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山菜の種類一覧と名前|春/夏/秋/冬/北海道/長野/韓国

更新日:2020年08月28日

「山の幸」という言葉がありますが、秋は山菜シーズンとなり、多様な山菜が楽しめます。山にはどんな種類の山菜があるのか、季節によって採れる種類や地域で親しまれている山菜の種類をご紹介します。どんな山菜があるのかチェックしましょう。

山菜の種類一覧と名前|春/夏/秋/冬/北海道/長野/韓国

ハスカップ

ハスカップは北海道に自生する山菜です。苫小牧を中心とする、勇払原野と大雪山や知床などに自生している木の実です。一見果物に見えますが、これは山菜に分類され北海道では不老長寿の果実として貴重価値があります。

ハスカップはとても痛みやすく流通には適していません。そのため、北海道民の方もハスカップを知らない人が多く、生のハスカップを見かける事は少ないです。ハスカップは、5月中旬から8月中旬までが旬で酸味が強く水分量が多い山菜です。

長野県の山菜の種類

ウド

ウドは山ウドとも呼ばれ、木にはならない草です。食べられる部分は、柔らかい新芽やある程度育った若芽の部分です。販売されているものは農家で栽培されたものが多いですが、天然物の山ウドは味がよくとても美味しい種類です。

うどは独特の香りが特徴で、苦みがあり好き嫌いが分れる山菜でしょう。香りがよく歯触りもいい事から、毎年楽しみにしている人も多い種類です。天然物のウドは春から食にかけてが旬で、短い期間しか採れないので希少価値があります。

生食で和え物にして食べたり、サラダとしてもおいしいです。火をとおして炒め物にする時はシャキシャキした歯ごたえを残して調理するのがポイントです。

韓国の山菜の種類

ナズナ

春の七草で知られているナズナは、韓国でも親しまれている山菜です。日本ではぺんぺん草と知られ、雑草の部類に入れられる事もあります。冬の終わりごろから花茎を伸ばしはじめ、春になると白い花を咲かせます。

中国では古くから薬草として料理に使われ、日本でも古くから食用として調理されていました。七草粥に入れるようになったのは室町時代からで、今でも販売されているパックにはナズナが入っています。

山形の山菜の種類

根曲がり竹

この種類の山菜は、取れる場所が限られているため希少価値があります。食べる部分が少なく、食感も味も最高です。山形県の月山が非常に有名で、全国からこの山菜を目当てに訪れます。山形地方では、月山竹や月山筍と呼ばれ親しまれています。

この山菜は竹の種類では無く笹の若芽で、孟宗竹を細くした小さいサイズです。切ってみると、中が白く破竹よりも肉厚で歯触りがとても良いでしょう。アクが少なく生のままかじってもエグミが少ないです。

この山菜はクマが好んで食べることでも知られています。山菜取り目当てにむやみに山へ入ると大きな事故に繋がりますので、専門店で食べることをします。

新潟の山菜の種類

ズイキ

ズイキは八つ頭や唐の芋、赤芽芋などの里芋の葉柄部分です。八つ頭からとれる赤ズイキが一般的で、加賀の伝統野菜としても有名ですが、新潟でも古くから食べられています。長岡市や上越市で盛んに栽培されている種類で、長岡野菜や上越野菜として親しまれています。

山の恵み山菜をたっぷり食べよう

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初回公開日:2017年11月19日

記載されている内容は2017年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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