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2019年01月18日

チーズの種類別特徴と違い・名前・カロリー|離乳食/たこ焼き

世界中で愛され続けているチーズには、驚くほどたくさんの種類があります。チーズの種類と特徴、チーズに含まれる栄養やカロリーをはじめ、離乳食やたこ焼き、チーズケーキに適したチーズもご紹介しています。ぜひこの記事を参考にして、ご自分のお気に入りを見つけてください。

チーズの種類別特徴と違い・名前・カロリー|離乳食/たこ焼き

チーズの種類別による違いと特徴

チーズの種類別特徴と違い・名前・カロリー|離乳食/たこ焼き

世界中の人々に愛され続けているチーズには、数多くの種類が存在し、その数はなんと1000種類以上にのぼるそうです。チーズは、ワインや甘酒、味噌などのように、微生物の働きを利用して発酵させ、加工された食品です。チーズに使用されている微生物は乳酸菌と呼ばれており、チーズは生乳をこの乳酸菌で発酵させ、酵素で固めて作られています。

チーズには、大き分けて「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類に分類されます。それでは、それぞれの違いと特徴を見ていきましょう。

ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズとは、生乳を乳酸菌で固めて発酵、熟成させたものを言います。中には熟成させない「非熟成タイプ」のものもあります。

文字どおり「自然な」チーズで、チーズ中に含まれる乳酸菌や酵素が生きているのが特徴です。そのため、熟成の進行とともに風味が変化し、「食べ頃」と呼ばれる時期があります。また、原料となる乳の種類、乳酸菌やカビなど使用する微生物、製造方法、生産地などにより、形状や硬さ、風味が異なります。

生乳本来の風味を味わいたい方や、熟成による味の変化を楽しみたい方には、ナチュラルチーズがおすすめです。

ナチュラルチーズは以下7つの種類に分類されます。

・フレッシュタイプ
・白カビタイプ
・青カビタイプ
・ウォッシュタイプ
・シェーブルタイプ
・セミハードタイプ
・ハードタイプ

フレッシュタイプ

フレッシュタイプは、生乳に乳酸菌や酵素を加えて固めた後、水切りをして仕上げる非熟成タイプのチーズです。水分を多く含み、柔らかいのが特長で、ペースト状のものから粒状、モチモチとした食感のものまでさまざまな形状があります。

酸味が少なく風味が爽やかで、ミルク本来の味を楽しむことができます。クセもないので、生のままでも食べやすいチーズと言えるでしょう。できたて、新鮮なものほど風味がよいので、開封後はなるべく早く召し上がられることをおすすめします。

白カビタイプ

白カビタイプとは、その名のとおり、チーズ表面に白カビを繁殖させて熟成させ、カビでチーズを覆わせたもののことを指します。別名「ホワイトチーズ」とも呼ばれています。内部はクリーム色をしており、熟成が進行するにつれて表面に赤茶色の斑点が浮き上がってきます。中身は軟らかくなり、とろりと流れ出すほどになるのが特徴です。

白カビタイプは口当たりがクリーミーでマイルドなものが多く、カビの生えたタイプが苦手な方でも食べやすい種類です。

青カビタイプ

青カビタイプは、チーズ内部に青カビを付着させて繁殖させ、さらに熟成させたもので、一般的に「ブルーチーズ」と呼ばれています。大理石のような美しい模様をしていますが、塩気が強く、青カビ独特の強烈な味と香りがあります。クセが強いですが、通には人気のある種類です。

ウォッシュタイプ

ウォッシュタイプは、白カビタイプ同様、表面に白カビを植え付けて熟成させたチーズです。白カビタイプと異なるのは、熟成過程において、表皮を洋酒や塩水で何度も洗う(ウォッシュ)点です。このため独特な強い香りがありますが、中は軟らかく、その匂いに反して非常にマイルドで深い味わいが特徴です。

シェーブルタイプ

「シェーブル」とはフランス語で「ヤギ」を意味し、この種類のチーズはヤギの生乳を原料としています。ヤギの乳独特の風味とコクがあるのが特徴です。熟成が若いものは酸味があり、熟成が進むにつれてクリーミーになり、より風味とコクが増します。日本ではあまり馴染みのないチーズですが、通の間ではこの独特さゆえ人気があるチーズです。

