家系ラーメンのカロリー・栄養・脂質・塩分|スープ/麺だけ
更新日:2020年08月28日
家系ラーメンのカロリーはどれくらいなの?
今やラーメン大国となった日本です。ラーメン好きが高じて、毎日ラーメンを食べてその内容をブログにアップされる方も居られます。どこに美味しいラーメン店があるのかが分かりやすく記載されていますので、ラーメン好きにはありがたいことです。
また、食べログでも具体的な点数で味の評価がつきますので、初めて食べる方には安心できるシステムでしょう。
その中、家系ラーメンというラーメンをご存知でしょうか。こちらは、神奈川県横浜市が発祥のラーメンです。正式には、「横浜家系ラーメン」と呼びます。そのラーメンはどういう内容であるかと言うと、
・豚骨醤油味
・醤油味の塩分が強い
・ほうれん草
・海苔3枚
・燻製チャーシュー
以上が、家系ラーメン・並盛の内容です。そして、並盛一杯の平均は約900キロカロリーです。一般的な醤油ラーメンと比較すると脂質が多いため、高い数値となります。
塩分はどれくらい?
家系ラーメンは、味の濃さ、油の量、麺の硬さを好みで選べます。食券制のお店が多いですので、店員さんへ食券を渡す際に好みを聞かれますので決めておきましょう。
家系ラーメンは特に脂質が多いラーメンです。そのため、ラーメンの中でもカロリーは高い部類に入ります。スープを全て飲み干すと、およそ7gの塩分を摂取することとなります。こちらの数値は、規定の塩分摂取量と比較するとどういった数値なのでしょうか。
<1日に摂取して良い塩分の目安はどれくらいの量なのか>
日本高血圧学会の基準では、1日に6gまでと定めていますが、WHOの基準では1日に5gまでとさらに低い摂取量を推奨しています。
つまり、スープを全て飲んでしまうと「1日の摂取して良い塩分を超えてしまう」ことになりますので注意が必要でしょう。
栄養はあるの?
栄養に関してご紹介して参ります。家系ラーメンは、珍しく「ほうれん草」が入ったラーメンです。大抵のラーメンの場合、野菜では長ネギが主ですので、やはり特徴のあるラーメンです。
しかも、濃い目のスープと良くマッチしますので、海苔で巻いて食べたりと楽しみ方も膨らむラーメンです。そして、ほうれん草は栄養価が高くとても身体に良い野菜です。では、具体的にどういった栄養素が含まれているのでしょうか。
<ほうれん草に含まれる栄養とは>
・βカロテン
・ビタミンC
・鉄分
・カリウム
・マンガン
・シュウ酸
ほうれん草には以上のように豊富な栄養素がありますので、身体にとても良い食材です。トッピングで追加注文することで、脂質の高いラーメンの中、このように色々な栄養が摂取できますのでです。
スープはどれくらいなの?
家系ラーメンのスープは特有の濃い醤油とんこつ味で中毒性があり、全て飲み干す方も多いです。そして、スープのみでも約150キロカロリーあります。塩分以外で脂質も高いスープですので頷ける数値でしょう。
家系ラーメンはスープの味付けを「濃い目」や「薄目」でも注文できますので、カロリー数は多少前後します。また、色々なラーメンと比較しても「さっぱり系」というより、「こってり系」の部類に入るラーメンです。
スープには油が多量に使われていますので、摂り過ぎに注意する方が良いですが、動物性の出汁は栄養価が高いですので、適度な摂取量であれば身体を作る基となるでしょう。
麺はどれくらいなの?
家系ラーメンに使われている麺は「酒井製麺」という会社で作られているケースが多いです。スープとマッチングするように研究された中太麺で、少し縮れた特徴のある麺です。長さは食べやすいように「短めに切られている」のが家系の特徴です。
店舗によっては、並盛1食に使われる麺の量が異なる場合があります。平均的な並盛1食分の量をそれぞれご紹介いたしますので、参考にしてください。
・麺の量が120g当たりでは、約340キロカロリーです。
・麺の量が160g当たりでは、約450キロカロリーです。
家系ラーメンは「麺のみ」でもこれだけの数値があります。やはり、炭水化物は糖質が多いですので、ラーメンの具材の中でも一番高いカロリー数となります。
中盛りだとどのくらいになるの?
美味しいラーメンはたくさん食べたくなりますので、家系ラーメン店で「中盛」を頼む方も多いことでしょう。中盛は並盛の1.5倍の麺量を使う店舗が多いです。
・麺の量が210g当たりでは、約590キロカロリーです。
やはり、中盛ですと1.5倍の麺ですので、これだけの数値となります。特に家系の場合は、麺量をサービスで多めにしている店舗があり、210g以上の麺量がある一杯もありますので、サービスの多い家系のお店は通い詰めてしまいたくなることでしょう。
大盛りは高カロリー!
家系ラーメン店で完全な満腹になりたい方も居られることでしょう。長蛇に並ぶ店もあり、1時間近く並ぶこともあります。そのため、せっかく家系ラーメンを食べるのなら「大盛を注文しよう」ということもあるでしょう。
大盛は並盛の約2倍の麺が使われますので、カロリーは一体どれほどでしょうか。
・麺の量が300g当たりでは、約840キロカロリーです。
大盛1食の麺のみでこれだけの数値となります。これにスープやトッピングが加わりますので、トータルとしては、1,000キロカロリーを軽く超えるでしょう。
<卓上のトッピングを使うとどうなるの>
家系のお店では卓上に「にんにく」が置いてあり、自由に使うことができます。スープにとてもマッチした深い味わいとなりますので、つい多量に入れてしまいたくなるでしょう。このにんにくは、10gで13キロカロリーありますので、入れる量次第で全体の数値も嵩みます。
家系ラーメンとご飯を一緒に食べるとカロリーはどれくらいなの?
家系ラーメン店では、麺類以外にもライスを注文できます。時間帯によっては「ライス食べ放題」という店舗もあります。炊飯ジャーが置かれていて、セルフサービスとして提供している店舗もあり、若い学生さんは何杯もおかわりしていることもあるほどです。
家系ラーメンの特徴は「深みあるしょっぱいスープの風味」ですので、特に白いご飯が進むため、おかわりしながら食事をする方も多いです。海苔で巻いたり、チャーシューで巻いたり、スープに浸して食べる方法が多く見受けられます。
ご飯一膳を約140gとすると235キロカロリーです。ですので、1杯のご飯と並盛サイズのラーメン1杯の組み合わせではトータルで「1,135キロカロリー」あります。麺量が増えたり、ご飯をおかわりすることで、随時数値があがります。
初回公開日:2017年12月06日
記載されている内容は2017年12月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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