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酒の一合の量・カロリー・健康|cc/ml/おちょこ

更新日:2020年08月28日

日本酒を楽しむ時によくきく「一合分」という言葉。この、一合という単位はいったいどの程度の量なのかをご存知ですか?今回は、お酒一合とは何mlなのか、お酒一合分のカロリーや健康への影響はあるのかなどを説明しています。ぜひ参考にしてお酒を楽しんでください。

酒の一合の量・カロリー・健康|cc/ml/おちょこ

酒の一合の量

日本酒の量を表す時に「合」という言葉を聞いたことがあるでしょう。一合、二合、と数えて、なんとなく木でできた四角いマスの中にお酒が入っているイメージが浮かびます。
 
さて、ではこの日本酒を表す「合」という言葉が、一体何の量を表しているのか詳しく知っている人はどれくらいいるでしょう。もしかすると、日本酒をはかるためだけの単位だと考えている人もいるでしょう。
 
この日本酒の量を表す時に使われる「合」という単位ですが、日本酒専用の単位ではなく、尺貫法と呼ばれる東アジアで物の面積や長さを表すために使われている単位です。しかし、この尺貫法の貫と呼ばれる単位は日本独自の物のため、そこだけが少しややこしい所です。間違えないように頭の隅に置いておくといいでしょう。

ml

では、一合という単位で日本酒をはかったとき、一体どれくらいの容量なのか、馴染みの深い単位に置き換えて見ていきます。
 
まず、私達が液体を図る際に一番よく使われるであろう「ml」の場合、一合という日本酒は何mlになるのでしょうか。ずばり、一合の日本酒をmlで表した場合は「180ml」となります。ちょっと中途半端な数字ですが、ぜひ、ちょっとした豆知識として覚えておいてください。

cc

さて、それでは、もう一つmlと同じくらい私達の暮らしに馴染みがある「cc」という単位があります。こちらも液体をはかる時によく使われる単位ですが、一つ疑問が起こります。そもそも「ml」と「cc」の違いとは一体何でしょう。
 
実はccとmlを用いてはかれる量は同じ量であり、100cc=100mlで全く違いはありません。ここでは詳しい説明を省きますが、ccは1辺が1cmのサイコロの体積を表しています。
 
一方でmlですが「立方センチメートルと同じである」という意味を持っており、1kgが1Lである、という水の体積を元に作られた単位となっています。つまり、液体の量を表す場合は「ml」で表すのが正しいと言えます。国際単位では「cc」は認められない単位となっていて、理由は「00」と見間違えられる可能性が高いからです。

グラム

では、g(グラム)でmlを表した場合はどうなるのでしょう。mlとは、1cm四方の体積を表しています。1gは水1ml分の重さと決められているので、純粋な水であれば1gは水1mlと同じ重さであると言えます。
 
しかし、水でない場合は違います。比重によって水1ccの重さは変わります。例えば砂糖水や塩水であれば1ccの重さは1gよりも重たくなります。このため、日本酒や他の酒も同じく、純粋な水とは違う液体なので、一合分である180mlはグラムに換算すると比重の分だけ重たくなります。
 
つまり、日本酒はグラムになおすと180gより少し重たく、さらに、酒の銘柄によって比重が違う可能性があるため、重さが少しずつ違ってしまうというのが答えです。

酒の一合はグラス何杯なのか

それでは、酒一合はグラスにいれるとどれだけの量になるのでしょう。一体何杯分くらいのものになるのか、グラスごとに説明していきます。

おちょこ

ぐい呑みとも呼ばれるおちょこですが、40ml~50mlほどの量が入ります。このことから、ぐい呑みで一合の酒を換算すると約4、5杯ほどとなります。
 
おちょこそのものには容量何mlという決まりがないので、大きめのおちょこなら4杯、小さいおちょこならもしかすると6杯ほどになる場合があるでしょう。

ワイングラス

さて、ワイングラスでは一体何杯分ほどになるのでしょうか。おちょこよりは大きめのグラスであるワイングラスの容量は、主に120ml~とされています。このため、丁度いい塩梅でワイングラスに酒一合分を注いできっちり二杯分ほどと言えるでしょう。ただし、大きめのワイングラスなら一合分を注ぎきって丁度いい場合もあります。

ロックグラス

ロックグラスはよく、ウイスキーなどに氷をいれて飲むためのグラスですが、容量は200ml~400mlです。もし一合分の酒を注いだ場合、普通のロックグラスならちょうど八分目でぴったり入る量です。
 
ただし、もしも日本酒をロックで飲もうとした場合は氷と一緒にいれて二杯分といったところでしょう。

ショットグラス

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初回公開日:2018年01月15日

記載されている内容は2018年01月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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