シェーブルタイプの中には食べやすい種類もあり、サラダやフルーツに添えて食べるのがおすすめです。クセが強いものはジャムやハチミツなどで風味を和らげたり、加熱してパンやサンドイッチ、ピッツァにのせて食べるとよいでしょう。

セミハードタイプ

セミハードタイプは、生乳を凝固した後、圧力を加えて水分を取り除いた、比較的硬めのチーズです。乳酸菌の働きを利用してゆっくりと熟成させるチーズで、ナチュラルチーズの中でも長期保存が可能となっています。日本人好みの味わいのチーズで、日本で一番多く作られている種類のチーズです。

ハードタイプ

ハードタイプは、セミハードタイプのチーズよりさらに水分を取り除いたもので、軟らかさはほぼありません。熟成期間が長いので、非常に硬く、大きく、そして重量があり、アミノ酸の含有量が多いのが特徴です。じっくりと寝かせるため、深いコクと濃厚な旨味があります。

プロセスチーズ

チーズの種類別特徴と違い・名前・カロリー|離乳食/たこ焼き

プロセスチーズとは、1種類、もしくは数種類のナチュラルチーズを加熱して溶かし、乳化剤などを加えて加工し、再度形作ったチーズのことを言います。

スライスチーズ、粉チーズ、スモークチーズ、キャンディチーズなどは、すべてプロセスチーズの種類に含まれ、日本で最も親しみのあるチーズです。日本ではこのチーズの原料として、ゴーダチーズやチェダーチーズが主に使用されています。

プロセスチーズは、製造過程で加熱処理を行なっているので、乳酸菌やカビはすべて死滅しています。そのため、熟成が進行することがなく、味が一定に保たれ、保存性に優れているので、さまざまな用途に適しています。

種類別チーズの名前

チーズの種類別特徴と違い・名前・カロリー|離乳食/たこ焼き

ここでは、チーズの名前を種類別にご紹介します。各種類にさまざまなチーズがあるので、ぜひご覧になってみてください。

フレッシュタイプ

フレッシュタイプの代表的な種類には、モッツァレラチーズ、クリームチーズ、リコッタチーズ、カッテージチーズ、マスカルポーネなどがあります。そのまま生で食べたり、ケーキなどのスイーツに用いられることが多いです。

白カビタイプ

このタイプの代表的な種類には、カマンベールチーズ、ブリー・ド・モー、バラカ、シャウルスなどが挙げられます。ワインと一緒に楽しんだり、フルーツやクラッカーなどと合わせて食べるのがおすすめです。

青カビタイプ

日本でもよく知られている青カビタイプの種類に、ゴルゴンゾーラがあります。ゴルゴンゾーラはパスタやピッツァなどに用いられていることが多いので、一度はその名を耳にしたことがあるのではないでしょうか。他には、スティルトン、ロックフォール、カンボゾラ、ブルー・デ・コースなどが青カビタイプの代表的な種類です。

ウォッシュタイプ

ウォッシュタイプの代表的な種類は、リヴァロ、エポワス、ラングル、モン・ドール、ポン・レヴェックなどです。赤ワインと合わせたり、パンやクラッカーにのせて食べると、この種類のチーズの良さを楽しめるでしょう。

シェーブルタイプ

代表的なシェーブルタイプの種類には、ヴァランセ、クロタン・ド・シャヴィニョル、サント・モール・ド・トゥレーヌ、セル・シュール・シェルなどがあります。

セミハードタイプ

この種類のチーズで日本で有名なものに、ゴーダチーズがあります。とろけるミックスチーズや菓子類、チーズフォンデュなどに用いられているので、食べたことがある方も多いでしょう。代表的な種類としてはゴーダチーズの他に、カンタル、サムソー、サレール、フォンティナなどが挙げられます。

ハードタイプ

このタイプの代表的な種類には、パルミジャーノ・レッジャーノ、チェダー、ミモレット、スプリンツ、そしてアニメでおなじみの、大きな穴の空いたエメンタールなどがあります。

パルミジャーノ・レッジャーのは、パスタ類に削ってかけたり、リゾットに加えられたりしているので、馴染みがある方も多いことでしょう。一度はその名を耳にしたことがあるチェダーは、どんな料理にでもあう万能チーズです。世界的に人気が高く、この世で一番多く作られているチーズと言われています。

