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ディアウォールでDIY|壁を傷つけずになんでもできる・実例7選

更新日:2020年08月20日

ディアウォールというDIYパーツをご存知ですか。突っ張り棒の要領で、室内に柱を立てることのできるパーツです。DIY初心者でも簡単に使えて、入手もしやすく、さらに壁を傷つけることなく壁面収納を作ることができるので、賃貸物件にお住まいの方にもです。

ディアウォールでDIY|壁を傷つけずになんでもできる・実例7選

ディアウォールとは

ディアウォールとは直訳すると「完全な壁」という意味です。その名のとおり、壁に傷をつけずに(つまり完全な状態で)柱を立てることで棚を壁面に取り付けができる、賃貸物件にお住まいの方にとっては便利な商品です。

床と天井の高さより少し短めの柱の上下にディアウォールを取り付け、突っ張り棒の要領で柱を作り、その柱の間に木材を取り付けると、壁に穴を開けることなく棚や壁面収納を作ることが可能になります。

ディアウォールは 2×4材と使う

ディアウォールには、さまざまなサイズの木材に対応したものがありますが、2×4(ツーバイフォー)材との組み合わせで使うのが定番です。厚さが2インチ、幅が4インチであることからこのような名前がついていますが、他のサイズの木材に比べて厚さがちょうどよく、ディアウォールには向いています。

よく使われる規格で大量生産もされているので、お近くのホームセンターなどで簡単に、しかも安価で入手できます。

専用棚受けやジョイントを使って自由にDIY

ディアウォールには、棚を取り付ける時、棚板を下から支える専用の棚受けがあります。棚受けを柱に取り付けておき、そこへ棚板を乗せるだけで、誰でも簡単に失敗せず、棚を作ることができます。

また、木材同士を連結する専用のジョイントもあります。購入した木材の長さが少し足りない、という時でも、ジョイントを使って木材を必要な長さに延長することが可能です。

専用パーツのおかげで、自由度の高いDIYが可能になります。

ディアウォールDIY実例7選

DIY初心者から上級者まで、手軽にしかも簡単に使えるディアウォールですが、これから始める方には「実際にどう作ればいいのか、アイデアが思い浮かばない」という方も多いでしょう。

ネット上には、ディアウォールを有効活用してDIYをやっている方たちの実例がたくさん掲載されているので、実例をヒントにして、あなたのお部屋に合った使い方を考えてみてはいかがでしょうか。

実例1:棚

ディアウォールを使ったDIYの基本は棚です。基本の棚を作ることができるようになれば、いろいろなものへとアレンジがききます。

何もない壁面に、50センチ幅程度で柱を2本、ディアウォールを使って設置し、その間に棚受けを使って2つから3つ、棚をつけます。2×4材だと棚の幅は10センチほどなので、あまり大きなものは置けませんが、フォトフレームや小さな観葉植物などを飾れば、殺風景な壁が生まれ変わります。

実例2:テレビ台

テレビ周りの空間が無駄だな、と感じている方は少なくないはずです。テレビ周り専用の壁面収納を購入するのもいいですが、そんなにお金をかけなくても、ディアウォールを使ったDIYでテレビ周りの収納を作ることができます。

また、柱の広い面を向かい合わせではなく前向きにして設置し、L字型の丈夫な棚受けを使えば、テレビを置くことのできる棚を作ることも可能です。その場合は棚受けの耐荷重量には気をつけましょう。

実例3:パーテション

ディアウォールを使えば、簡単なDIYでしかも安価にパーテション(間仕切り)を取り付けられるので、大きな一部屋を簡単に2部屋のように見せることもできます。1つの子ども部屋を2人で使う場合などに便利なテクニックです。

柱を壁面ではなく部屋の中ほど、パーテションを作りたい場所に2本設置します。柱の間に有孔ボードなどを取り付ければ完成です。ボートにフックや棚をつければ帽子や上着、小物を収納できます。

実例4:キッチン収納

流しの上の壁など「今まで無駄だな」と思ってきたスペースにも、ディアウォールを使用したDIYで簡単にキッチン収納を作ることもできます。

キッチンに立った時、目の前によく使う調味料や香辛料を置ける棚があれば便利になりますし、棚の下面にフックを取り付ければ、よく使うおたまや泡立て器、計量カップ、掃除用のブラシなどをぶら下げておくと、引き出しにしまい込むよりもずっと使いやすくなります。

実例5:壁面収納

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初回公開日:2018年10月26日

記載されている内容は2018年10月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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