栓抜きがないときの代用品・栓抜きの代用品で開ける方法
更新日:2017年09月24日
栓抜きがない場合、紙でも栓抜きの代用が可能です。「硬い栓を紙切れ一枚で?」と驚かれる方もいらっしゃるでしょうが、実際にできる動画もあります。まずは、紙で栓を開けるやり方について説明します。
<紙一枚で栓を抜く方法>
1.A4の紙を半分に折り、またそれを半分にと計5回折っていく。
2.瓶の口を押さえる
3.折った紙の頭を栓にあてて押し開ける。
動画を見てわかるようにとても単純な方法になります。ペラペラの紙も折っていくと栓を抜けるほどに硬い強度になることに驚きます。
栓抜きがない場合の代用品-鍵
栓抜きがない場合に、鍵も身近な道具なので栓抜きの代用品として使いやすいです。やり方は、スプーンと同様ですが、栓にひっかける部分は細いところという点が違います。
<鍵で栓を抜く方法>
1.利き手を反対側の手で栓の近いところを握ります。
2.利き手で鍵の細い側を瓶の栓に引っ掛けます。
3.テコの原理で鍵を下に押して、瓶の蓋を開けます。
鍵の場合は、一度で開けることが難しいため、何度か方向を変えて挑戦してみてください。但し、鍵が壊れてしまったら家に入れなくなるリスクがあることをお忘れなく。壊れそうだと思ったらやめて、他の道具を探しましょう。
栓抜きの代用品で開ける方法
ワインの栓抜きがない場合も、様々な代用品で開けることができます。以下にいくつかの代用品をご紹介します。
栓抜きの代用品での開け方-ワイン
ワインを開けるときに「コルク抜きがない」となったことありませんか。せっかく盛り上がってきて、最大の見せ場で出したワインなのに飲めないとなったらがっかりです。そんなときに、コルク抜き以外で栓を抜くことができます。
<コルク抜き以外でワインを開ける方法>
1.釘
釘やネジなどの工具で開ける方法です。釘をコルク部分の適度な場所までねじ込んで、その後一気に引き抜きます。引き抜く場合にはペンチなどを使用しなければなりませんが、フォークなどでも代用可能です。この方法だとテコの原理を使うので女性でも比較的簡単にコルクを抜くことができます。
2.ナイフ
これはワインオープナーで開ける方法に近い開け方です。やり方としては、ナイフをコルクに刺してクルクルと回しながらコルクを抜くだけになります。途中、コルクがボロボロにならないように慎重に行いましょう。ナイフを刺したらゆっくりと回すことが重要です。ナイフは、ソムリエナイフやバターナイフなど鋭くないものを使ったほうが安全です。
栓抜きの代用品での開け方-コロナ
コロナを開ける場合は、通常の瓶を開ける方法と同じになります。前述のように、紙やはさみ、スプーンなどでテコの原理で簡単に開けることができます。ほかにも、テコの原理を使えば、瓶どうしの蓋部分を入れて開けたり、トンカチなどの工具を使うことも可能です。
栓抜きの代用品での開け方-瓶
瓶そのものを靴に入れて壁などにドンドンと叩きつけてコルクを抜く方法もあります。その場合、瓶側をタオルでくるみましょう。
キャンプなどで外でワインを開けるときに使えます。ワインを靴のかかと部分にあてて、木や壁などでどんどんと叩きます。コルクが抜けるときの空洞現象(水中で物体が高速移動したときに気泡が発生する原理)を利用して開ける方法です。
また、ワインボトルを揺らしたときにおこる「慣性の法則」により、ワインがコルクを押し出すとも言えます。但し、この方法だと叩いたときの衝撃でボトルがわれる危険がありますので、取り扱いに注意して行うようにしてください。タオルなどでボトルを包むと良いでしょう。
栓抜きの代用品での開け方-シャンパン
シャンパンは、もともと栓を抜くときに道具は必要ありません。コルクに布をかぶせて、利き手で被せた布ごとコルクをおさえつつ利き手と反対の手でシャンパンの瓶を回します。無理に回さず、抑えた右手は動かさないようにしてゆっくりと利き手と反対の手をまわしていくと瓶の方がコルクから抜けていくため、パコっと開けることができます。
いろいろな栓抜きの代用品は役に立つので覚えましょう
いかがでしたか。栓抜きの代用品は思った以上に多くあることがわかっていただけたでしょう。食卓に常にあるスプーンや割り箸、いつも持っているライターや鍵、コインなどで上手に開けることができれば、もし栓抜きがないとなっても役立つこと間違いなしです。ちょっと練習しないと上手くできないものもありますが、一度できれば簡単な代用品も多数あります。
ここで紹介した内容は、栓抜きやコルク抜きの代用品の一部ですので、テコの原理を使って他にも使用可能なものはたくさんあります。興味のある方は、いろいろと試してみるのも面白いのではないでしょうか。
初回公開日:2017年09月24日
記載されている内容は2017年09月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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