種類別チーズの栄養

チーズの種類別特徴と違い・名前・カロリー|離乳食/たこ焼き

乳を原料としたチーズには、乳に含まれる栄養が濃縮されています。100gのチーズを作るためには、1000mlの乳が必要となります。つまり牛乳を原料とするチーズを10g食べた場合、100mlの牛乳を飲んだ場合とほぼ同等の栄養を摂取することが可能です。

チーズに含まれる主な栄養素は以下となります。

・美肌や美髪、筋肉づくりに欠かせない「たんぱく質」
・艶やかな髪を作り、肌の潤いを保つ「脂質」
・骨や歯を丈夫にする「カルシウム」
・目やノドの粘膜を健康に保ち、がんを予防する「ビタミンA」
・疲労回復を助長し、脂肪を燃焼させる「ビタミンB2」など

このように、チーズには体の健康と美容にうれしい栄養がたっぷりと含まれています。小さなお子様から高齢者まで手軽に食べられ、他の食材や料理との相性も抜群の食品です。各栄養素の含有量は、チーズの種類によって異なります。それぞれチーズの特性を活かし、普段の食生活に積極的に取り入れていきましょう。

種類別チーズの栄養成分(100g)

種類・名称パルミジャーノ・レッジャーノブルーチーズカマンベールチーズプロセスチーズ
水分(g)30.845.651.845.0
たんぱく質(g)35.818.819.122.7
脂質(g)28.429.024.726.0
炭水化物(g)01.00.91.3
カルシウム(mg)1233528460418
ビタミンA(μg)270300250280
ビタミンB2(mg)0.370.420.480.38
鉄(mg)0.90.30.20.2
食塩相当量(g)1.393.82.02.8

種類別チーズのカロリー

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チーズのカロリーは、その種類によって大きく異なります。熟成期間が長く、水分量が少ないものはカロリーが高めで、ハードタイプの種類に属するパルミジャーノ・レッジャーノは100gあたり431kcalあります。一方、非熟成のフレッシュタイプの種類は低カロリーとなっており、カッテージチーズは100gあたり105kcalしかありません。

チーズは高カロリーで、食べたら太るというイメージをお持ちの方が多いことでしょう。しかし、前述したように、チーズの種類によっては非常に低カロリーのものもあります。また、チーズに含まれる脂肪酸は体内でエネルギーに変換されやすく、体内に蓄積されにくいという特性があります。

チーズは腹持ちもいいため、食べ過ぎを防いでくれるので、ダイエットにも効果的です。各種類のチーズの特徴を知り、適量を日々の食生活に上手に取り入れてみましょう。

種類・名称パルミジャーノ・レッジャーノゴーダチーズブルーチーズカマンベールチーズ
エネルギー(kcal)431380349310
種類・名称クリームチーズカッテージチーズモッツァレラチーズプロセスチーズ
エネルギー(kcal)346105280339

離乳食で与えられるチーズの種類は?

チーズの種類別特徴と違い・名前・カロリー|離乳食/たこ焼き

チーズは栄養価が高く、料理のアクセントにもなるので、離乳食に取り入れたい食品の一つでしょう。しかし、チーズの種類はさまざまで、脂肪分や塩分が気になります。また、原料が乳なので、食物アレルギーの心配もあるでしょう。そこで、ここでは離乳食に使ってもいいチーズの種類を、月齢別にご紹介していきます。

チーズは離乳食中期(7〜8ヶ月)頃から

チーズは、離乳食の中期頃から与えることができます。初めて与えるチーズは、脂肪分と塩分が少ないカッテージチーズがおすすめです。クセがなくあっさりしており、高たんぱく質なので、離乳食にぴったりのチーズです。

市販のカッテージチーズは裏ごしをして、軽く火を通してから与えましょう。この種類のチーズは、牛乳とレモン汁を使って、簡単に手作りすることもできます。手作りの方が安心という方は、ぜひ挑戦してみてください。

カッテージチーズは、スープに加えたり、トマト、茹でじゃがいも、にんじん、ブロッコリー、豆腐などをすりつぶしたものに混ぜて与えるのがおすすめです。

粉チーズやパルメザンチーズも早くから与えられますが、塩分が強いため、与える量に注意が必要です。お粥にかけたり、ささみや白身魚、野菜の風味づけに使うとよいでしょう。

