ナッツの種類・名前と特徴|栄養/効果/おつまみ/ダイエット
更新日:2020年08月28日
果実の種の部分を食用としているナッツの種類です。そのまま食べられますし、ミューズリーや料理など、幅広く活躍します。
カシューナッツ
カシューナッツは中華料理でよく使用されている他、お酒のおつまみでもです。やわらかい口当たりで食べやすいのですが、他のナッツよりもカロリーが高めですので、たくさん食べると太ってしまう禁断のナッツです。食べ過ぎに注意しましょう。
ひまわりの種
日本ではオイルでおなじみのひまわりの種ですが、アメリカではアスリートが運動途中の補助食として食べていたり、イギリスではミューズリーの定番の具材であったりと、欧米では「食べる」イメージの強いナッツです。
ひまわりの種はビタミンEが豊富で、葉酸や、必須アミノ酸の一つであるトリプトファンも多量に含まれています。このトリプトファンは脳内ホルモンであるセロトニンを増やし、精神安定効果があることで知られています。葉酸は貧血予防に効果を発揮する成分です。
ピスタチオ
その口をあけたような形がかわいいピスタチオは、おやつやおつまみとして抜群のです。しかもカリウムやビタミンB1、鉄分が豊富で栄養価が高いことから、美容と健康に効果的です。
種類別ナッツの栄養
ここでは先程ご紹介したナッツの種類の中から、栄養価の高いナッツの効果をご紹介します。
マカダミアナッツの栄養と効果
マカダミアナッツはたんぱく質や食物繊維、ミネラルが豊富で、さらに糖質が一粒あたり0.1グラムと非常に低いことから、ダイエットに効果的なナッツの種類です。
その他、特筆する成分としてはパルミトレイン酸が豊富に含まれていることです。この脂肪酸は、人の皮脂の成分とよく似ており、肌に塗るとアンチエイジング効果を期待できます。
食べて塗ってと、マカデミアナッツを日常的に取り入れておおいに活用しましょう。
アーモンドの栄養と効果
アーモンドの栄養と言えば、何と言ってもビタミンEでしょう。100グラムあたり35mgと大量に含まれています。ご存知のとおりビタミンEは強力な抗酸化物質で、アンチエイジングや生活習慣病予防に大きな効果を期待できます。
ビタミンEの摂取目安量は、成人男性で1日あたり7.0mg、成人女性では6.5mgとなっており、アーモンドは1粒約1gなので、男性でアーモンド約22粒、女性では約20粒で1日の摂取目安量を摂取できる計算になります。
またオリーブオイルに代表されるオレイン酸も豊富で、善玉コレステロールを増やし血液をサラサラにする効果があります。
クルミの栄養と効果
クルミは、ビタミンB1、B6、C、Eが含まれており、話題のオメガ3脂肪酸であるリノレン酸も豊富であることから、アンチエイジングや健康に大きな効果を期待できるナッツの種類です。欧米では、「クルミをたくさん食べると子どもを授かる」と言われるくらいに栄養価が高いことで知られています。
注意点としては、リノレン酸よりもリノール酸が豊富であることから、普段揚げ物などを多くとる習慣のある人が大量に摂取すると体内の脂肪酸バランスが悪くなり、逆にコレステロールが溜まりやすくなるという欠点あります。ですが極端に大量に食べるのでなければ、それほど心配することはないでしょう。
また、くるみは熱に弱く酸化が進みやすいため、できるだけ冷蔵庫で保管するようにしましょう。
おつまみとしてナッツの種類一覧
初回公開日:2017年11月16日
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