一人暮らしの引っ越しの初期費用・挨拶の方法・業者
更新日:2020年08月28日
新居が無事決まったら、次は引っ越しの方法を決めます。引っ越しは、引っ越し業者にトラックで荷物を運んでもらうのが一般的となっていますが、一人暮らし、つまり単身者の引っ越しは荷物は少ないので、レンタカーや宅配便を使っての引っ越しも可能となっています。
レンタカーを使っての引っ越しとは、レンタカーを借りて荷物を運ぶトラックの代わりとして使って、そのまま自分で引っ越しすることができます。しかし、
この場合は荷物の搬出・輸送・搬入を全て自分で行わなければならず、運んでいく荷物の量や大きさ次第では家族や知人の助けを借りなければならなくなりますので、その量や大きさを事前に確認することが必要です。
そして一方で、荷物を入れるダンボールが少ない場合は、宅配便が効果的な引っ越し方法となります。宅配便は梱包されたダンボールしか配送できませんが、持っていくものの中で家具や家電など大きなものがなく、量も多くない場合の引っ越しでは方法です。ただし、ダンボールの個数によっては引っ越し業者を利用した方が安く済むことがあるため、一度インターネットで料金表を確認して見積もりを取ると良いでしょう。
その3:不用品を処分して引っ越しの準備をする
引っ越しは、持っていく荷物が多いほど輸送に費用がかかるため、料金が高くなります。新居へ運ぶ必要がないものは、引っ越しの前の準備をする際に処分をしておきましょう。
処分する方法は引っ越しのコツのその3でも説明しましたリサイクルショップに売る他にも、フリマアプリやオークションサイトを使う、友人や知人に譲る、そして引越し業者・不用品回収業者に依頼するといった多くのものがあります。
その4:一人暮らしの新生活で必要なものを揃える
ここまでの手順で引っ越しの方法が決まりましたら、いよいよ新生活の一人暮らしの準備に入ります。
まずは洗濯機や冷蔵庫、炊飯器やテーブルなど生活に最低限必要な家具と家電を揃えることから始めましょう。その中でカーテンや布団、洗面用具やトイレットペーパーや雑巾など、引越し当日から使うものは最初に用意しておけば一人暮らしを始めやすくなります。
その5:単身用インターネットの契約手続きをする
皆さんの中にも、一人暮らしでも携帯と同じくらいにインターネットは欠かせないと認識している人は多いでしょう。
しかし、インターネットの開通はすぐにできるものではなく、申し込みから工事まで最低でも2〜4週間と1ヶ月近くもかかってしまうことがあります。そのため、引っ越し先でもインターネットを利用したいのであれば、1ヶ月ほど前にインターネットの申し込み手続きを行っておくとスムーズになり安心です。
その6:市区役所で引っ越し前の手続きをする
一人暮らしの引っ越しでも、「転出届・転居届」「国民健康保険」と引っ越し先で二つの手続きを行う必要があります。
転出届と転居届についてですが、どちらも引っ越しに伴っての住民票を移動するために市区役所へ提出する大事なものです。しかし、転出届は他の市区町村、転居届は同じ市区町村内へ引っ越すためのものであるという違いがあることを覚えておくようにしましょう。
国民健康保険については、引っ越し先が現住所と同じ市区町村か、それとも別の市区町村かで必要な手続き内容が異なります。
同じ市区町村内へ引っ越しする場合の国民健康保険
同じ市区町村内へ引っ越しする場合の国民健康保険は以下のようになります。
引っ越し元で必要な手続き | 引っ越し先で必要な手続き |
---|---|
住所変更手続き | 必要なし |
他の市区町村内へ引っ越しする場合の国民健康保険
引っ越し元で必要な手続き | 引っ越し先で必要な手続き |
---|---|
資格喪失手続き | 加入手続き |
ちなみに引っ越しをせず、住民票を移動しない場合はこれらの手続きを変更する必要はありません。
その7:新居で入居の準備を整える
引っ越し先の新居の鍵は、基本的に入居日に受け取ることができますが、入居日と引っ越し日が同じ場合だと鍵が受け取れず、荷物を入れることができないため、注意が必要です。どうしても引っ越し作業が入居当日となってしまう場合は、事前に不動産会社に連絡・相談をして前日に鍵を受け取れるよう手回しを考えておきましょう。
そうして新居に入居したら、電気・水道・ガスなどの生活のライフラインを整えることを始めます。電気と水道はブレーカーのスイッチと元栓をそれぞれ操作することで使えるようになりますが、ガスは係員の立会いがないと使うことはできませんので、新居を管轄するガス会社へ連絡をしましょう。
その8:荷解きをする
ここまでの手順で引っ越しを無事に終えることができましたら、いよいよダンボールに入った荷物の荷解き、そして荷物や家具の配置で一人暮らしの部屋を形作っていきます。
「荷解きなんて面倒だ」「後でゆっくりやればいい」と放っておくと、いつまでも荷物がダンボールの中に、そのうち荷解きをやろうにも中に何が入っているのかわからず、混乱してしまうことがあります。
そうならないためにも、荷解きは早めに終わらせることが肝心ですが、逆に早く荷解きを終わらせようとダンボールを一気に開けるなど手をつけてしまうと、逆に中途半端に終わって部屋がゴチャゴチャした状況になってしまうことがあります。
そして、使い終わったダンボールは一枚ずつ折りたたみ、荷造り用のヒモなどで縛ってまとめておきます。あとはお住まいの地域のゴミ収集日をしっかり確認し、そのまとめたダンボールを片付けるのみです。
一人暮らしの引っ越しは焦らず気負わずにやっていく
初回公開日:2017年11月23日
記載されている内容は2017年11月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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