離乳食後期(9〜11ヶ月から)に与えられるチーズ

離乳食後期になると、モッツアレラチーズ、クリームチーズ、ピザ用チーズ、とろけるチーズ、プロセスチーズなど、与えてもいいチーズの種類が増えます。

モッツアレラチーズとクリームチーズは脂肪分が高いので、与えすぎないよう注意しましょう。ピザ用チーズ、とろけるチーズは要加熱のものが多いので、その必要がある場合は十分加熱してから与えます。プロセスチーズは塩分と脂肪分が高いので、赤ちゃん用のものがおすすめです。

盛り合わせに人気のチーズの種類

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盛り合わせに人気のチーズには、カマンベールチーズ、モッツァレラチーズ、クリームチーズ、チェダーチーズ、ゴーダチーズ、プロセスチーズなど、どちらかと言うとクセがなく、食べやすいチーズが挙げられます。

ピリッとした苦味と塩気が特徴のブルーチーズは、ワインとの相性が抜群なので、よくチーズの盛り合わせに含まれています。また、白カビタイプのブリア・サヴァラン、ウォッシュタイプのモン・ドールやエポワス、シェーブルタイプのヴァランやセル・シュール・セルなどは、珍しいチーズが食べたいときにおすすめです。

たこ焼きにはどんな種類のチーズが合う?

チーズはをたこ焼きに少し加えるだけで味にコクと深みが出て、たこ焼きの美味しさが倍増します。トロッと溶けたチーズの食感もたまりません。また、チーズの種類によって、異なる風味を楽しめるのも魅力的です。

とろけるチーズやスライスチーズなど、プロセスチーズは無難な美味しさを楽しめるでしょう。クリームチーズやマスカルポーネを入れてクリーミーに仕上げたり、青カビタイプのゴルゴンゾーラで個性的な風味づけをしたりするのもおすすめです。ハードタイプのグリエールやエメンダ-ルチーズもたこ焼きにぴったりのチーズです。

チーズケーキに使われているチーズの種類は?

チーズの種類別特徴と違い・名前・カロリー|離乳食/たこ焼き

ベイクド、レア、スフレと、主に3種類あるチーズケーキですが、いずれのチーズケーキも主に使用されているのはクリームチーズです。

その他には、カッテージチーズやマスカルポーネ、リコッタチーズなど、軟らかくて塩分の少ないフレッシュタイプのチーズが用いられます。中にはブルーチーズ、カマンベールチーズやチェダーチーズで作られたものもあります。

チーズナイフの種類

チーズの種類や食べ方によって、適したナイフが異なります。チーズナイフを変えるというちょっとした工夫で、チーズの風味や食感が変化し、よりいっそう美味しく食べることができます。もちろん、ご家庭にあるペティナイフでも十分ですが、よりチーズを楽しみたいという方は、チーズナイフにもこだわってみるとよいでしょう。

チーズナイフには以下の7つの種類があります。

・パルミジャーノ・レッジャーノ・ナイフ:ハードタイプのチーズを砕く
・オメガナイフ:刃に穴が空いているのでチーズがくっつきにくく、白カビタイプ、ウォッシュタイプなど、ソフトタイプのチーズに適している。ハードタイプなども簡単に切れる
・クロタンナイフ:切れ味が鋭いので、脆く崩れやすシェーブルタイプに適している
・ペティナイフ:ハードタイプ、ソフトタイプのどちらにも使えて万能
・ドイツナイフ:ハードタイプや白カビタイプのブリーのような大型のチーズを切るのに最適
・ハードチーズナイフ:その名のとおり、ハードタイプのチーズに適している。

上記のナイフの他にも、ハードタイプのチーズを薄く削るチーズスライサー、セミハード、ハードタイプのチーズをおろすチーズおろし器、青カビタイプのような組織の脆いチーズを形崩れさせずに切れるギロチンなどがあります。

いろんな種類のチーズを試してみよう!

チーズの種類別特徴と違い・名前・カロリー|離乳食/たこ焼き

いかがでしたか。このように、チーズには数多くの種類があり、その色、味、形、香りはチーズによって多種多様です。食べたことのないチーズ、聞いたことのないチーズ、見たことのないチーズがたくさんあることでしょう。いろいろな種類のチーズを試して、ぜひ自分のお気に入りを見つけてみてください。

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