麻の衣類の洗濯方法|ドライ/手洗い/洗剤・混紡別での洗濯方法
更新日:2025年03月05日

麻×ウールの場合
麻とウールの混紡の場合、最初に水に数時間浸して水通しし、その後はウール用の洗剤で手洗いするのがお勧めです。擦る・揉むといった行為は繊維が逆立って絡み、縮みの原因となるので避けてください。シワにならないよう脱水時間は短めに行うのがポイントです。
麻の洗濯の注意点と対策
麻の特徴を整理しながら、洗濯する上での注意点と対策をご紹介します。
麻の縮む特徴をおさえる
麻の素材は綿と比べても圧倒的に縮みやすい性質があります。布地の縮みやすさを見る数値に「縮率」というものがありますが、縮率は下記の通りです。
・化学繊維:縮率は0~1%
・綿100%:縮率は2~3%
・麻100%:縮率は10%前後
つまり、麻は綿や化繊の衣類服よりも素材としての縮みやすいことがわかります。そのため、麻の縮みをできるだけ抑えるために、洗濯の際は下記の点に注意してください。
・洗濯ネットに入れる。
・おしゃれ着用洗剤を使う。
・水流は弱めの手洗いコースまたはドライコースにする。
・手洗いの場合は擦らず押し洗いを。
・脱水は短く。
・タンブラー乾燥は避ける。
このようなポイントを守り、優しく丁寧に洗ってください。ただし、この縮む性質は洗濯を繰り返すうちに止まります。より丈夫でしっかりとした風合いになっていくというメリットもあります。
・化学繊維:縮率は0~1%
・綿100%:縮率は2~3%
・麻100%:縮率は10%前後
つまり、麻は綿や化繊の衣類服よりも素材としての縮みやすいことがわかります。そのため、麻の縮みをできるだけ抑えるために、洗濯の際は下記の点に注意してください。
・洗濯ネットに入れる。
・おしゃれ着用洗剤を使う。
・水流は弱めの手洗いコースまたはドライコースにする。
・手洗いの場合は擦らず押し洗いを。
・脱水は短く。
・タンブラー乾燥は避ける。
このようなポイントを守り、優しく丁寧に洗ってください。ただし、この縮む性質は洗濯を繰り返すうちに止まります。より丈夫でしっかりとした風合いになっていくというメリットもあります。
伸びる可能性が極めて低いのは麻の特徴です
麻は縮むことはあるにしても伸びるということはほとんどありませんので、衣類が縮まないための対策をしてから洗濯することが重要です。
色落ちしやすい麻は汚れも落ちやすい
麻は洗った時、非常に色落ちしやすい繊維です。これは、麻の「繊維に色素が入り込みにくいため、染まりが悪い」という性質のためです。そのため、この性質は「汚れが浸み込みにくく落としやすい」という長所になります。洗濯時の色落ちをおさえるにはいくつかのコツがあります。
・蛍光剤や漂白成分が配合されていないおしゃれ着用洗剤を使う。
・摩擦による色落ちを避けるため、洗濯用ネットに入れる。
・直射日光が色落ちの原因になる場合があるので、風通しの良い場所で陰干しする。
・色移りの可能性があるので、他の衣類と一緒に洗わない。
これらのコツを抑えて麻の洗濯をすると、ある程度の色落ちを抑えることができます。
・蛍光剤や漂白成分が配合されていないおしゃれ着用洗剤を使う。
・摩擦による色落ちを避けるため、洗濯用ネットに入れる。
・直射日光が色落ちの原因になる場合があるので、風通しの良い場所で陰干しする。
・色移りの可能性があるので、他の衣類と一緒に洗わない。
これらのコツを抑えて麻の洗濯をすると、ある程度の色落ちを抑えることができます。
麻の特徴を上手に活かした風合いに仕上げるために
通気性がよく吸水性にすぐれた麻は、暑い夏場に重宝する素材のひとつですが、シワになりやすい・縮みやすい・色落ちしやすい・よれたり型崩れしやすいという難点があることもわかりました。
しかし、今回ご紹介した洗濯のポイントを抑えて、洗濯機洗いや手洗いをしていただくと、麻の特徴を上手に活かした風合いに仕上げることができます。お気に入りの衣類がより長持ちし、気持ちよく着られるように、こちらをキッカケに正しいお手入れ方法を身に付けてください。
しかし、今回ご紹介した洗濯のポイントを抑えて、洗濯機洗いや手洗いをしていただくと、麻の特徴を上手に活かした風合いに仕上げることができます。お気に入りの衣類がより長持ちし、気持ちよく着られるように、こちらをキッカケに正しいお手入れ方法を身に付けてください。
初回公開日:2017年09月14日
記載されている内容は2017年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。