【素材別】カーペットの掃除方法・グッズ|タイル/ダニ
更新日:2020年08月28日
素材別カーペットの掃除方法はどうするの?
お部屋のアクセントにもなっているカーペットですが、1年中敷いてある場合は埃やダニの心配があります。毎日掃除をしているつもりでも、食べ物をこぼしたり、シミをつけてしまったりして、カーペットは汚れています。ここではカーペットの掃除方法や掃除グッズなどをご紹介します。
カーペットってどんなもの?
カーペットとは、床用の敷物です。材質はウール、アクリル、ナイロン、ポリエステルなどがあります。絨毯、ラグなどとも呼ばれています。カーペットは固定された状態で敷きつめられます。ラグは、小型で任意の場所に、飾りとして使われることが多い敷物です。
カーペットの役割
カーペットをフローリングの上に敷く場合や畳の部屋に敷く場合など、カーペットにはどのような役割があるのでしょうか。インテリアとしての装飾や保温など、カーペットの役割を見てみましょう。
1.保温効果:フローリングの場合は冬場など足元が冷たいので、カーペット敷くことで暖かさを感じることができます。
2.ハウスダストをおさえる:ハウスダストは人が歩くだけでも舞い上がってしまいます。しかし、カーペットの表面の繊維のデコボコがハウスダストの舞い上がるのを防いでくれます。
3.防音効果:意外と人の歩く音は気になります。カーペットを敷くことで、物音を和らげることができます。
カーペットの素材は?
カーペットは、さまざまな素材でできています。
使用する場所や用途によって素材を選びます。カーペットの素材は装飾性や防音、保温効果などの目的に大きく影響があります。ここではカーペットの素材やその特徴をご紹介しましょう。
ウール
ウールは夏は涼しく、冬は暖かいという天然繊維ならではの特徴があり、優しい風合いです。シックハウス症候群の原因と言われている、ホルムアルデヒドなどの物質を吸着してくれると言われています。
また、ウールは吸音性、吸湿性、難燃性、保温性を持っています。しかし、虫がつきやすくカビが発生しやすい欠点があります。防虫加工や防汚加工されたものを使いましょう。
ナイロン
ナイロンはウールに比べると安価で、強度があり摩耗に強い素材です。汚れが落ちやすく乾きが早い、耐久性があることからホテルや施設など業務用のカーペットとして多く使われています。
デメリットとしては、静電気が起こりやすいことです。毛玉ができやすく高温になると軟化したり溶け出す恐れがあります。
アクリル
アクリルは柔らかくふっくらした、弾性や保湿力がウールに似ています。アクリルは吸水性が少なく乾きやすい素材です。帯電性は小さく、耐薬品性があるのでカビや虫の害を受けにくい特徴があります。
ポリプロピレン
ポリプロピレンはナイロンと同じく強度に優れています。弾性があり柔軟性、摩擦に強い繊維で、絨毯に多く使われている繊維です。吸水性がないので、濡れても乾きが早いです。しかし耐熱性に弱く高温になると溶ける恐れがあります。
シルク
シルクは蚕の繭から紡いだ繊維です。シルクは肌触りが滑らかで、光沢があります。柔らかくて軽い繊維で吸水性があります。絨毯の中でも高級品です。手入れをしっかりすることで、何十年も美しいままで使うことができます。シルクは水に弱く紫外線が当たると変色することがあります。
初回公開日:2018年03月11日
記載されている内容は2018年03月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。