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水泳のカロリーの消費量の計算方法|泳いだ時間/距離/泳ぎ方

更新日:2020年08月28日

水泳は泳法によってカロリー消費量が変わります。少しでも多くのカロリーを消費したいときは、どの泳ぎ方を選べばいいのでしょうか。水泳がダイエットに向いている理由、消費カロリーの計算方法、距離別の消費カロリーなどをご紹介します。

水泳のカロリーの消費量の計算方法|泳いだ時間/距離/泳ぎ方

水泳がダイエットに向いている理由

ダイエット中は食事制限だけでなく、運動を一緒に行なうと効果的です。ダイエット中の運動には消費カロリーを増やすだけでなく、代謝のアップが期待できます。太りやすい人の特徴に、代謝の衰えがあります。

運動中は血流がよくなり代謝がアップしやすくなることが特徴です。血流は体の隅々まで食べ物で得た養分を運んだり、不要になった老廃物を回収する役割があります。

つまり、運動を行なうと消費カロリーを増やして脂肪を燃やせるだけでなく、代謝をアップして健康的で痩せやすい体を目指せます。水泳はダイエット中の運動に効果的な要素がたくさんあります。水泳がダイエットに向いている理由をご紹介しましょう。

水泳は全身運動

水泳がダイエット中の運動に適している理由のひとつが、全身運動であることです。上半身だけ、あるいは下半身だけを動かす運動は消費カロリーが少なくなります。しかし、水泳は手足で水をかいて前に進む特性上、全身をくまなく使用するので消費カロリーを無理なく増やせます。

また、水泳にはさまざまな泳法があることが特徴です。泳ぎ方や泳ぐスピード次第で消費カロリーは変わります。無呼吸でクロールを素早く行なうと苦しいですが腕や脚の筋肉に大きな刺激を与えます。また、できるだけゆったりとした大きな動きで背泳ぎや平泳ぎを行なえば脂肪を燃やす有酸素運動の効果を得ることが可能です。

体への負担が少ない

水中に入ると体が浮くため身軽になったように感じられます。体が軽くなる理由は浮力があるからです。陸上の運動では膝や腰などの関節に負担を強いる動きも、体の中では自重が軽くなる分関節に負担をかけずに行なえます。

そのため、膝や腰を負傷した人が治療の過程でリハビリとしてプールでのエクササイズを行なうこともあります。陸上でジョギングやなわとびなどの運動を行ないたいけれど、膝が痛くてできないという人には水泳がです。

また、水泳はすでに膝や腰を痛めている人だけでなく、ケガの予防にも効果的です。体重が多すぎる人が急激な運動を行なおうとすると膝に負担をかけてケガをしてしまう場合があります。

水圧はむくみ改善に効果的

水泳がダイエットに効果的な理由はまだあります。たとえカロリーを消費する動きをしなかったとしても、実は水の中に入るだけで運動したときのような効果を得ることが可能です。筋肉を動かすと、使用した筋肉の周囲の血流がアップします。たとえば、足先に送られた血液が再び心臓に戻ってこれる理由は、ふくらはぎの筋肉がポンプのような役割を持つためです。

長時間立ちっぱなし、あるいは座りっぱなしだと脚がむくんでしまう理由は、足の筋肉のはたらきが衰え、足先に送られた血液の戻りが悪くなるためです。その結果、老廃物が足先にたまってしまい足がむくんでしまいます。血流は筋肉を動かす以外にもマッサージなどの刺激を与えるとよくなることが特徴です。

水泳を行なうと水中での水圧が全身にかかり、圧迫された状態になります。つまり、水の中にいるだけでマッサージされているときのような効果を得られます。

有酸素運動がダイエットに効果的な理由

ダイエットを成功させるために重要なことは消費カロリーと摂取カロリーのバランスです。運動でカロリーを消費しても、消費したカロリー以上に食べてしまっては痩せられません。運動だけでカロリーをコントロールすることは難しいので、食事から得るカロリーをコントロールしながら運動をすることが重要になります。

水泳は有酸素運動だから

運動には有酸素運動と無酸素運動の2つがあります。

有酸素運動は呼吸で取り入れた酸素をエネルギーに変えて運動を行ないます。運動を始めると、まず血液中の糖や脂肪が燃え始め、次に内蔵や体についた脂肪が燃え始めます。そのため、有酸素運動を長時間続けないと脂肪を燃焼することはできません。

水泳は脂肪を燃やすために効果的な有酸素運動です。運動は有酸素運動と無酸素運動の両方の側面を持っています。有酸素運動に分類される水泳であっても、呼吸を止めてスピーディーに泳げば無酸素運動になります。

継続すればするほど脂肪を燃やせる

脂肪は運動を開始してすぐに燃え始めるわけではありません。体についたブヨブヨの脂肪を、燃焼可能な状態にするにはリパーゼという酵素で分解する必要があります。リパーゼが活性化し始めるのは運動を開始してから20~30分後です。そのため、運動を継続すればするほど脂肪を燃やしやすい状態になります。

効率よく脂肪を燃やすには30分以上連続して水泳を続けることがです。しかし、10分ずつの水泳を3回に分けたとしても同じ運動効果があるので、連続して泳げない場合もあきらめずに続けましょう。

水泳は消費カロリーを増やせるだけでなく、呼吸しながらゆったり泳いだり無呼吸で早く泳いだりと運動の種類を変えられる点が強みです。ゆっくり泳げば長時間運動を継続できるため、脂肪を燃やしたいときは泳ぐスピードにこだわらず長時間泳ぎましょう。

水泳は筋トレ効果もある

水泳は水中で行なう運動です。そのため、水泳をすれば普段は使わない筋肉を使って運動できます。たとえば、水中で浮かぼうとするときは陸上とは違ってバランスをとらなければなりません。バランスをとろうとするとき、体の深部にある筋肉を使うので自然に体幹を鍛えられます。

有酸素運動として行なわれることが多い水泳ですが、水泳で筋肉を鍛えることはできるのでしょうか。水泳で鍛えられる部位をご紹介します。

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初回公開日:2017年12月27日

記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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