シーツの洗濯頻度6例|清潔に保つ正しい洗濯方法5ステップ
更新日:2020年08月28日
寝具の中でもシーツは肌に当たりやすい
敷き布団、掛け布団、枕、寝るときに使う寝具にはこの3点は必需品です。中でもシーツは直接肌に接するものですので、汗などで汚れやすいです。
特に枕カバーや敷き布団シーツは毎日でも洗いたいぐらいですが忙しい毎日になかなかそうもいきません。しかし放っておくとダニの発生につながりますので最適な頻度で洗濯をすることをします。
何故洗う必要があるのか
シーツはなぜ最適な頻度で洗濯をする必要があるのかというと、それは人は寝ている間にコップ1杯以上の汗をかくからです。
その汗は乾いてもシーツに残りますので洗濯をしなければ取り除くことはできません。ダニはその汗が大好物ですので、不潔にしているとダニはどんどん発生します。
しかしシーツだけこまめに洗っていても布団にダニがいれば洗濯の意味がなくなってしまいますので、布団も乾燥機をかけるなどケアが必要です。
日本だけでなく海外でも気になる話題
シーツの洗濯の頻度が気になっているのは日本だけではありません。海外でもこのテーマに関する疑問はあがっています。
統計によると日本よりも海外のほうが洗濯の頻度が多く週に1度での頻度の洗濯、あるいは交換をしている人が多い結果が出ています。
海外は洗濯機や干し場の規模が大きいため、比較的シーツのような大きなものも洗濯がしやすいために日本よりも海外のほうが洗濯の頻度が多いのでしょう。
シーツの洗濯頻度6例
シーツを洗う頻度は生活の仕方や肌の調子により変わります。たとえば、出張が多くそれほど自宅の布団で寝ていない人は、週に1度も洗濯をしなくてもいいでしょう。
または、汗っかきの人は普通の人よりも洗濯の頻度を多く考えたほうがいいでしょう。
肌の弱い人の場合は難しいところで、洗剤が良くない人もいますので週に1度の頻度での洗濯とは一概には言えませんが、肌の状態によっては洗濯の頻度を考えたほうが良いでしょう。
例1:基本は週1
人はただ寝ているだけではありません。寝ている間にコップ1杯から1.5杯の汗をかきます。その汗をシーツが吸い取っています。シーツに付いた汗をエサとしてダニたちがどんどん発生します。
そのダニを防ぐためには夏は特に週に1回の頻度での洗濯をします。仕事で忙しい日々をお過ごしでしょうが、週1の洗濯でダニの発生をある程度防ぐことができます。
例2:汗っかきの人の場合
太っている人や異常に汗をかく人はいます。そんな人は夏はもちろん冬でも寝ている間にも大量の汗をかいています。
汗っかきの人は週1とは言わず週2ぐらいの頻度で洗濯をしてもらいたいところですが、なかなかそうもいきません。
しかし洗い替えのシーツがあれば週2は問題なく洗えるでしょう。汗っかきの人はぜひ洗い替えのシーツを準備して週2頻度で洗濯をしましょう。
例3:アトピー肌の場合
アトピー肌の人は、シーツの洗濯は週2回の頻度がです。ガーゼなどやさしい素材を選ぶなどシーツの素材にも気をつかわなければならないので、洗濯すればするほど傷みやすいのですが、とってもデリケートお肌ですのでなるべく負担を少なくしなくてはなりません。
週2の洗濯がですが、洗剤は無添加を選ぶなど工夫は必要です。あとは布団は頻繁に乾燥機にかけるなどして万全の対策をしてください。
例4:出張が多い人の選択頻度
仕事が忙しい人と出張が多い人とでは洗濯の頻度は違ってきます。まず、仕事が忙しい人は寝るのは自宅の布団ですので毎日寝るには違いありません。週1の頻度の洗濯をします。
また、出張が多い人の場合は、自宅の布団で寝ることが少ないという意味で、週1回の洗濯は必要ないでしょう。ただ、留守にするということで布団に湿気はこもります。布団乾燥機は頻繁に行うことをします。
例5:女性
女性だからとあまり汗をかかないというわけではありません。女性であっても寝ている間にかく汗の量はかわりません。太っていても痩せていても汗はかきますので、やはり週1回の洗濯をします。
女性だからシーツはそれほど汚れないだろうとおもっている人が多いようですが、そうではありません。女性も男性と同じように汗をかきますので、頻繁に洗濯をしましょう。
例6:お酒が好きな人
