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2018年10月04日

干し柿にカビが生えた時の対処法・カビの見分け方・カビ防止方法

干し柿を作る際に気を付けなければならないのは『カビ』です。干し柿は非常にカビが生えやすく、素人目にも判断しにくいので注意が必要です。今回は『干し柿に生えてしまったカビ』について詳しく解説します。カビが生えた干し柿、どのように対処したら良いのでしょうか。

干し柿にカビが生えた時の対処法・カビの見分け方・カビ防止方法

干し柿って何?

甘柿であれば実った柿をそのまま食べる事ができますが、渋柿の場合は手を加えなければ美味しくいただくことができません。そこで昔から用いられている用法は、渋柿を干し柿にすることで柿本来の甘みを最大限に引き出して食べるという方法です。もちろん干し柿全てが渋柿という訳ではありませんが、柿を干すことで甘みが増すのはどちらにも言えることでしょう。

そんな干し柿は『干す』だけで作ることができますが、実は非常にカビがつきやすい食品なので注意が必要です。干し柿についたカビを気づかずにそのまま食べてしまうと大変なことになります。だからこそカビの見分け方や対処方法を知っておく必要があると言えるでしょう。今回は『干し柿のカビ』に着目して詳しく解説します。

干し柿にカビが生えたときの対処法

干し柿にカビが生えた時の対処法・カビの見分け方・カビ防止方法

干し柿にカビが生えてしまった場合、そのまま食べることはできませんしどのように対処したら良いのでしょうか。自家製の干し柿であっても、市販で購入したものであってもカビが生えやすいのには変わりはないので予め対処法をしっておくことが大切です。

少量のカビであれば対処することができる

干し柿にカビが生えているかどうかはしっかりと見極める必要がありますが、仮に少量のカビが生えていたとしたら35度の焼酎(ホワイトリカー)をペーパータオルに含ませて表面のカビを歯ブラシなどでこすりながら落としていくと良いでしょう。その後様子を見てカビが発生しなければきちんとカビが取り除けている証拠なので安心して大丈夫です。

しかしながら、干し柿全体にカビが生えてしまっている場合は根が深いことも考えられますし、取り除くことはまず不可能だと考えて諦めた方が良いです。カビの予防を次回からしっかり行うように心がけるようにしましょう。

干し柿にカビが生えたら食べられるかどうかの確認方法

もしも干し柿にカビが生えてしまっていたら、食べられるかどうか、カビが生えた干し柿をどうすべきか迷ってしまいます。そんな時の確認方法は一体どうしたら良いのでしょうか。

害のあるカビか害がないカビかが問題

干し柿に生えたカビが身体に害のないカビであるかどうかが一番の問題です。仮に害のないカビであれば食べることもできますが、素人目で見極めることは困難なためカビが繁殖していたらまず食べない方が良いでしょう。

しかし、干し柿に生えるカビは『青カビ』か『白カビ』がほとんどで青カビであれば干し柿の味に影響することがないので取り除けば食べる事ができるとも言われます。白カビの場合は風味も落ちていることから食べることは考えない方が無難です。

カビだと判断したら食べな方が良い

上記で説明したように青カビであれば取り除けば食べられる、とも言いますが、やはり根が深いこともありますのでちゃんと除去できるという確信は持てません。青カビは食べてしまうと腹痛以上の影響をもたらす非常に危険なカビです。菌の繁殖が目に見えない以上は初めから食べないのが得策だと心得ておきましょう。

干し柿のカビの見分け方

干し柿にカビが生えた時の対処法・カビの見分け方・カビ防止方法

小さい子供からお年寄りまで年代問わず口にできる干し柿は甘くて中身がトロトロとした口当たりが非常に好まれています。また、作り方がとてもシンプルなため、素人でも干し柿を作ることができますが、気を付けなければカビが生えてしまったり、色が悪くなってしまったりとトラブルも起きやすいのも干し柿の特徴です。

カビがついてしまった干し柿の見分け方って一体どうしたら良いのでしょうか。ここではカビの見分け方について詳しく解説します。

青や緑はカビ

干し柿の表面に青や緑色の場合は正真正銘のカビです。少量であれば上記で紹介したように焼酎を使って取り除くことができますが、広範囲の場合はそれは難しいので潔く諦めた方が無難でしょう。

白は柿霜か白カビの可能性も

干し柿に生えるカビは他にも白カビがあります。しかし干し柿は元々柿霜というブドウ糖や果糖の糖分が結晶化したものが付着しているため白カビとの見極めが非常に難しくなります。そのため、カビが発生するような要因が思い当たったり、カビかなと感じたら食べないことをオススメします。

干し柿が黒い場合は?

干し柿が黒い場合は大半が干し柿の干し過ぎによって乾燥がすすんだ状態にある場合です。仮に常温保存だったとしても乾燥がすすめば黒ずんでくるので干し柿の仕上がりを早くすることで黒ずみを避けると良いでしょう。

しかし中には黒カビが原因で黒ずんでいることもあるので、少量の場合はアルコールで拭き取りを行いましょう。広範囲の場合は上記でもお伝えしたように諦めた方が無難です。

干し柿のカビの取り方

干し柿にカビが生えていた場合は少量であれば取り除いて再度乾燥させることで対処することが可能です。ここではカビの取り方の詳細をご説明しましょう。

アルコールを使って取り除く

干し柿にカビが生えてしまった場合、少量であれば取り除くことが可能です。取り方としては上記でも紹介したように35度の焼酎をペーパータオルに含ませて拭き取っていきましょう。もしくは度数の高いウォッカやウイスキーなどを霧吹きにして吹きかけて干し柿を消毒し、再度干して乾燥させます。

