イライラは食べ物でおさまる？食べ物
更新日：2020年08月28日
イライラを抑える効果があるのはどんな食べ物や飲み物？
仕事や家庭で、いつイライラしてしまうことは誰にでもあるのではないでしょか。実は、そのイライラは食べ物によって抑えることができます。では、どんな食べ物がイライラを抑えるのに効果あるのか、またイライラしないしにくい身体を作るために食事ではどんなことが重要なのかを紹介します。
カルシウムとマグネシウムを多く含むもの
カルシウムとマグネシウムにはイライラの原因となる神経の興奮を抑える効果があります。また、マグネシウムはカルシウムの吸収を助ける効果があるので一緒に取ることが重要です。
カルシウムとマグネシウムを多く含む食べ物には、ひじきやこんぶなどの藻類、くるみやアーモンドなどのナッツ類、大豆製品があります。
ビタミンCやビタミンB群を多く含むもの
ビタミンCは、抗ストレス作用のあるホルモンを作るのに必要な栄養素です。ビタミンCを多く含む食材には果実や野菜があります。その中でもキウイフルーツ、柿、赤ピーマン、ブロッコリーなどが多くビタミンCを含みます。
ビタミンB1は脳に必要な糖分の代謝に使用される栄養素です。脳に十分な栄養がいかないと、脳が疲れてイライラの原因となります。ビタミンB1を多く含む食べ物には、豚肉、ウナギ、いくらやキノコ類などがあります。
ビタミンB6は精神を安定させる神経伝達物質の生成に必要な栄養素です。また、女性ホルモンとの関係性も深く、生理の前にイライラするのは血中のビタミンB6が不足するからです。ビタミンB6を多く含む食べ物にはマグロやカツオなどがあります。
トリプトファンを多く含むもの
トリプトファンは、セロトニンをつくるのに必要な必須アミノ酸です。セロトニンとは幸せホルモンとも呼ばれ、心身を安定させる働きをします。トリプトファンは、体内で生成することが出来ないため、食べ物から摂取するしかありません。
トリプトファンを多く含む食べ物は、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、しいたけやマッシュルームなどのキノコ類、かつおやまぐろなどの魚類、カシューナッツやピスタチオなどのナッツ類に多く含まれます。
リラックス効果のあるもの
リラックス効果があるものには、ハーブティやグレープフルーツがあります。特にハーブティの中でも、カモミールやラベンダーはストレスを緩和や安眠効果があります。また、グレープフルーツは、香りにリラックス効果があるのに加え、ビタミンCも豊富に含まれているためイライラを抑えるのに効果的です。
イライラを予防する効果的な食べ物は？
ナッツ類
ナッツ類の中でも特にイライラを予防するのに効果的な食べ物は、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツです。アーモンドには、カルシウム、マグネシウム、トリプトファンなどが多く含まれており、神経の興奮を抑えて、気持ちを落ち着ける効果があります。
カシューナッツは、ビタミンB1を多く含んでおり、糖の代謝を促し、脳に必要なエネルギーを作ります。ヘーゼルナッツはナッツ類の中でも栄養価が高く、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6を多く含み、神経の興奮を抑える効果があります。
大豆製品
豆腐、味噌、納豆などの大豆製品はイライラを予防するのに効果的な食べ物です。大豆はマグネシウム、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB6などを多く含みます。また、大豆に含まれる大豆イソフラボン女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た働きをするとこでホルモンバランスの崩れによるイライラを抑える効果があります。
初回公開日：2017年10月12日
記載されている内容は2017年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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