【種類別】お茶の入れ方とマナー|急須なし/粉/茶葉/パック
更新日:2020年08月28日
マレーシアのお茶といえば「テー・タレッ」でしょう。
主にインド系やマレー系の住民に飲まれているミルクティーで、屋台などでも売られている親しみやすいお茶です。マレー語で「タレッ」というのは引っ張るという意味があります。カフェや屋台などで二つのカップを使って引き延ばすようにして作るので「テー・タレッ」と呼ばています。とても甘いお茶です。
入れ方についてですが、基本はミルクティーの作り方と一緒です。違う点はコンデンスミルクを使用しているところです。濃い紅茶にコンデンスミルクと砂糖を混ぜて作るのですが、慣れない方にはとても甘く感じられるでしょう。
しかし暑い南国にピッタリのお茶ですので、興味のある方は一度飲んでみてはいかがでしょうか。
ベトナムのお茶
ベトナムでよく見るお茶といえば「ロータスティー」や「ジャスミンティー」です。
ジャスミンティーは聞いたことや飲んだことがある方もいるでしょうが、ロータスティーに関しては知らないという方も多いのではないでしょうか。蓮(はす)を利用したお茶で「蓮茶」とも呼ばれています。蓮茶にはいくつか種類がありますが、一番なのが「蓮花茶」と呼ばれる緑茶に蓮の香りづけをしたお茶です。緑茶ですので日本人になじみ深く飲みやすいのではないでしょうか。
それでは蓮茶の入れ方についてですが、緑茶と同じように急須で入れるのが良いでしょう。量を調節することによって渋みを減らしたりもできます。また、冷たいお茶にして飲むのもなかなかです。
自分の好みにあった入れ方で楽しんでみてください。
イギリスのお茶
イギリスといえばなんといっても紅茶でしょう。
紅茶の中心地であり人々の生活にも欠かせない飲み物です。紅茶と共にお菓子やなどを食べる「アフタヌーンティー」はイギリス発祥の有名な習慣でしょう。元々は上流階級の社交の場としての要素が強いものでしたが、現代では礼儀作法など堅苦しいことは気にせず気軽に行う習慣になっています。
紅茶の入れ方についてですが、日本でもなじみの深いお茶ですので大体の方は自分なりの紅茶の入れ方があるでしょう。しかし、あえて入れ方のポイントを言うならティーポットは丸型を選びましょう。
美味しい紅茶は入れ方ももちろん茶葉も重要です。その茶葉の美味しさを引き出すためには、ポットの中で茶葉ができるだけ上下に混ざるのが良いです。そのためには丸型のティーポットが最適です。
これからティーポットの購入を考えている方はぜひ検討してみてください。
ロシアのお茶
極寒の地のロシアで好まれるお茶はやはり熱いお茶です。
ロシアで有名な飲み物といえばお茶の前にウォッカなどのお酒ではないでしょうか。なにせ寒い地域ですので人々は体を温めるためにさまざまな工夫をしています。その代表的な物の一つがウォッカです。アルコール度数の高いお酒で体をぽかぽかにして寒い冬を乗り切ります。
しかし、ほかにもロシアでは熱い紅茶を飲む習慣も根付いています。入れ方としてはやはり寒い地域ですのでぬるくするよりできるだけ熱いお茶にした方が良いでしょう。この際に甘いジャムや砂糖などを舐めながら一緒に飲むのが一般的です。
種類別のお茶の入れ方を知ろう
お茶の入れ方といっても最近は多種多様な方法があります。
茶葉から入れる方法やインスタントを使用したお手軽な入れ方などさまざまです。自分の好みやその時の状況にあった入れ方を選択するのが良いでしょう。
粉
一番お手軽なお茶の入れ方としては、やはり粉末状のいわゆるインスタントのお茶ではないでしょうか。お湯に混ぜるだけですぐにできあがりますし、今すぐお茶が飲みたいという方にはとても便利です。
しかし粉のお茶はこのお茶とは少し違います。
粉茶とは煎茶を製造する過程で落ちた粉のお茶のことです。粉末状のお茶がお湯に溶けるのに比べてこちらはお湯に溶けません。そのため、粉茶を飲む際のお茶の入れ方としては、茶こしを湯のみにセットしてお湯を注ぐのが良いでしょう。急須でも構いません。
飲んだことがない方も多いでしょうが、通常のお茶よりも安価で手に入れられますし濃いお茶が楽しめますので、そういうのがお好きな方は試してみてはいかがでしょうか。
茶葉
茶葉とはその名のとおりお茶の葉のことです。
世界にはたくさんのお茶の種類がありますが、そのどれもが元は同じ茶葉から作られた物です。日本でお茶といえば誰もが思い浮かべるのが緑茶でしょう。緑茶は生の茶葉を加熱処理し、茶葉が持つ発酵酵素の力を働かせないようにして作られたお茶です。
日本のお茶の入れ方といえばやはり、急須の中の茶葉にお湯を注ぎ緑茶で飲むのが定番ではないでしょうか。寒い季節には特にお茶入れ方です。
ティーバッグ
初回公開日:2017年12月25日
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