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グルーガンの接着強度・木工用ボンドや接着剤との比較|金属/木

初回公開日:2018年01月23日

更新日:2020年07月19日

記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

DIYやハンドメイドが注目を浴びて来た最近では良く使われる様になったグルーガンは色々な素材に使えて簡単に接着が剥がれない事が特徴の接着剤です。ここではグルーガンの接着強度や素材によって強度に差があるのかを紹介していきます。

グルーガンの接着強度・木工用ボンドや接着剤との比較|金属/木

グルーガンの接着強度ってどれくらい?

グルーガンとは接着剤の一種で、銃を連想させる形状の器具の先端部分を電熱で熱くして、中にはめ込んだ棒状の樹脂を溶かして貼り付ける仕組みになっています。

グルーガンは電気が必要な接着剤という事もあり、ボンドやテープに比べると日常で使われる頻度が少なく、主に手芸やDIYといった作業に使われています。

グルーガンでの接着はたいへん強度です。一度接着すると、簡単にはずれなくなります。手で取ろうとするとかなりの力が必要です。はがし方を失敗すると、接着部分が破損する恐れもあります。

しかしグルーガンで行う接着は、長期にわたり力が加わるような使用には耐えられず、はがれる場合があります。用途をよく考えながら活用していきましょう。

グルーガンでプラスチックは接着できるのか

プラスチックは熱に弱いのが特徴です。しかしグルーガンは、プラスチックを溶かさずに接着ができます。グルーガンに使われている樹脂の温度が瞬時に下がるので、プラスチックが溶ける前に接着できるからです。

ただしプラスチックの素材が、80度以下の熱に弱いものや、接着部分の表面が平らでつるつるしている場合は、接着が弱く簡単にはがれてしまう可能性があります。

グルーガンに向いているのは、ビーズのように小さくて、飾りなどの用途のために接着させるパーツなどです。接着部分に力が加わらないので、状態を維持することができるからです。

グルーガンで金属は接着できるの?

金属は重くつるつるしている物質のため、金属同士を接着する場合はグルーガンは向いていません。けれども、簡易的に接着するだけであれば可能です。

グルーガンは重みのある金属の接着には強度不足です。金属の重みで取れる可能性があるからです。小さくて重みのない金属であれば、重みが原因で取れる事はなく、十分な接着ができます。

ただし、板状で表面が平らにつるつるに加工されている金属は、たとえ小さくて軽い物でも、グルーガンでの接着能力は低くなります。

またグルーガンは、本来は布をはじめとする軽いものを金属に接着する際に、たいへん威力を発揮します。

木で使うグルーガンの接着強度

グルーガンの接着強度・木工用ボンドや接着剤との比較|金属/木
※画像はイメージです

接着までの時間が仮止めの状態でも10秒程度と短く木材の仮止めにはグルーガンでも十分に強度がありますが、重さがある木材同士の接着には十分な強度とは言えません。

実際使う場合は重い物を支えない、仮止めに留めるという事を守りグルーガンを使用する事で木材同士でも作業に問題ない強度があります。

布にグルーガンを使った時の強度とは

グルーガンを使った手芸に一番多いのは布を使った手芸ではないでしょうか。

布は軽く負荷のかかりにく、グルーガンの樹脂が適度に入りやすい凸凹がある事で接着強度はかなり強く一度くっついたグルーガンをはがそうとしても布が破れる程の接着強度を誇ります。

グルーガンで接着する素材の方が表面がつるつるとしていたり、重みがある場合は接着する素材の方の強度は弱くなることがありますが布についているグルーガンの樹脂は簡単には取れることはありません。

グルーガンを使って棚を作れるのか

棚を作る時の素材がプラスチックや木材の場合でもグルーガンの接着強度では物を収納する棚を作るのは不可能ですが、ネジや補強用の金具でしっかり固定する時には棚を作る時の仮止めとして使うことはできます。

グルーガンの負荷に弱い特性はどんな素材を接着しても変わる事はなく、物を支えるのはグルーガンの強度上不可能なのでDIYの補強材を使う事でしっかりした棚を作る事ができますが、グルーガンの接着強度を過信して棚を作るのはやめておいた方が良いでしょう。

グルーガンの接着強度は水にぬれるとどうなるの

グルーガンの接着強度・木工用ボンドや接着剤との比較|金属/木
※画像はイメージです

グルーガンは水に濡れたぐらいでは接着強度が落ちる事はありません。グルーガンの樹脂は硬化していない状態でも水をはじくので、作業中に万が一水が掛かっても、樹脂が水に溶けて接着が剥がれる事がないからです。返って水の温度で冷えて、接着効果が早まる場合もあります。

水をはじくプラスチックや、伸縮性のない物に使用したグルーガンの接着強度は変わりません。しかし、連続的に水が掛かる事によって伸縮する木材のような素材では、長い時間が経つと剥がれる可能性があるので、使用には注意が必要です。

グルーガンですのこは作れるのか

グルーガンの接着強度・木工用ボンドや接着剤との比較|金属/木
※画像はイメージです

グルーガンは重さがかかるとはがれますが、すのこの用途によってはすのこを作る時の接着剤として使う事ができます。

グルーガンは重力に逆らうことなく上から重さがかかる分には剥がれる心配はなく十分な強度がああるので、上にものを乗せて使うすのこを作る接着剤として使えます。

しかし、すのこを使う時に接着部分に横から下に引っ張る様な力のかかる使い方をする場合はネジや釘で補強する必要がありグルーガンの接着強度では弱いのでグルーガンのみで接着する事は避けた方がいいでしょう。

グルーガンのフェルトの接着強度は?

