フライパンの寿命の目安|フライパンの寿命を延ばす5つの方法
更新日:2018年11月27日
種類3:ダイヤモンド加工
ダイヤモンド加工も、テフロンの弱点である耐久性の低さを克服するべく開発された技術です。地球上で一番硬い物質ダイヤモンドを使った加工で、テフロン加工よりはるかに耐久性が高いです。
ダイヤモンド加工フライパンも身近なお店で安く買えますが、耐摩耗性テストや複層コートされている製品の方が寿命は長いと言えます。
ダイヤモンド加工のフライパンもマーブル加工と同様、丁寧に使えば1年から5年程度は支障なく使えます。
フッ素樹脂に名のダイヤモンドを混ぜて加工
ダイヤモンド加工とは、フッ素樹脂にダイヤモンドの粒子を混ぜたものでフライパンをコーティングし、耐久性を高めています。
ベースはフッ素樹脂なので、耐久性が高いとはいえコーティングの劣化は避けられません。寿命を少しでの長くするには、使用上の注意を守り丁寧に使う必要があります。金属ヘラも使用可能ですが、樹脂製や木製のヘラを使った方が寿命を長くできます。
種類4:セラミック
テフロン加工、マーブル加工、ダイヤモンド加工はフッ素樹脂によってフライパンをコーティングしていますが、セラミック加工はフッ素樹脂は使用してません。
セラミック加工のフライパンは、フッ素樹脂よりも高温や摩擦に強く耐久性が高いですが、フッ素樹脂より値段は高めな製品が多いです。
セラミック加工のフライパンもコーティングの劣化は避けられませんが、使用上の注意を守り丁寧に使えば2年程度は支障なく使えます。
セラミックの特徴
セラミックとは陶磁器のような素材で、フッ素樹脂に比べて熱に強く、酸やアルカリにも強いのが特徴です。
耐久性はフッ素樹脂より高いと言われていますが、衝撃や急な温度変化に弱く、落としたり熱いフライパンを急に冷やすとセラミックコーティングにヒビが入ることがあります。
真っ白ですべすべな表面が美しいですが、食材の色移りは避けられず、食材がするするすべるなめらかさも次第に劣化していきます。
フライパンでいろんな料理を作りたい人におすすめ!
炒め物や焼き物を作るのがフライパン、煮物は鍋、蒸し物は蒸し器と考えがちですが、フライパンはたいていの料理が作れる万能調理道具です。
フライパンでいろんな料理を作りたい人におすすめの本が角田真秀著「フライパンひとつで作る炒めもの、煮もの、蒸し焼き」です。
底が広いのでお湯を沸かすのも早く、大きな鍋より軽くて洗いやすいフライパンをもっと活用できるアイデアが満載、少ない素材で簡単に作れるレシピ集です。
本当に美味しい。レシピ通りに作るのは結構苦手だけれど、レシピ通りに作りやすく、美味しい。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R388URJK46EU... |
フライパンの寿命を延ばす方法
コーティングされたフライパンは食材がくっつきにく簡単に料理ができ、お手入れが簡単なのでとても便利に使っている人が多いでしょう。
フライパンの値段は幅広く、安いものを短いサイクルで買い替えたり、高いものを大切に長く使ったり、人によって考え方はさまざまですが、フライパンの寿命をなるべく延ばしたいという願いは誰もが持っているはずです。
ここからはフライパンの寿命を延ばす方法5つを紹介していきます。
方法1:空焚き・強火はしない
ほとんどのフライパンのコーティング材として使われているフッ素樹脂は、熱に弱いので空焚きは厳禁です。空焚きをしてしまうと、コーティングが剥げてしまうばかりでなく、400℃の高温になると有毒なガスを発生させてしまいます。
強火調理も、フライパンの温度が高くなりすぎてコーティングを傷めてしまうので、弱火から中火で調理するのが基本です。最近は蓄熱性の高い構造のフライパンも多く、弱火でも充分調理ができます。
方法2:金属製のへらなどは使わない
マーブル加工やダイヤモンド加工のフライパンでは、「金属ヘラOK」と謳っている製品も多く、そのような製品は金属ヘラを使ってすぐにコーティングが剥げてしまうことはありませんが、コーティングは確実に傷みます。
フライパンの寿命を延ばしたいなら金属ヘラは避け、シリコンなどの樹脂製や木製のヘラを使いましょう。耐久性を謳う製品であっても、優しく丁寧に使ってあげることがフライパンの寿命を伸ばすために不可欠です。
初回公開日:2018年11月27日
記載されている内容は2018年11月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。