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ナチュラルクリーニングに使われる5つ素材の特徴|お掃除の方法

更新日:2025年03月05日

ナチュラルクリーニングは、重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸など安全な素材を使って行うお掃除方法です。ナチュラルクリーニングは手荒れしにくく、環境にもやさしいお掃除方法です。ナチュラルクリーニングでよく使われる5つの素材の特徴やお掃除方法を紹介します。

ナチュラルクリーニングは、重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸など安全な素材を使って行うお掃除方法です。ナチュラルクリーニングは手荒れしにくく、環境にもやさしいお掃除方法です。ナチュラルクリーニングでよく使われる5つの素材の特徴やお掃除方法を紹介します。
セスキ炭酸ソーダはアルカリ剤としてナチュラルクリーニングではとても使いやすい素材です。

セスキ炭酸ソーダは、重曹より水に溶けやすい性質も持ち、脂汚れやたんぱく質の汚れに効果を発揮します。

水に溶かして換気扇など頑固な脂汚れの付いたものを漬け置きしたり、血液汚れにも強いので布ナプキンの漬け置きに使われます。

洗濯に使うことも可能で、汚れの軽い物ならセスキ炭酸ソーダだけで洗うことができます。

素材4:電解水

電解水にはいろいろな種類がありますが、掃除用に売られている電解水は、食塩水を電気分解することで発生した水酸化ナトリウムが溶け込んだ水で、アルカリ性の液体です。

電解水は、商品によってアルカリ性の強度や洗浄力は違いますが、重曹やセスキ炭酸ソーダと同様脂汚れやたんぱく質汚れに効果があります。

素材5:過炭酸ナトリウム

過炭酸ナトリウムは、重曹やセスキ炭酸ソーダより強いアルカリ性の素材です。

水に溶かすと酸素の泡が発生して汚れを落とします。過炭酸ナトリウムには殺菌・消臭効果があり、衣類についた食べこぼしやシミ、まな板の除菌や茶渋汚れ、洗濯層の汚れなど頑固な汚れの漬け置き洗いに効果的です。

アルカリ性が強めなので、ウールや絹などの衣類、漆器やアルミ、金箔などを使った食器への使用はNGです。

ナチュラルクリーニングを始めたい人に

これからナチュラルクリーニングを始めたい人に本が、本橋ひろえ著「ナチュラル洗剤そうじ術」です。

この記事で紹介している素材の他、せっけんやアルコールを使って、汚れの性質別に汚れを落とすノウハウがつまった1冊です。

ナチュラルクリーニングのお掃除術

ナチュラルクリーニングに使う素材はスーパーや100均などで手軽に買えるようになりました。過炭酸ナトリウムを置いているお店はまだ多くはないので、アマゾンなどネット通販を利用しましょう。

ナチュラルクリーニングの素材を手に入れて、さっそくお掃除を始めたい人のために、ここからは場所別にお掃除のポイントを紹介します。

活用術1:キッチン

キッチンに付きやすい汚れは、レンジ周りや換気扇の脂汚れ、水道周りの白く曇った水垢です。

普段の掃除は、重曹やセスキを水に溶かしてスプレーして拭き取ります。こびりついてしまった汚れは重曹を湿らせたものを直接汚れにつけてこするか、セスキを溶かした液に漬けこんでからこすればきれいになります。

水垢汚れはクエン酸水をスプレーして磨けばピカピカになります。

最後に水拭きをして仕上げましょう。

活用術2:お風呂

お風呂の汚れは、皮脂やせっけんカスなどたんぱく質と脂が混ざった汚れなので、重曹やセスキ炭酸ソーダが有効です。

浴槽はセスキの水溶液をスプレーしてからスポンジでこすって洗い流しましょう。

お風呂で使うイスや洗面器、手桶などは、浴槽にお湯を張ってセスキ炭酸ソーダを溶かし、漬け置きします。しばらくたってからスポンジなどでこすればきれいになります。

活用術3:トイレ

トイレのタンクや便器回り、床、壁などは重曹を溶かした水をスプレーした布でふいてから水拭きするとすっきりと汚れが落ちます。

便器の内側は重曹やセスキを溶かした水をまんべんなくスプレーしてからトイレブラシでこすります。黄ばみが気になる場合はクエン酸を溶かしたものをスプレーしてしばらく置いてからこすります。

活用術4:洗濯

ナチュラルクリーニングを実践する人は、洗濯は粉せっけんを使う人が多いですが、まずはセスキ炭酸ソーダを使った洗濯から初めてみましょう。

今は汚れていなくても1度使ったら洗濯する習慣の人が多いので、毎回洗剤を使う必要はなく、2~3回はセスキだけで洗濯し、3回に1回は洗剤を使ってしっかり洗うというサイクルで充分です。

洗濯は、洗濯機で水30Lにセスキ大さじ1杯程度を目安にいれ洗ってください。
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初回公開日:2018年10月25日

記載されている内容は2018年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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