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イライラは食べ物でおさまる?食べ物

更新日:2020年08月28日

イライラを解消するには、運動したり、睡眠をとったりと様々な方法がありますが、忙しくて時間がとれない人も多いのではないでしょうか。そんなイライラは食べ物でも解消することができます。今回はイライラを抑える効果のある食べ物や食事法について紹介します。

イライラは食べ物でおさまる?食べ物

ブルーベリー

ブルーベリーは、ビタミンCやビタミンEなど抗酸化作用が強いものが多く含まれており、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑える効果がある食べ物です。ビタミンCは、水溶性で調理の時などの失われやすいので、そのまま食べられるブルーベリーはビタミンCを効率的に摂取できます。

ココア

ココアに含まれるカカオポリフェノールとテオブロミンにはイライラを抑える効果があります。カカオポリフェノールには緊張を和らげ、リラックスさせる効果があり。テオブロミンにはセロトニンの分泌や働きを助ける効果があります。ココアを飲む場合は、糖分の少ない純ココアで、トリプトファンを多く含む牛乳を使うとよりイライラを抑えるのに効果的です。

イライラを抑える即効性のある食べ物は?

即効性があるためには、食べてからより短い時間で栄養素が体に吸収される必要があります。つまり、イライラを抑える即効性のある食べ物とは、イライラを抑える効果があると同時に消化吸収がよい食べ物のことです。

バナナ

バナナはイライラを抑えるのにとても効果的で消化吸収の良い食べ物です。バナナがイライラを抑えるのに効果的な食べ物である理由は、セロトニンをつくるために必要なトリプトファンを多く含み、セロトニンを作る時のエネルギーとなる炭水化物や、作るのを促進するビタミンB6を含んでいるからです。さらに、マグネシウムや抗ストレス作用のあるポリフェノールも含んでいます。

ヨーグルト

ヨーグルトもイライラを抑えるのに効果的で消化吸収が良い食べ物です。ヨーグルトには多くのトリプトファンやカルシウムが含まれています。これはヨーグルトの原料である牛乳も同じですが、牛乳に含まれる乳糖は分解できない人がおり、消化が良い食べ物とは言えません。一方、ヨーグルトは乳糖を乳酸菌が分解しているので、牛乳にくらべて乳糖が減っています。

また、ヨーグルトの持つ整腸作用もストレス解消に効果があります。腸はセロトニンを作り出すのに重要な器官ですが、ストレスに弱く、ストレスがかかると動きが悪くなりります。乳酸菌は腸の動きを正常にします。さらに乳酸菌にはストレスホルモンの分泌を抑制する効果があります。

イライラを抑える食生活は?

3食きちんと食べる

人は空腹になるとイライラします。これは血糖値がさがることが原因で、緩和することはできても完全に抑えることはできません。したがって、空腹でイライラしないためには、規則正しい食生活を送り、食事の間隔をあけすぎないことが重要です。

3食の中でも、朝食が重要です。脳は寝ている間も働いているため、朝食を食べないと脳がエネルギー不足になりイライラの原因となります。

よく噛んで食べる

食べ物をよく噛むことの効果はは、ダイエットなど様々ありますが、イライラを抑える効果もあります。これは、噛むことでコレチストキニンというイライラを抑えるホルモンが分泌されるからです。一口で噛む回数は最低でも30回以上、50回程度が理想です。

甘いものを食べすぎない

甘いものを食べすぎると、血糖値が急激に上がったり下がったりして、ノルアルドレナリンが多く分泌されます。このノルアルドレナリンは、意欲を高める作用がある一方で、多く分泌されると不安や緊張を増長しストレスの原因となります。また、糖分は消化するのにビタミンCを大量に消費するため、ビタミンCが不足して、イライラの原因となります。そのため、イライラを抑えるためには糖分を取りすぎないことが重要です。

イライラの原因によって効果のある食べ物は違う!

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初回公開日:2017年10月12日

記載されている内容は2017年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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