フローリングのワックスの塗り方|剥離/ワックスシート/重ね塗り
更新日:2020年08月20日
フローリングのワックスの塗り方
フローリングの艶を出すために必要なワックスの塗り方や艶だけではなく、フローリングの保護に役立っているワックス選び方のポイントなどの情報をお届けしていきます。
まずはフローリングをワックスがけするメリットについてご紹介します。
フローリングにワックスをかけるメリット
フローリングにワックスをかけるメリットはフローリングの艶だしと保護になります。フローリングは年季と共にフローリングに使用されている材質の劣化などにより、剥がれたり、艶がなくなったりします。それらを保護するために定期的なワックスが必要になります。
フローリングにワックスをかけることはフローリングの上に樹脂コートされ、フローリングに物を落としたり、引きずったりした時に直接フローリングにダメージが受けないように保護してくれるのが最大のメリットと言えます。
また、滑りやすいフローリングにワックスをかけることにより滑りの防止の役割もあります。さらに、フローリングにワックスをかけると、フローリングに光沢が出て、部屋全体が明るくなるといったメリットもあります。
フローリングのお掃除がやりやすくなる
さらに、フローリングにワックスをかけることで、フローリングの木材にゴミやホコリが入りにくいので、床専用のモップや、ワイパーで拭くだけで簡単に掃除ができるようになります。
魅力的なフローリングにする方法
では、部屋全体を明るくして、魅力的なフローリングにするにはどうのような掃除とワックスをすればよいのでしょうか。フローリングの日常の掃除は掃除機を使ってホコリやゴミを吸い取って、モップや乾いたタオルなどで拭き、たまにワックスをかけるのが一般的な掃除方法です。
フローリングが新しい時はそれだけで十分と言えますが、長く光沢のある魅力的なフローリングを望むなら、そのよな掃除だけでは難しくなります。ではどんな掃除の仕方をすれば、またワックスがけをすれば、長く光沢のある魅力的なフローリングを維持できるのでしょうか。
次項でその掃除方法についてみてみましょう。
フローリング掃除の手順
ここではフローリングの掃除方法の手順についてお話します。まずフローリングにワックスを塗る前にはホコリや髪の毛などのゴミが残っているとワックスした時にそれらが、固まってしまうので、ワックスを塗る前のフローリングにはそれらの小さなゴミがない状態でワックスをかけることが大事になってきます。
また、フローリングの表面にはゴミがなくても、フローリングの溝にゴミが残ることがありますので、掃除をする際は木目に沿って丁寧に掃除機使って掃除をしていくことが重要になります。
ウェットタイプのフローリングワイパーで水拭き
フローリングの溝にあるゴミなどを掃除した後はワックスがけに重要になるウェットタイプのフローリングワイパーや、雑巾やモップなどを使って水拭きをします。次にフローリングに水分が残っているとワックスを上手く塗ることができないので、フローリングの水分をとるために、ドライタイプのフローリングワイパーなどを使って乾拭きをします。
ワックスの重ね塗り
フローリングの水分を拭き取ったら、一度全体にワックスをかけます。そのワックスが乾燥したら、ワックスの効果を高めるために、フローリングワイパーやタオルにワックスを直接染みこませるなどして二度めのワックス塗りをします。
二度めのワックス塗りはワックス塗った後にワックスがけをしたフローリングを歩かないですむように、一番奥くにある部屋や、リビングの出口に向かってワックスを塗っていきます。ここでのワックスがけも、木目に沿って丁寧に掃除機使って掃除をした時と同じように、木目に沿って塗っていきます。
フローリングにかけたワックスが完全に乾燥するまでは、フローリングに近寄らないようにして、ワックスがけした面に水分などを落とさないように注意をする必要があります。
ワックスシートとフロアワイパーを使ったワックスがけ
フローリングにワックスがけをする時に便利なものとしてフロアワイパーがあります。またフローリングにワックスがけをする時にはワックス専用の使い捨てのワックスシートがありますので、このワックスシートはフロアワイパーに挟んでワックスがかけられます。
また、このワックスシートは使い終わったら捨てられるので、手軽にワックスがけができます。このワックスシートによりワックスがけの出来上がりに影響するので、できるだけ品質の良いものを選ぶことをします。
ワックスがけをする時期と頻度
初回公開日:2017年09月27日
記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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