フェルトは普通の布より密度が高く羊毛を水や熱で加工して作られた物なので表面は細かい産毛が立った状態になっていて、肌触りはいいのですがグルーガンを使う時にはこの毛が接着強度を下げてしまうのが難点です。

グルーガンは細やかな凸凹に引っかかる形で接着する事で強度を保ちますが、フェルトでは細かい毛が邪魔をしてうまく表面に接着しない場合があり接着する場合はしっかり押し付ける事でフエルトに接着する事ができます。

毛がある分接着の強度は弱くなりますが、ぬいぐるみや負荷のかかりにくい部分への接着では十分な接着強度があります。

他の接着剤とグルーガンの強度はどう違うのか

グルーガンは接着強度を気にしなければ素材を選ばず使う事ができ、幅広い素材に使えますが他の接着剤とどう違うのでしょうか。

木工用ボンドとグルーガンの違い

木工用ボンドは木材だけに使う接着剤と勘違いされがちですが、木工用多用途と記載されている物はグルーガンと同じで木材、紙、布、金属とほぼ全般に接着する事ができ幅広い素材に接着できます。

しかし、接着時の時間にかなり差があり10秒ほどで固まり接着できるグルーガンに比べて木工ボンドは乾くまでに最低でも12時間かかり本来のボンドの強度を確実に出したい場合24時間の乾燥時間が必要になり速乾性のものでも乾燥時間が6時間は必要となります。

木工用ボンドが木材以外に使えることからグルーガンとの決定的な違いは乾燥時間といえるでしょう。

木工ボンドとグルーガンの強度に差はあるの?

木工ボンドは一度完全に乾いてしまうとどんなに力を加えても接着した物をはがす事は温めても水に浸してもはがす事ができない程の強度があります。

しかし、グルーガンと同じで重力に逆らって支え続けるという面では弱く、棚を作る場合など長時間にわたり直角に常に力が加わる場合には長期にわたり重さを支え続けるまでの強度はなくネジや金具での補強が必要になります。

木工ボンドでしっかりくっついた物でも重力に逆らった状態で重みのある物を乗せる棚を木工ボンドだけで作る場合は軽い物を乗せる事に限定して作るといいでしょう。

100均のグルーガンの強度

グルーガンは高い代金を払わなくても、実は100均で買えグルーガンの接着能力はあまり違いはありません。

しかし、グルーガンの性能を手芸センターで売っている物と比べて、見るとグルーガンの樹脂の良し悪しやグルーガン本体の使い勝手の悪さがあり頻繁に使うには向きません。

セリアのグルーガンの強度

手芸センターで売っているグルーガンの強度がしっかりしているとのは当然ですが、セリアのグルーガンはどうでしょうか。セリアのグルーガンの強度も手芸センターで売っているグルーガンの強度も変わらず、洗濯しても手でも簡単には取れません。

強度の面で言えばどちらも変わりませんが、セリアのグルーガンの樹脂は低温で溶けて低温で固まる事で、グルーガンが固まった時にはムラが出てきてしまいます。

そのため、グルーガンの接着に失敗する可能性が高くなり失敗した箇所の強度は弱くなる事もあります。

グルーガンの高温への強度とは

グルーガンの接着強度・木工用ボンドや接着剤との比較|金属/木
※画像はイメージです

グルーガンの樹脂の溶け始める温度は樹脂の種類によって違いますが、130℃前後で溶ける低温タイプと180℃前後で溶ける高温タイプがありますが車の中や温度が高くなる場所には不向きです。

車のダッシュボードのように高熱なる場所では溶け出すまではいかなくてもグルーガンの樹脂が柔らかくなり強度が弱くなります。

グルーガンの強度を保つためには100℃以下の状態を保つ必要があります。

グルーガンの洗濯に対する強度とは

日本で使われている洗濯機は温水で洗えないので洗濯しても強度は変わる事はなく、簡単にはがれません。

もしも、洗濯時にグルーガンが剥がれる事があるとしたら最初の接着時にしっかり圧迫して貼り付けていない事や樹脂が古くなり130℃以下の低温で加工され場合が考えられます。新しいグルーガンの樹脂を使えば洗濯で剥がれない強度が出るので洗濯機の遠心力で剥がれる事はありません。

グルーガンの強度を上げるための使い方とは

グルーガンに使う樹脂には古くなると、溶け始める温度が低温になる事がありその状態になった樹脂を使って接着すると剥がれやすい接着強度になったり、完全に樹脂が固まる前に動かした場合は強度がさがります。

グルーガンの強度を上げるには新しい樹脂を使い高い温度で溶かして、接着時の圧迫と冷えるまでの時間を十分に取る事でグルーガンの接着強度を出す事ができます。

グルーガンを良く知って使いこなそう

グルーガンは色々な素材に使え簡単に剥がせない強度を持っていますが、素材やグルーガンの使い方、使用後の環境や使い方によって強度が左右される接着剤です。

日常生活で良く使って接着部分に負荷が連続的にかかったらり、高温になる環境では接着強度は薄く最初にしっかり接着できても時間がたつと剥がれる事があり、逆に負荷が少なく高温に連続的にならない環境での使用には十分な強度を保つことができます。

グルーガンはいくつもの種類が必要になる接着剤と違い負荷のかかりにくい環境で使われるという事を前提にした時に、接着素材の種類の幅は広く強度も申し分がない事で色々な場面で使うことができます。

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