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布団乾燥機のダニ対策|方法/用途別・布団乾燥機の比較

更新日:2025年03月05日

布団を干したら気持ちいいでしょう。でも、布団を干しただけで布団の中に潜むダニを退治することはできません!布団に潜むダニを退治するには高温が必要です。そこで、布団乾燥機でのダニ退治や色んなメーカーさんの布団乾燥機をご紹介します。

布団を干したら気持ちいいでしょう。でも、布団を干しただけで布団の中に潜むダニを退治することはできません!布団に潜むダニを退治するには高温が必要です。そこで、布団乾燥機でのダニ退治や色んなメーカーさんの布団乾燥機をご紹介します。

布団乾燥機とは?

布団乾燥機とは一般的にどんなときにどんな目的で使われるのでしょうか。アパートやマンションなど布団が干せない環境にお住まいの方が、布団の湿気対策やダニ退治に使うものとされています。

最近ではどんどん機能がアップしてきて、様々な用途で布団乾燥機が使われるようになりました。梅雨の時期の衣類乾燥や靴の乾燥、冬場の布団温めや脱臭など機能をうまく活用し快適な生活お送る上で布団乾燥機はおおいに役立っています。

また、コンパクトで省エネ、袋やホースがないタイプや静音タイプなど生活に便利な布団乾燥機がたくさん開発されています。機能が向上している布団乾燥機は、1時間の使用で約10~15円の電気代で、550~680Wくらいの消費電力です。

布団乾燥機のダニ退治のやり方とは?

布団のダニを退治するために布団乾燥機を使うことは、最近ではごく当たり前に行われています。布団乾燥機を使ったからといって、ダニを100%退治できるというものではありませんが、何もしなければダニはどんどん増えてしまう一方です。

少しでも効果的にダニを退治するにはどんなやり方があるのか考えてみましょう。ダニ退治をしたいのか、ダニ抑制をしたいのかによっても布団乾燥機の使い方が変わってきます。

布団乾燥機を使う頻度はどれくらいがいいの?

例えば夏の時期に週1回・1ヶ月間布団乾燥機を使用した場合、ダニは3分の2くらい死滅します。全く布団乾燥機でダニ対策を行わなければ減るどころか大量に増えてしまうことになります。

ダニ退治をしたいという場合は、朝と夜の2回を3日間連続して布団乾燥機を使うことをします。そしてダニは熱くない面へ逃げるので、表面が終わったら裏面も布団乾燥機をかけます。運転時間は各メーカーによって異なるので説明書に従って設定しましょう。

ダニを抑制したい場合は、夏場や梅雨の時期に1~2週間に一度の目安で布団乾燥機をかけましょう。冬場なら月に1度くらいが良いでしょう。ただし室温にもよりますので、部屋がいつも暖かく湿っているならもう少し回数を増やすことをします。

布団乾燥機の時間は?

ダニは50℃以上の温度で完全に死滅します。布団乾燥機を上手に使ってダニをしっかり退治するには、各メーカーの機種にもよりますが、おおよそ1時間以上は必要だと言われています。
これはあくまで温風が当たっている場所に限られるため、袋を使わないタイプの布団乾燥機だと違ってきます。

袋を使わない布団乾燥機の場合は布団を移動させながら各場所ごとに1時間以上ということになります。袋あり地ぷの布団乾燥機ならば、表面が1時間以上、裏面にして1時間以上という目安になります。

ダニ対策モードで120分で完全死滅します。

布団乾燥機の温風を当てるポイントとは?

布団乾燥機に袋が付いているタイプの場合は、布団全体に温風を行き渡らせることができますが、ホースとアタッチメントの場合はその位置によって温風の当たり具合が異なってきます。位置によってはダニ退治に効果が発揮できにくい場合もあります。

そこで、温風を当てるポイントは頭部近辺を中心にすることです。ダニは足もとより頭部に多く発生すると言われており、フケや皮膚の破片がダニのエサになっているからだと考えられているからです。

温風はできるだけ布団の上部で、枕元を中心に当てるとダニ退治には効果的です。

布団乾燥機の袋について

最近では布団乾燥機に布団袋が付いていないタイプが多く発売されています。布団袋が付いていないタイプは、布団乾燥機の風力を高めることによってホースのみの使用で乾燥させることができるものです。

従来の袋付きと違ってホースを伸ばすだけの作業なので、袋の出し入れの手間がなく手軽に布団乾燥機が使えるというメリットがあります。布団乾燥機の時間は短くて済みますが、ダニ退治となると各メーカーの布団乾燥機がかなりの時間を要するという点で悩みです。

布団乾燥機使用後はダニの死骸を除去しよう

ダニアレルギーの人の場合は布団のダニを退治しただけでは、アレルギーを取り除いたことにはなりません。布団乾燥機でダニを退治したら、次にダニの死骸を掃除機などで除去しましょう。

ゆっくりと布団に掃除機をかけることがポイントです。ダニアレルギーの場合、ダニの死骸を吸引したり触れることでアレルギー反応が出ます。一度反応してしまうとしばらく完治しないので、注意が必要です。

布団のダニ退治はいつからすればいいの?

ダニは湿度が60%以上、室温が25~30℃の環境で繁殖します。日本なら梅雨の時期に最も派生しやすくなります。そしてダニは成虫になるまで2週間、2~3ヶ月生存してメスのダニは1日に1~2個の卵を産みます。

現代は人が住みやすい家の構造となっており、温かさも保たれます。それがダニをもっと繁殖させる結果になっていますダニ退治はいつからという決まりはなく、いつでも繁殖可能な環境ですので、思いついたらすぐに実行しましょう。

特に念を入れる時期として、ダニが大量に繁殖する梅雨や夏の時期ということになります。

布団乾燥機のタイプにはどんなものがあるの?

最近の布団乾燥機には袋(マット)式と袋(マット)なしのタイプがあります。袋式のタイプは敷き布団と掛け布団の間に袋を敷いて温風を送る仕組みです。袋なしのタイプはノズルを入れて温風を送るしくみです。

袋式だと出し入れなどが手間になりますが、温風が布団の隅々まで行き渡りやすいのでダニ退治には効果的です。メーカーでは三菱・パナソニックなどにこのタイプの布団乾燥機があります。

袋なしのタイプの布団乾燥機は、ノズルを布団に差し込んで温風を送るわけですが、なかなか奥や隅のほうまでは届かず、ダニ退治をするには布団を何度か向きを変えながら数時間繰り返す作業が必要になってきます。

ただ時間をかけても、うまく活用する自信がある人には片付けが楽な袋なしタイプの布団乾燥機でも十分でしょう。
次のページ: ダニ退治のための布団乾燥機を選ぶポイントとは?

初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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