食器をおしゃれに収納するアイデア|引き出し/棚/シンク下
更新日:2020年08月28日
食器を棚に収納するメリットは、全ての食器を把握しやすく、うまく棚に収納すればインテリアとして確立できます。デメリットは、奥の棚や高い位置の食器は取り出しにくいことです。食器棚での収納のコツは、スペースを有効利用することです。腰から目線当たりまでの棚には日常的に使う食器を入れます。
食器棚の中の仕切りが可動式の場合は、全て同じ高さにするのではなく、広い空間や狭い空間を作ります。広い空間では大きな皿や背の高いコップを収納し、狭い空間では小物などを収納します。小さな小物と背の高いコップを同じ棚に収納してしまうと、デッドスペースが生まれてしまいますので、高さを揃えるようにするのがポイントです。
棚と棚の間の高さが取れそうなら、お皿をファイルボックスを使って縦に収納したり、ラックを使って二段、三段にして収納スペースを有効に使います。奥の方は取り出しにくいので使用頻度の低い物を入れましょう。
高い位置の棚はカゴや取っ手つきのマルチボックスに入れて取り出しやすくすると便利です。このボックスのカラーもカラフルなものを選んだり、同色で揃えることによって棚を綺麗に見せることができます。まとまりの悪い食器類は、見栄えも悪くなりますので、おしゃれな箱に入れることにより目隠し効果を狙います。
また、デザイン性のある食器があれば、思い切って見せるディスプレイ用の棚を作って飾るのも良いでしょう。おしゃれなお皿があれば、デザインを前面に向けて立てて収納すればコレクションケースのようになります。たくさんの物を収納したときに綺麗に見せるコツは、食器のカラーを揃えることです。
全て白の食器で揃えるとインテリアとして効果的です。しかし、一色に揃えるのは難しいですので、カラー毎に食器をまとめます。そうすることで統一感が生まれて視覚的に綺麗に見えます。カラー毎にするのが難しい場合は、濃いカラーのものと薄いカラーのものに揃えるだけで印象は変わってきます。
シンク下に食器を収納する方法
シンクの下に食器を収納するメリットは、デッドスペースを活かせることと大きな物を収納できることです。デメリットは取り出しにくいことと、入っている食器を把握しにくいことです。
シンクの下には思っているよりも大きなスペースがあります。しかし、配管が邪魔して活用しにくいと思う方が多いのです。最近では、通販などでシンクの下用の整理棚やラックが販売されており、うまく配管を通すスペースが元々ついているので、整理整頓がしやすくなっています。このような既存の商品をうまく使えば収納が簡単です。
既存の整理棚を使用しないで、うまくラックやマルチボックスなどを使い収納すれば自由度は高まります。シンクの下は奥行きがあり高さも充分なので、是非このスペースを最大限に活用してください。
シンクの下に収納するのに適した台所用品は、大きな鍋類、フライパン、水回りで使用頻度の高い用品です。収納の高さがありますので、ラックで数段の棚を作れば収納力がアップします。思い切って数段になっている小さな引き出しボックスを入れてしまうのも良いでしょう。
食器をかごに収納する方法
食器をかごに収納するメリットは、細かい小物がまとまり取り出しが簡単になり、可愛いかごをチョイスすればそれだけでインテリアになるところです。デメリットは一つ取り出すときも、まとめて棚の上部などに入れている場合、カゴ全部を出し入れしなければいけないところです。
かごに収納するものに適している食器は、細かい小皿や器や形が不揃いなものです。箸置きや湯飲みなど、まとめておけば使い勝手がよくなる食器を入れましょう。また、棚の高さにサイズを合わせたカゴを引き出しのように使用すれば、統一感が出て見た目もスッキリします。
その場合は深いカゴを使えば、大皿などは重ねておくのではなく立てて収納でき出し入れが簡単で収納力もアップします。また、毎朝同じバリエーションの食器を使う方ならば、一つのカゴにそれらをセットしておくと取り出しも洗った後の片付けも楽になります。
カゴの種類も色々ありますので、頻繁に使う物は中が見やすい物に、まとまりのない半端物の食器類などは目隠しに使い、クリアケースのようなカゴは表にラベルを貼ると整理整頓がしやすくなります。
食器をおしゃれに収納するアイデア
食器をきちんと収納してもなぜか雑然とした印象になってしまう場合、何が原因なのでしょうか。見た目が悪い一番の原因は、詰め込みすぎてスペースに余裕がないことです。
散らかっている部屋と同じで物が多いとまとまりがなくなってしまい、スッキリとした印象にはなりません。物が多いことでカラーや形を統一するのも難しくなり雑然とした雰囲気が出てしまいます。
食器を収納するのも同じでおしゃれに見せるには、不要な物は処分して数を減らすことです。お気に入りのカップソーサーセットがあるならば、お皿を重ねてカップも重ねてしまうのではなく、一客ずつお皿の上にカップを乗せて見せる収納にすればお洒落に見せることが出来ます。
カラーもなるべくまとめて、濃い色や薄い色ごとに配置すれば綺麗に見えます。まとまりがない小さな器や食器はカゴにまとめていれるか、引き出しに収納して隠す収納を心がけましょう。
調味料もバラバラの容器ではまとまりがありませんので、同じタイプの容器で揃えるだけでキッチンがスタイリッシュに生まれ変わります。調味料を入れ替えるのが面倒な方は、一つのボックスにまとめて入れれば目隠しになります。
離乳食の食器の収納方法
離乳食の食器はどこに収納すればよいのか迷うことが多いです。それは使用する時期が限られているからで、今だけだし出し入れするのも面倒だから手元についついまとめて置いてしまって、キッチンが片付いていない印象になってしまいます。
しかし、小さな子供が口にするものを収納せずにおいておくのも心配だし、かといって毎回細かい物を出し入れするのも面倒でスペースもないという場合、どうのようにしたらよいのでしょうか。
一番、懸念されるのは抵抗力の弱い赤ちゃんが使用する物が埃や雑菌の多い場所で保管することです。一番の基本は、清潔で換気のよい風通しの良い場所に保管することです。最近はペットを飼っている家庭も多いので特に気をつけましょう。
キッチンは人が行き来するのが多い場所なので、埃がたちやすく蓋のないかごやボックスにそのまま入れておくのは危険です。ペットの毛は高いところまで舞い上がります。特に、コンロ周りは熱が籠もりやすく、湿気がたまりやすい場所では雑菌が繁殖しやすいので気をつけましょう。電子レンジの周りも温度が高くなるので避けましょう。
できるだけ風通しがよく熱が籠もらない場所に保管するようにしましょう。食品庫がある場合はそこが一番適しています。しかし、食品庫まで行き来するのは面倒だという方は、コンロや電子レンジから離した場所に、必ず蓋つきの容器にまとめて収納しておくと便利です。剥き出しで置いておくのは避けます。
お皿やスプーン、離乳食の容器はサイズも小さいので一緒にまとめて置いておけば取り出しやすくて家事が楽になります。使用して洗った後の水気は綺麗に拭いてよく乾燥させてから収納容器になおしましょう。数時間おきにすぐに使うのでいちいち面倒だと思う方は、水切り籠に入れて、一日の最後に容器にまとめて収納しても問題ありません。
数日間使用しないというときは、使用前に煮沸消毒すれば安心です。離乳食用の容器はプラスチック製が多いですが、これらは長期保存しておくと色が変色したり、汚れや傷が目立ってしまい使えなくなる事が多いので、磁気、木製、陶器などの方が長持ちするでしょう。
一人暮らしの食器収納術
初回公開日:2017年09月25日
記載されている内容は2017年09月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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