アルコールは発汗作用があります。と同時に、睡眠促進や鎮静効果もあるといわれていますのでよく寝る前にお酒を飲む人がいますが、そのような人は頻繁にシーツの洗濯をします。
しかし寝る前のお酒は良くないことがわかっています。摂取したアルコールを分解するために睡眠中も体が活動していますので眠りが浅くなります。また汗もかきやすくなります。質の良い睡眠にするためにも寝る前のアルコールは避けましょう。
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清潔に保つ正しい洗濯方法5ステップ
シーツは大きなものですので、洗濯も大変です。寝ている間に汗をかくことを知り、いくら頻繁に洗濯をしているとしても正しい洗濯法でなければ意味がありません。逆に間違った洗濯法により、洗濯をすればするほどダニを寄せ付けている可能性があります。
正しい洗濯法を知りシーツを清潔に保ちましょう。
ステップ1:ネットに入れる
シーツの正しい洗濯法ステップ1は、ネットに入れて洗濯をすることです。ネットに入れると生地をいためないことと、余計なごみが付きません。ネットに入れる際にはきちんとたたんで入れないようにしてください。
M字のように折りたたみ、全体の汚れが取れるように工夫をしてネットに入れるようにしてください。また、ファスナーに生地が引っかからないように注意しましょう。
ステップ2:普通コースを選択
シーツは直接肌に触れるものであるため、やさしい素材を使っています。しかし汗などで汚れやすいために週に1度の洗濯をしています。
週に1度の洗濯になるとやはり生地は傷みやすいです。洗濯は普通(標準)コースを選択しやさしく洗いましょう。逆にスピードコースで洗濯をすると汚れが落ちきれないことがあります。時間がなくても普通(標準)コースでの洗濯をします。
ステップ3:洗剤を入れる
肌が弱いし、頻繁に洗濯をするからと水洗いで終わってしまう人がいます。水洗いだけでもある程度の汚れは落ちてはいますが、シーツはきめ細かいため入り込んだ汚れは落ち切れません。やはり洗剤をつかって洗濯をするようにしましょう。
ステップ4:洗濯物は詰め込みすぎない
シーツのほかにも日ごろの洗濯物が山ほどある家庭は多いです。1度に洗濯をしてしまおうと、少々詰め込んでしまう人もいますが、それはやめてください。詰め込みすぎた洗濯は、汚れが落ちきれないどころか洗剤が繊維に残ってしまいます。
せっかく洗濯をしても繊維の中に洗剤が残っていると、そればダニのエサとなってしまいます。十分なすすぎができるよう、シーツ単体で洗うことをします。
ステップ5:黄ばみや臭いには漂白剤
頻繁に洗濯をしていてもいつしか黄ばみが残ったり、臭いが取れなくなることもあります。たくさん洗剤を入れてもたくさん柔軟剤を入れてもそれは同じことで、肌にも良くありません。そんな時は色柄ものにも使える漂白剤を使いましょう。
もし時間があれば黄ばんでいる部分に漂白剤をつけておいておくと落ちやすくなります。臭いは雑菌が繁殖している可能性があります。そんな場合にも漂白剤がです。
シーツは正しい洗濯方法と頻度で清潔に保つ
いくら週に1度の洗濯が良いとわかっていてもそんなに頻繁には洗えないという人も多いでしょう。そんな場合は仕方がありません。しかし正しい洗濯方法で清潔に保つことができます。
シーツは単体で洗濯をすること、天日干しをすること、広げて干すこと、漂白剤で臭いや黄ばみ対策をすることです。やはり天気の悪い日はシーツの洗濯は避けたほうが良いでしょう。
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人は寝ているときがもっともリラックスできるときです。寝具はファッションよりも注目して欲しいアイテムで、その寝具こそ快適に眠れるために清潔に保たなければなりません。
またこれからの季節はシーツ以外に毛布などもに気をつける必要があります。あとは天候不順による生乾きにも気を使いましょう。
初回公開日:2018年11月06日
記載されている内容は2018年11月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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