Search

検索したいワードを入力してください

フローリングのワックスの塗り方|剥離/ワックスシート/重ね塗り

更新日:2020年08月20日

フローリングは毎日掃除していても、埃や小さなゴミが溜まります。また、フローリングは年季と共に、艶などがなくなってきます。その艶を出すにはワックスが必要になります。フローリングの掃除の手順や、ワックスを選ぶポイント、ワックスに対する知識などの情報をお届けします。

フローリングのワックスの塗り方|剥離/ワックスシート/重ね塗り

複合フローリングとは

複合フローリングは基材の表面に化粧材を張り合わせた木材を使ったフローリングになります。また化粧シートなど特殊加工の化粧材を張ったタイプ、天然木の単板を用いたタイプ、挽き板を用いたタイプなど表面の化粧材によっても分類することができます。

また、化粧シートタイプのシートにはプラスチックの一種であるオレフィン、紙などのシートに柄などを印刷したプリントシート・樹脂化粧シート・特殊加工化粧シートなどがあります。

また、天然木の単板を用いたタイプにはナラ・サクラ・カバ・ブナなどの自然の風合いを感じる、また、木目が鮮やかな木が使われています。さらに、反りやゆがみなどが少ない挽き板を用いたタイプも魅力です。

複合フローリングのメリット

複合フローリングは無垢(単層)フローリングが持つ伸縮や反りなどが発生しないのでフローリングの木材が安定しています。また、基材となる部分の種類などによって防音性や耐久性のあるフローリングを作ることが可能になります。

基材の組み合わせができるのでデザインにも幅がでて、個性的なフローリングを作ることができます。さらに複合フローリングに使う木材は量産が可能なため、無垢(単層)フローリングよりも安価でメンテナンス性に優れています。

また、加工品のため、無垢材によるフローリングよりも品質の良い商品を安定的につくることが可能になります。

複合フローリングのデメリット

一方で、複合フローリングのデメリットとしては、自然の木が持っている美しさや香り、木の温かみ、質感などがなく、また、肌触りも無垢に比べると無機質になります。そのため快適さという観点からすると無垢材を使用した無垢(単層)フローリングにはかなわないことになります。

また、複合フローリングの場合はフローリングに傷がついても、無垢材を使用した無垢(単層)フローリングのように補修ができません。また、自然の木のような柔らかさがなく、フローリングの踏み心地などにも課題があります。

フローリングに使われている木の種類

フローリングに使われている木材にはサクラやケヤキ、ブナなどの「広葉樹」と葉が針のように細長いマツやスギなどの「針葉樹」の2つに分けられます。広葉樹は針葉樹に比べて硬いのが特徴です。また、傷がつきにくいのも特徴です。

複合フローリングの板には広葉樹の木材が使用されているのが一般的です。また、針葉樹は主に無垢材に使用され、広葉樹に比べて柔らかいのが特徴です。では広葉樹や、針葉樹にはどんな種類の木があるのか見ていきます。

広葉樹の木材

広葉樹の木材には北米産で広葉樹を代表する高級家具材として知られているクルミ科の広葉樹であるウォールナットがあります。ウォールナットは日本の家具業界でも長く愛されている素材で家具業界では知らない人がいない程の木材です。

その特徴は渋さのある深くて、とても濃いブラウン色です。その色からブラックウォールナットという名前でも呼ばれています。シックな部屋のフローリングに最適な木材と言えます。他にもブラックチェリー・メープル・クリ(栗)・桐・チーク・ローズウッド・バーチ・ケンパス材といった木がありますので次項から簡単に紹介します。

ブラックチェリー

ブラックチェリーはきめ細かく、なめらかな手触りが魅力です。また切削などの加工が容易に行なえるなどの特徴もあります。さらに、ウォールナットと並んで高級木材として家具やキャビネット・床板・スピーカーなどの製品に使われています。

はじめは明るい琥珀色ですが、年季によって、色に深みがでてきます。高級感のあるフローリングとして使用するのに最適な木材と言えます。

メープル

メープルは広葉樹の中でも硬くて丈夫な素材と言われています。辺材は淡い灰白色で心材は灰色を帯びた黄褐色が特徴です。また、全体的に白く、鳥の小さな目が無数にあるような鳥眼目(バーズ・アイ)が入るのが大きな特徴になります。

落ち着いた木目と節による自然の優しさが感じられるフローリングに向いています。

クリ(栗)

クリ(栗)は辺材がやや褐色を帯びた灰白色で心材が褐色になっています。年輪がはっきりとした木目が特徴です。また、硬く耐久性があり、水に対しても強いため腐食しにくい木材であることから建物の土台などにも使われています。

また、強いだけではなく木目も美しいといった特徴もあります。さらに、栗は経年変化で徐々に色合いが濃く変化するといった魅力的な特徴も持っています。値段が少し高いので狭いスペースのフローリングに木材と言えます。

チーク

チークは世界の3大銘木の1つに数えられています。強靭な耐久性としてまた、高級材として世界中で大変のある木材です。東南アジアが原産のチーク材は重厚感のある美しい木目が特徴です。

また、チーク材は屋外でも腐りにくい、虫がつきにく、硬く頑丈といった特性から建築をはじめ、家具・造船・ドアー・桟橋そして彫刻など、様々な用途に使用されています。

虫がつきにくことからフローリングとしてできる木材です。

ローズウッド

ローズウッドは名前にあるようにバラのような香りを有する木材のことを言います。ローズウッドは黒っぽい落ち着いた色合いのブラジル産、濃い赤紫の色調インド産などがあります。また、ローズウッドには経年劣化とともに明るい色合いに変化していく特徴があります。

次のページ:針葉樹の木材

初回公開日:2017年09月27日

記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related