【特徴別】オイルスプレー・容器・使い方|料理
更新日:2020年08月28日
オリーブオイルスプレーとは、その名前からみてもわかる通り、オリーブオイル専用のオイルスプレーです。オリーブオイルスプレーは、使用できる容器が決まっており、スプレー缶、もしくはオリーブオイル専用の容器に移し替える必要があります。
オリーブオイルは加圧式のスプレーでしか使用することができません。オリーブオイルは、ほかの食用油と比べて粘り気が強いため、グリップ式のオイルスプレーでは油を吹きかけることができません。
オイルスプレーの代用品として、よくお醤油に用いるスプレー容器を使用する方がいらっしゃいますが、おしょうゆ用のスプレーにオリーブオイルを入れても、油を吹きかけることはできません。
オリーブオイルをスプレー缶に入れ使用するという方は、オリーブオイルの香りや味を楽しみたいという方が多くいらっしゃいます。
オイルスプレーを使用する際の注意
オイルスプレーは、油の使用量をコントロールし、余分に油を使ってしまうのを防げる便利なアイテムですが、その使い方には注意が必要です。
オイルスプレーは、霧状にフライパンやなべに吹きかけて使うものですので、近くに火の気があった場合、油が舞い散り引火してしまう場合があります。そのため、オイルスプレーを用いるときには、一度ガスの火を消してから使いましょう。
オイルスプレーに容器
オイルスプレーと一口に言っても、その種類には多くのものがあります。例えば模様が描かれたかわいらしいデザインのものや、2本セット、または3本セットとして販売されているものなど、いろいろなタイプのものが選べます。
そのほか、オイルスプレーには機能も多くのものがありますので、使用目的やデザインなど、お好みのもの選びましょう。
ガスを使わないタイプのオイルスプレー
オイルスプレーには、ガスを使わないタイプのものもあります。これは、ポンプ式になっていて、繰り返し使うことができるうえ、食用油以外にも、ゴマ油やお醤油といった調味料にも用いることができます。
ただしこのタイプのオイルスプレーは、アルコールやお酢を入れて使用することはできませんので注意して下さい。また、ガス使わないタイプのオイルスプレーは、容器がプラスチック製でできているため、ガラス製のように割れてしまう心配がなく、お手入れも簡単です。
スプレーミスト
オイルスプレーには、ミスト状に食用油を吹きかけられるタイプのものもあります。これは食用油など、調理の際に使用するばかりではなく、お醤油やその他の調味料のほかにも、化粧水を入れて使用することもできます。
このタイプのオイルスプレーは、容器がこもりにできているものは多く、油が漏れにくいよう工夫がされており、キャンプやバーベキューにもっていく際にもお勧めです。また、旅行をする際に、中に化粧水を入れ持ち合く場合にも便利です。
オイルスプレーの使い方
例えばフライや揚げ物など、油を大量に使用するお料理を調理する場合には、どうしてもキッチンが汚れてしまい、調理した後の後始末が面倒なものでもあります。また、大量の油を使いますので、経済的にもなるべく避けて通りたいお料理でもあります。
そのため、フライや揚げ物はスーパーからお総菜を買ってくるという方も少なくありません。ご自宅でフライや揚げ物の調理をするよりは、安上がりに済ますことができ、洗い物の手間も省けるため、おいそがしい方にはお勧めです。
ですが、やはりたまには手作りのものが食べたい、と思うこともあるでしょう。その場合は、オイルスプレーを使えば、油を節約することもでき、後片付けの手間を省くこともできます。まずは、オイルスプレーの使い方からご説明しましょう。
オイルスプレーの構造
オイルスプレーのキャップを開けると、まず霧吹きの部分が現れます。オイルスプレーを使用する前には、あらかじめふたの部分を 5回から10回程度をしてから使用しましょう。こうすることで、オイルスプレーの容器の中に圧力が加わり、油が吹きかけやすくなります。
油が霧状に吹きかけられなくなったときには、もう一度蓋の部分を数回程度押してみましょう。油が出にくくなった場合には、もう一度蓋を押せば、油を霧状に吹きかけられることができます。ただし、あまり圧力をかけ過ぎると容器が割れてしまう場合があります。
揚げ物にも便利
オイルスプレーを用いれば、油を多く使用する揚げ物を作る場合でも、少しの油で済ませることができます。そのほか、オイルスプレーを使えば、油であげなくても揚げ物を作ることが可能です。
揚げ物 ご自宅で調理する場合には、調理器具やキッチン台ばかりでなく、床や壁には出油が飛び散ってしまうのが悩みどころです。ですが、オイルスプレーを用いれば、少量の油で済ませることができますので、台所や床、または壁を汚す心配がありません。
オイルスプレーを使った揚げ物の作り方
具材に小麦粉と卵、バンコで衣をつけましょう。次に、オーブンにクッキングシートを敷いてください。そこに下ごしらえをした具材を乗せ、オイルスプレーを使って軽く油を吹きかけます。
油は、具材の両面にしっかりと吹き掛けてください。魚焼き機をご利用になる場合には、火力を弱めにして、表面がきつね色になったら完成です。中身までしっかりと火が通っているかどうかを、竹口を使って確認しましょう。この方法を使えば、からあげのほか、魚のフライなどもカラッと仕上げることが可能です。
初回公開日:2018年04月10日
記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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