汚い壁紙の掃除方法|ヤニ/カビ/セスキ/黒カビ/手垢/臭い
更新日:2020年03月12日
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壁紙のヤニ汚れの掃除には、セスキ炭酸ソーダがお勧めです。壁紙のヤニ汚れには、重曹やアルコールも有効ですが、それらで汚れが落ちない頑固なヤニ汚れには、セスキ炭酸ソーダが効果的です。
なぜ、セスキ炭酸ソーダがヤニ汚れに強いのでしょうか。それは、重曹よりも水に溶けやすく、ヤニの汚れに含まれている油分を乳化する働きがあるからです。セスキ炭酸ソーダを水に溶かして、スプレーで壁に直接、シューっと吹きかけてください。その後、スポンジや雑巾、ブラシなどでこすると簡単に、壁紙のヤニ汚れが落ちていきます。
カビ汚れ
洗面所やトイレなど、湿気がこもりやすいところでは、カビが発生することは少なくありません。また模様替えなど、何かをきっかけに家具を動かした際、家具のあった辺りの壁に、カビが発生していることもあります。
壁紙のカビ汚れは、重曹やセスキ炭酸ソーダや酢を水で薄めてスプレーして拭き取るとよいでしょう。落ちにくい壁紙のカビ汚れには、柔らかなアクリルたわしも有効です。カビ汚れは、ついゴシゴシとこすって掃除をしがちですが、やりすぎは壁紙を痛めてしまいます。注意しましょう。
黒カビ汚れ
湿気がこもりがちな洗面所やトイレ、窓のない浴室などに発生しやすい黒カビ。黒カビの汚れが落ちないで困っていませんか。実は、どこのご家庭にもあるもので意外と簡単に落とすことが出来ます。
ハイターなどの塩素系漂白剤と片栗粉をだいたい各大さじ1ずつ混ぜ、練り状にします。それを気になる黒カビにぬり、5分ほど放置。その後、濡らしたキッチンペーパーなどで拭き取ると見違えるほどきれいに落ちます。手が荒れるので、必ず手袋を忘れずに。また、洗剤の効果が薄れるため、練り状になったら放置せずに早く使いましょう。
手垢汚れ
特に小さなお子様がいると、壁に手を付けることが多いため、壁紙の手垢汚れ気になるのではないでしょうか。
手垢は、主に皮脂などの油っぽい汚れが目立ちます。そんな油っぽい汚れには、重曹、セスキ炭酸ソーダ、お酢などを水で薄め、スプレーなどで壁紙に吹き付けた後、拭き取りましょう。家庭にあるものを掃除に利用するので、小さなお子様のいるご家庭でも安心してお掃除が出来ます。
臭い
タバコの臭いや料理の臭い、お部屋の用途によって壁紙に臭いがしみついてしまうことがあります。そんな時は、重曹です。重曹をバケツに水を入れて薄め、布で壁紙を拭いていきます。汚れの目立つところは、スプレー容器に入れ、吹きかけて使うのもお勧めです。重曹が、汚れと臭いを一緒にとってくれるので一石二鳥の掃除法です。
ほこり
壁は、面積が広く、あまり頻繁に掃除をしないところでもあるので、壁紙にかぶったほこりって一見わかりにくいものです。床のほこりと違い、上からほこりが積もっていくわけでもないので、さっとほこりを払う程度の簡単な掃除で、普段は十分です。壁紙のほこりは、まず床掃除と同様、掃除機でサッとほこりを吸い取ります。それからフロワーワイパーで壁紙全体を拭いて仕上げます。
変色
紫外線による壁紙の変色、その他、毎日生活していれば、様々な理由で壁紙が変色してしまうことがあります。壁紙は、一度変色してしまうと残念ながら元に戻すことはできません。どうしても変色がきになるようなら、壁紙を貼り直しするか、塗り直すかです。
最近は、木目調や花柄などおしゃれな壁紙がたくさん販売されています。またDIYに慣れていないような人にでも簡単に扱える商品も販売されていますので、お部屋のイメージチェンジを兼ねて壁紙の張替えに挑戦されるのもよいでしょう。
油汚れ
初回公開日:2017年09月11日
記載されている内容は2017年09月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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