとあと困らないでしょう。雨戸などがついた和室はどうしても窓が大きくなるのでカーテンが必要になってきます。和室の腰窓にはカーテンは似合いませんから、障子とアルミサッシの組み合わせが和室の腰窓の一番良い組み合わせです。

カーテンは洋室にも使えて、和室にも使える万能的な目隠しの家具です。和室にカーテンをつけてみてイメージと違う場合は少しシックな色のカーテンに変えてみてもよいでしょう。
落ち着かない色のカーテンは和室には合わないので、なるべく和室のイメージに合うカーテンをつけるようにしましょう。

障子の場合

障子は管理が大変な部分もありますが、日本人の道徳観を養う家具になっています。たとえば子供がいたずらをして障子を破いてしまったら困ります。なぜ障子を破ってはいけないのかということを子供のとき考える環境がある家庭と、障子がなく障子の道徳観を養う環境がない子供とでは将来子供自身に与える影響が違います。

障子は紙の部分を張り替えなければいけないので管理が必要ですが、それなりに和室のグレードを上げてくれるアイテムです。障子も木製の障子を選ぶ方が良いでしょう。障子がある和室というのは気持ちが引き締まるので、筆による習字や習い事の部屋としても最適です。

一軒家を建てた時に障子つきの和室を持つと、年齢を重ねることで障子の良さが分かってきます。障子にはアルミサッシの窓を組み合わせといいでしょう。その他の部屋の区切りをつけるのにも障子は適しています。

スクリーンの場合

ロールスクリーンという映画館のスクリーンのようなブラインドのことをスクリーンと呼びます。主に洋室向きですが、和室につけるにはあまりイメージに合いません。

部屋と部屋の間に取り付けるには適していますが、それならば障子やのれんの方が和の雰囲気を大切にできます。小さな子供がいる場合で腰窓に障子をつけられない場合はスクリーンでもよいでしょう。ブラインドはまた全然イメージが違い洋室のイメージが強く和室には合いません。

遮光の場合

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初回公開日:2017年09月14日

記載されている内容は2017年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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