どちらの方法にも言えることですが、取り除いたあとしばらくカビが生えてこないか確認は行うことをオススメします。少量であればこのような手順を踏むことでカビを取ることが可能です。干し柿のカビを見つけた際には試してみても良いでしょう。

干し柿のカビを防止するおすすめの方法

干し柿にカビが生えた時の対処法・カビの見分け方・カビ防止方法

干し柿のカビの取り方についてご説明しましたが、そもそもカビを防止するために手順を踏んでおけばカビの発生を最小限にとどめることが可能です。また、一度カビを発生させてしまったなら次回に活かすためにもカビの対策をしっかりと行いましょう。

熱湯と焼酎で殺菌効果

干し柿を吊るす前に熱湯に一度付けてから焼酎に漬け込む作業を行いましょう。この手順を踏むだけで干し柿を殺菌することになるので最もカビが生えにくい状態に持っていくことができます。すぐに準備できるものなので是非試してみましょう。

風通しの良い場所に吊るす

干し柿は湿気や長雨が原因でカビが発生してしまいます。そのため干し柿を干す場合は風通しの良い場所に吊るすようにしましょう。だからといって日光に当てすぎると乾燥が進んでしまい黒ずんでくるので日陰であって風通しの良い場所を選ぶのがおすすめです。気温が高い状態が続くとカビの発生につながるので干し柿を干す時期も11月中旬ごろにすると良いでしょう。

柿の干し方に気を付ける

干している柿がくっついているとそこに湿気が溜まったり風通しが悪いためにカビが発生する元になってしまいます。干し柿の干し方に気を付けるのもカビ防止に繋がるでしょう。

雨が降る時は室内へ避難させる

干し柿を干している間がずっと天気が良いとは限りません。雨が降る日にはカビが発生しやすくなることが考えられるため、できるだけ室内へ避難させて干すようにしましょう。また、干し柿は最初の3日間が肝心だと言われています。柿を干す最初の3日間に雨が降った場合は室内にてサーキュレーターを用いるなどして乾燥させていくようにすると良いです。

干しているときは焼酎スプレーも有効

上記で紹介したように、少量のカビであれば焼酎で取り除くことが可能です。それと同様に干し柿を干している間の手入れとして焼酎スプレーを使うのもカビ防止にオススメです。焼酎をスプレーボトルに入れて吹きかけてあげるだけでOKなので定期的に行いましょう。

冷蔵庫で保存してカビの発生を抑える

干し柿のカビの発生を抑える方法は、干し柿を保存するのであれば冷蔵庫に入れておくと良いでしょう。紙袋やキッチンペーパーなどで優しく包んだらジッパー袋に入れて密封させ冷蔵庫に入れておくと乾燥を防ぐだけでなくカビの発生を防ぐ事ができます。

干し柿のカビを食べたときの対処法

干し柿にカビが生えた時の対処法・カビの見分け方・カビ防止方法

カビが生えてしまった干し柿を食べてしまった時はどうしたら良いのでしょうか。ここではそんな疑問を詳しく解説していきます。

干し柿に生えたカビを食べてしまったときの症状

カビは細菌の一種ではありますが、日本にいるカビは食べたからと言って命に関わるほどではありません。また、日本のカビは胃酸によって殺菌されるのでそこから繁殖することもまずないと言われています。

カビを食べてしまった場合の症状としては腹痛や下痢などの症状で終わることがほとんどです。

カビを食べてしまったら殺菌できる食材を口にしよう!

カビを食べてしまったら軽い症状は出てしまうものの、日本において命にかかわるようなことはありません。しかしながら細菌を口にしているわけですから殺菌できる食材を口にすることが対処法としてオススメです。体内から消毒をしてあげましょう。

●殺菌作用のある食材一覧●
・うめぼし
・冬瓜や小豆
・シソや大葉
・香辛料
・純度100%のはちみつ
・たまねぎなどのネギ類
・穀物酢
・にんにくや生姜などの薬味類
・りんご

念には念をでこういった食材を口にして殺菌作用を高めるようにしましょう。

カビで怖いのはカビ菌よりも食中毒!

カビは細菌でありながら人体にとっては無害であることが多いため驚く人も多いのではないでしょうか。カビを食べてしまったら腹痛や下痢などの症状が出ることもありますが、これは一概にカビのせいだとは言い切れません。干し柿についたカビだけでなく、それにさらに付着した他の菌の影響であることが考えられます。

つまり、これを要約すると『カビが生えている状態の干し柿は、干し柿自体が傷んでいることが考えられる』ということです。そのため、カビの影響だけでなく食中毒菌のリスクが大きく、カビよりも他の菌の方が怖いといっても過言ではないでしょう。よって、カビが生えている干し柿の場合は、どうにかして食べよう、と考えるよりも諦めた方が安全策と言えるのです。

干し柿はカビが生えやすいので注意が必要

干し柿は非常にカビが生えやすい食品なので干している最中であっても、保存する場合にも注意する必要があります。特に干し柿を作る際は湿気がたまらないよう、風通しの良い場所に置くことが重要で、『場所』と『時期』を選ぶことが大切です。定期的に焼酎スプレーをかけるとカビ防止に繋がるのでオススメです。

もしも干し柿にカビが生えていたとしたら少量であれば取り除いて乾燥させることで食べることはできます。しかし、カビの根は意外に深いことや、素人目での見極めが難しいためカビだと感じたら諦めた方が安全だと言えるでしょう。干し柿は甘くて昔懐かしさを感じることのできる日本の伝統的な食品です。せっかくの干し柿ですからカビ防止を最大限に行って、美味しい干し柿を目いっぱい堪能しましょう。

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