断食の食材別やり方と効果・日数別断食のやり方と効果
更新日:2020年08月28日
断食は、体重が減るのはもちろんですが、臓器を休ませることによって大腸や肝臓を綺麗にしてくれます。また、デトックス効果や余分な血中コレステロールを出すなど、体調だけでなく美容にも良い効果が得られます。
身体も軽くなるだけでなく、精神的にも安定したり呼吸が綺麗になったと感じるなど、断食はただ単に「食べない」という事だけでなく、精神的な変化や食に対する意識の変化も出てくるなど「自分改革」や「意識改革」にもなります。
健康
断食すると、免疫力がアップします。他にも便秘が解消されます。腸内環境が改善され整うと、精神を落ち着かせる成分の分泌が多く出ます。ですので、頭も気分もスッキリさせてくれます。
肌
断食の効果で、老廃物が排出されるので、肌が綺麗になります。血行も良くなり肌まできちんと酸素が届くので、美肌効果は抜群です。ただし、ストレスを感じる断食のやり方ですと、肌には逆効果です。ストレスにならないように、断食をして美肌を手に入れましょう。
宿便・腸
食べ物が腸に入ってこないので、消化吸収されない時間ができ、そのときに新陳代謝を活性化させ腸内の老廃物を一掃されます。なので断食をすると、腸の働きが良くなり宿便が排出されます。
妊婦・不妊
妊娠初期の妊婦さんが、つわりが酷くて食事が思うように取れないからと、自己判断で断食をするという断食のやり方はしないでください。
安定期に入り妊娠後期でしたら、中毒症など妊婦さん特有の病気にならないように、断食をするというやり方もありますが、必ず担当のお医者さんとそうだんしてからにしてください。
不妊で悩んでいらっしゃるのであれば、男性でも女性でも断食はです。断食をして血行不良を改善させるだけでなく、飢餓状態の身体は生命の危機と感じ子孫を残そうと繫殖能力が高まります。ですので排卵日の近辺で断食をすると、妊娠力があがるでしょう。
花粉症
免疫力が高まるので、花粉症対策に良いといわれています。断食をして、免疫器官でもある腸を綺麗にし元気にすることで、免疫力が上がり花粉症の症状に打ち勝つようにします。花粉症の症状が現れてからではなく、少し前から断食を始めるとより効果が得られます。
日数別断食方法
断食のやり方は「半日から3日間」の間は食事を抜いて、水分だけでなく栄養ドリンクや野菜ジュース酵素ドリンクなどを摂取するやり方です。絶対に水だけで過ごすというやり方はしないでください。
急激に始めると、空腹に耐えられなくなったり頭痛などの体調を崩してしまう人もいます。また、食べちゃいけないと強くストレスを感じてしまう人もいます。
なので最初は、仕事や他に予定がない週末などに、夕方の6時以降は水分だけにして翌朝の6時以降に朝食をとるという風に、半日(12時間)の短い時間を1日か2日続けるなどのやり方でも良いでしょう。
この短いやり方で慣れてきたら、3日断食や1週間断食にも挑戦してみましょう。1週間断食の場合は、断食の前の日の夜にドカ食いしてしまっては、翌日からの断食で空腹からの体調不良になってしまっては困るので、前日の夜から食事の量を減らしておきましょう。
3日間の場合は、3日たったからとスグに元の食事に戻すようなやり方ではなく、翌日の4日目にお粥などの消化に良い食べ物を食べてから通常の食事に戻す「回復食」というやり方を1日間ほど取り入れてから、元の食事に戻すようにしてください。1週間断食をされた方は「回復食」を2日間取り入れてください。
2週間以上や1カ月など、長期で断食をするときは、断食開始の1週間前か3日前から食事の量を減らしておきましょう。回復食は1週間ほど取り入れてください。
断食は半日でも効果を得られるやり方です。ですが、断食は断食をしている期間よりも定期的に断食を行うようにするのが大事です。週に1回や月に1回など、持続させるようにしましょう。
身体の中をいたわり気持ちを和らげる
断食している間は、固形物ではなく水分だけしか体内に入ってこないので、身体の中の内臓を休めてあげる事が出来ます。内臓もずっと働いていては、疲れてしまいます。動きが鈍くなったり弱ってしまったりします。
休みを取る事によって、また元気に動き始めます。断食をすれば、自分自身の身体の全てを、休ませてあげられることができます。○○抜きダイエットや朝だけ○○ダイエットにように、偏った食生活にはならないので、安心して挑戦することができます。
食事を取らない事によって、食への関心や興味や感謝など、食事をするということ自体をしっかり見直す機会になるでしょう。
心も身体もリセットして、心身ともにリフレッシュ出来るのが断食です。断食をしたら気持ちが明るくなるだけでなく、健康になり肌も艶やかになるなど、終わった後にその効果を実感できることでしょう。
初回公開日:2017年10月12日
記載されている内容は2017年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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