失敗しない自宅での羽毛布団の洗濯方法・注意点・洗剤
更新日:2025年03月05日

脱水
脱水後は四隅を持って軽く振って羽毛が偏らないように整え、しっかり乾燥させます。乾燥が不十分だと、カビや臭いの原因になります。しっかり乾かすには、2日ぐらいはかかります。2日以上天気が続く日を選びましょう。
ドラム式洗濯機
ドラム式は縦型のように布団が浮き上がることはありませんが、浮いている場合は押して水を含ませます。脱水の時にバランスがとれなくて止まってしまう時は、他の衣類を隙間に入れるとスムーズに脱水できます。
縦型洗濯機
縦型の洗濯機を使う時は、水をためて洗剤を溶かしてから羽毛布団を中に入れます。十分に水を吸った状態にしてからスタートすると、羽毛布団が浮き上がらず洗うことができます。
お風呂で洗う場合の注意点

羽毛布団が自宅の洗濯機で洗えない場合は、浴槽を使って洗うことができます
洗う時の注意点
浴槽に15~20㎝程度のぬるま湯または水を張って液体洗剤を入れて洗浄液を作り、押し洗いまたは踏み洗いをします。強く踏みすぎると羽毛が傷んでしまうので気を付けましょう。また、濡れると空気が抜けなくなり羽毛が水を吸い込まなくなります。洗浄液を十分に吸い込ませるために空気を抜いてから洗います。
すすぎ
羽毛の中に洗剤が残ると臭いの原因になります。すすぎを十分にする為に、軽く洗濯機で脱水してその後きれいな水ですすぐという流れを3、4回繰り返します。
脱水
洗い終わったら、浴槽の側面にかけて脱水するか、自宅の洗濯機に入る場合は脱水にかけます。水を吸った布団はかなりの重さがあるので、まず浴槽の縁にかけて水を切るのがいいでしょう。
洗剤
羽毛布団の洗濯にはおしゃれ着用の洗剤がです。合成洗剤は羽毛の油分を落としてしまい保温効果が薄れてしまう可能性があるので、おしゃれ着用の中性洗剤を使います。
柔軟剤は使うべきか
羽毛布団のニオイが気になるときは、消臭効果のある柔軟剤を使うと羽毛独特のニオイを弱めることができます。しかし、柔軟剤により羽毛と羽毛がくっついてしまいふわふわ感がなくなってしまう可能性があります。
脱水の仕方とポイント
初回公開日:2017年11月19日
記載されている内容は2017年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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