フローリングのワックスの塗り方|剥離/ワックスシート/重ね塗り
更新日:2020年08月20日
油性ワックスは文字通りに油を主成分としています。フローリングにワックスを染み込ませて表面に膜を作るタイプです。油性ワックスはフローリングに油成分をのせることになりますので、水分をよくはじきます。また、汚れが床に染み込むのを防ぎます。
さらに、油成分を塗ることで、フローリングの木目や色味が際立ちます。水分を嫌う無垢剤フローリングに最適なワックスと言えます。
ワックスの選び方
ここではフローリングにはどんなワックスを使えばいいのか迷っている人に目的ごとのワックスを選ぶポイントについてお話します。その前にワックス選びのポイントについて触れます。まず、ワックスを選ぶポイントはフローリングにワックスを塗った後にペットの爪跡で、フローリングが傷つきやすいなどといったワックスの「硬さ」が大事になります。
ワックスの「硬さ」イコールワックスの耐久性になります。次に水分を寄せ付けない耐水性も重要です。さらに、フローリングでペットやお子様などが滑ったりしないように滑り止め効果の高いワックスを選ぶことが大事になります。
最後はフローリングを輝かせてくれる光沢が出るワックスを選ぶことです。以上のようにワックスを選ぶポイントは「耐久性」「耐水性」「滑り止め効果」「光沢」などの効果が高いワックスを選ぶことです。
赤ちゃんがいても安心して使える安全性重視のワックスとは
ペットが走っても、よちよち歩きの赤ちゃんが、滑って転んでしまう危険性のわるワックスは避けるべきです。またハイハイしている赤ちゃんが誤ってワックスがけされたフローリングを舐めても安全なワックスがあります。それは植物性の油脂などの天然成分を主成分とするワックスです。
また、人体への影響力が強い亜鉛、アルキルフェノールやリン化合物、スチレンなどを含まないワックスを選ぶことが大事になります。さらに、UVコーティングが配合されたワックスは紫外線で完全に硬化させているので、有害物質が発生しにくくなっています。
犬や猫などのペット向け
犬や猫などのペットを家族と同様に扱っている家庭が多く見られます。そんな中、今ではペットの健康に配慮したペット専用のフローリングもあります。犬や猫を飼っている人は爪の引っ掻き傷でフローリングがボロボロになる、また、犬がオシッコでフローリングがシミになってしまうなどの悩みを持っている人が多くいます。
そんな悩みを解消してくれるのが滑り止め用のペット用ワックス、抜群の防傷効果と驚異的な耐久性が実現したワックスなどペットのためのフローリングワックスがあります。それらのワックスは犬や猫が舐めても安全な成分を使っています。
また、犬のオシッコなどでもサッと拭くだけで床が綺麗になるので清潔性も抜群です。そんなフローリングには専門の業者にお任せるするのが一番です。
簡単にワックスがけをしたい作業性重視のワックスには
シートにクリスタルハードポリマーが配合されたワックス液を染み込ませてある、モップさばきが軽く、抜群の作業性のある水拭き感覚でフローリングにワックスがけができる樹脂ワックスがあります。
通常のワックスよりも薄いワックス被膜しか作れないといったデメリットはありますが、簡単にワックスをかけたいのであればです。
フローリング材を考慮したワックス
塗るとしっとりとして、フローリングの木目や色味が際立つのがオイルワックスです。このオイルワックスは水分や汚れが床に染み込むのを防ぐことだけではなく、フローリングに使われている木の表情を変えてくれます。
フローリングワックス3選
ここではフローリングにワックスをいくつか紹介します。
リンレイ ウルトラタフコート
こちらの「リンレイ ウルトラタフコート」はアクリルとウレタンの2種類の樹脂により、強靭な皮膜を作ることができます。フローリングの保護を目的に開発された、耐久性重視でワックス皮膜の耐久性は2年です。このワックスの最大の特徴はフローリングの表面に硬いアクリルの皮膜ができることでキズに強くなります。
また、透明皮膜と光の反射によりフローリングの表面にツヤが出ます。さらに、 樹脂ワックスをかけることで、フローリングにホコリや汚れが付きにくくなって、ワックスがけの後の掃除が楽になります。
毎年5月の連休に春の大掃除を夫婦で苦しくやっています。 築20年が、立ちますが木目がいつまでも同じで床掃除が完璧です。この掃除に費やす時間も今後の充実した老いの時間には大切なワックスです
出典: https://www.amazon.co.jp/RINREI-%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%... |
アクリガード
こちらの「アクリガード」は柔らかく、丈夫な被膜を形成する拭き取り不要のアクリル樹脂で滑り止め、ツヤ出し、床保護の3つの効果を発揮します。抗菌剤も入っているので安心して使うことができます。
初回公開日:2017年09月27日
記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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